第4回 (2009年5月30日)

『自転車世界一周&ありがとうの井戸掘りプロジェクト』

坂本 達(旅行家・株式会社ミキハウス)

はじめに)
 なぜ、自転車世界一周だったのか?

要旨)  
 自転車世界一周、そのためのスポンサー回り、西アフリカ・ギニア共和国での井戸掘りプロジェクト、ブータンでの学校設立プロジェクト、いずれにも共通するものがたくさんある。
 それは、あいさつすること、夢と目標を持つこと、強い意思を持つこと、感謝すること、準備を重ねること、自分を信じること、そして持ち味を発揮するというシンプルなことだ。それによって周りの人に理解され、応援してもらえるようになり、一人ではできないことが可能になる(一人の力には限界がある)。

 ローカリゼーションもそれを可能にしていくのは、すべて人と人とのつながりである。目の前にチャンスが来たときにそれをつかめるかどうかである。いかに他人に共感してもらい、喜んで応援してもらえるかでもある。

 また企画の実現は「企画内容」だけでなく、「人」(人望、熱意、人柄、夢、信頼など)によるものであること、「目標」を持って試行錯誤しながら研鑽していく中に苦労と成長と達成感があり、その結果に対して社会は評価(信頼)をすることも事実である。

 以下、ローカリゼーションを考え、実行するためのヒントとしてのメッセージ
(世界一周中の映像を交えて)

1  小さいことに大きな感謝。当たり前のことに気付くこと
2  生きているのではなく、生かされている
3  物事の判断は無意識でも、最後は自分で決めている
4  相手の大切なものを大切にすることで、自分が大切にされた
5  自分と違う、抵抗のあることを勇気を持って受け入れる
6  自分の役割について
7  自分の文化を誇りに思う
8  相手の文化を尊重し、できることを実行する
9  大切なものは身近なもの
10 「豊かさ」について

11 大自然、生きる力
12 人はみんな違っている。個性と役割について
13 自然とのやさしい会話
14 夢を語るということ、大人の役割
15 子どもたちの夢
16 子どもたちに教えられること
17 命の大切さ、自分にできること
18 西アフリカ・ギニア共和国でのローカリゼーション(井戸、診療所建設)
19 ひとり一人が関わることで社会が変わる
20 ブータンでのローカリゼーション(学校設立支援)

 

−坂本 達(さかもと たつ)先生のプロフィール−

専門分野

国際経済学

得意分野
自転車世界一周、国際交流、国際協力、人権
論文・著書 『ほった。−4年3ヵ月も有給休暇をもらって自転車で世界一周し、今度はアフリカにみんなで井戸を掘っちゃった男』三起商行(株)、2006年
『やった。−4年3ヵ月の有給休暇で「自転車世界一周」した男』幻冬舎文庫、2006年

DVD『夢 その先に見えるもの〜日本人サラリーマンとギニア人医師の友情〜』2008年11月文部科学省選定作品(少年・青年・成人向き)、文部科学省映像作品選定一覧、坂本 達 ギニア井戸掘りプロジェクト、ドキュメントリー作品