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連続公開セミナー《AJF・HFW・JVC・明治学院大学国際平和研究所共催》
「食料価格高騰がアフリカ諸国に及ぼす影響」第1回
■なぜ高騰する食料価格−食料価格はどうやって決まるのか?−■
世界的な食料価格の高騰によって各地で食料を求める行動が広がり、
また教育費・保健医療費が食費にあてられたため、 子どもたちが学校へ行けなくなる、
乳幼児死亡率が高まるなど、さまざまな問題が起きています。
先月末、横浜で開かれた第4回アフリカ開発会議(TICADW)でも、
アフリカ諸国の首脳から、食料危機によって 社会不安が高まっている状況では
経済成長は望めない、MDGs達成がさらに遠のくという発言が相次ぎました。
アフリカ54カ国のうち21カ国で食料が不足しているのに加えて、
食料価格高騰のために援助食料が半減するなど、 危機が増幅される状況も報告されています。
6月3〜5日にローマで開かれた世界食料サミットでは、アフリカのNGOも貧困層への実質的支援を強く訴えました。
7月に北海道で開かれるG8サミットでも議題として取り上げられる食料価格高騰が、
なぜ起きているのか、 どのような対応が求められているのかをテーマに、
連続公開セミナー「食料価格高騰がアフリカ諸国に及ぼす影響」を開催します。
7月3日の第一回セミナーでは、東京農業大学教授の板垣啓四郎さんに、
「なぜ高騰する食料価格:食料価格はどうやって決まるのか?」
を話していただき、質疑・討議を行います。皆様ふるってご参加ください。
●定員:70名
●参加費/資料代:一般 500円(AJF、HFW、JVC会員および明治学院大学在籍者は無料)
●お申込み・問合せ:(特活)日本国際ボランティアセンター(JVC)
〒110-8605 東京都台東区東上野1-20-6 丸幸ビル6階
電話:03-3834-2388/FAX:03-3835-0519
nabekama@ngo-jvc.net (担当:渡辺)
●主催:アフリカ日本協議会(AJF)、ハンガー・フリー・ワールド(HFW)
日本国際ボランティアセンター(JVC)、明治学院大学国際平和研究所(PRIME)
※7月17日(木)には第2回目として、バイオ燃料問題と食料価格高騰の関係について、
東京農業大学准教授の稲泉博己さんにお話ししていただきます。 |