これまでのジャンル意識を超えて、 真にアクチュアルな、 芸術のメッセンジャーとなる人材を!
![]() 芸術学科メディア系列 パンフレットPDF(1.2MB) |
文学部芸術学科は、1990年度に新設されました。以来、音楽学、映像芸術学、美術史学、の3系列を基幹として、幅広く、芸術の魅力に惹かれる学生たちのニーズに応えるべく、われわれ教師たちも試行錯誤を重ねてきました。
しかし、設立以来15年を経て、芸術とメディアをめぐる状況は、一変しました。日本のバブル経済とその崩壊後の長い経済的低迷、9・11テロからイラク戦争に象徴される国際情勢の迷走、また、もはや芸術にまつわるツールの根本的なありかたすら問い直されつつある、デジタル・テクノロジーの劇的な進化。私は、個々の人間が、音楽なり、美術なり、映像なりを産み出すエネルギーの根幹は、このような社会状況の激変を経ようとも、いささかも揺るがないと信じます。しかし、いま、このような時代にこそ、芸術の創造者と享受者との、最良の媒介者たる人材が求められているとも思います。
そんな現状認識のもとに、文学部芸術学科は、2006年度から、「芸術メディア系列」を新設します。この15年間の経験をふまえて、芸術をめぐるメディアで活躍したい、という学生たちの需要に応えるための新機軸です。新系列では、芸術をめぐるメディア論、演劇を中心としたパフォーミング・アーツ、コンテンポラリーな音楽に関する講義を中心として、才能豊かな多彩な講師陣をお迎えし、新たなコンセプトとカリキュラムで、即効性のある刺激を、学生のみなさんに与えたいと思っています。もちろん、既存の、音楽学、映像芸術学、美術史学の系列も、さらなる充実を図り、新系列との単位認定の相互乗り入れなどを構想しています。
文科系総合大学のユニークな芸術学科としては、すでに高い評価を得ている通称「ゲイカ」が、さらにパワーアップしますので、ご期待下さい。
芸術学科主任教授 山下 裕二

