日本ペンクラブ女性作家委員会ではこれまで3回「女性と戦争」をテーマとするシンポジウムを開催してきました。
4回目となる今回は「沖縄集団自決訴訟」と「NHK番組改変訴訟」の二つの裁判を通して、「テクスチュアル・ハラスメント」ともいうべき表現されたものに介入するメディアと権力の問題について考えてみたいと思います。
表現者に対する昨今の圧力の問題、それを回避する方策について、皆様と意見交換ができればと考えています。是非ご参加ください。
○第一部 講演「表現をめぐる圧力」
宮城晴美氏(沖縄女性史家、『母の遺したもの』著者)
「“自決”という名の加害性 −ジェンダーの視点から見えてくるもの−」
林博史氏(関東学院大学教授、『沖縄戦と民衆』著者)
「なぜ“集団自決”が引き起こされたのか−教科書検定によって歪曲された研究成果−」
西野瑠美子氏(「戦争と女性への暴力」日本ネットワーク共同代表)
「NHK番組改ざん事件と歪められた記憶」
○第二部 パネルディスカッション「表現の危機の現状にどう向き合うか」
主催:日本ペンクラブ女性作家委員会・明治学院大学沖縄文学研究会
明治学院大学国際平和研究所・東洋英和女学院大学現代史研究所
〈お問い合わせ先〉日本ペンクラブ事務局 пF03-5614-5391 E-mail: info@japanpen.or.jp
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