PRIME トップへ
PRIMEについて 研究活動とその記録 平和教育 出版物 ライブラリー メッセージ
  <<公開研究会・講演会・勉強会 トップへ  

公開研究会 「路上という劇場:販売×表現者と一緒に考える」

ゲスト
岩楯磨州さん(上野アメ横の魚屋×インディーズ人類学者)  
仮屋崎健さん(こまどり社主+こまどり活動家、芸術家 こまどり社HP)
越沢保幸さん(『ビッグイシュー』販売員)

日時
2009年  7月7日(火) 13時〜15時

場所
魚らん商店会館(港区高輪1丁目 #養老の滝魚らん坂店隣)

研究会概要

***********************************************************************
授業という形式によるライヴ・トーク#2 明治学院共通科目「日本・アジア研究 In Tokyo」
ゼミ公開講座+Peace Research in Action公開研究会
「路上という劇場:販売×表現者と一緒に考える」
***********************************************************************
■趣旨
本来、路上とは、人とものとが行き交い、立ち止まり、交わる場でなかったのか。
話す場としての路上、遊ぶ場としての路上、学ぶ場としての路上、
物をやりとりする場としての路上、表現の場としての路上、人と出会う場としての路上……。  

そんな路上がいつしか、ただ通りすぎるだけの場所に変わっている。
<交通>が、ますます便利になり、ますます速く出発地と目的地を結ぶ。
気づけば出発地も、目的地も同じような景観となり、
気づけば目的地で出会う人々も、出発地で出会う人も、ごく限られたものになっている。
その傍らで息をひそめる人々の存在を排除し、監視しながら。
そんな時代に、もう一度、路上の可能性と多様性を考える。
路上に生きる人々、路上を生業の場とする人々、路上で表現する人々と考える。

路上で考える、そんな出会いと対話の場。

■ 話題予定
・「カニ販売は演劇である」、「バザール経済として、アメ横を見る」、 「無秩序の場としてのアメ横の魅力」
・ありふれた空間をゆがめる表現活動について
 (たとえば、マンションの芝生で弁当を食べてみることとか、路上図書館のことなど)
・ビッグイシューとは何かの説明/新しい「屋台」としてのビッグイシュー販売(ストリートカルチャーとしてビッグイシューを見る)

■ゲスト・スピーカー
  岩楯磨州さん(上野アメ横の魚屋×インディーズ人類学者)
  仮屋崎健さん(こまどり社主+こまどり活動家、芸術家 こまどり社HP)
  越沢保幸さん(ビッグイシュー販売員)

■コーディネーター  猪瀬浩平(明治学院大学国際平和研究所員)

■日時 7月7日(火) 13時〜15時

■場所 魚らん商店会館(港区高輪1丁目 #養老の滝魚らん坂店隣)

■会費 無料(ただしビッグイシュー、及びこまどりコーヒーを購入してください)

■主催 明治学院大学国際平和研究所
■協力 魚らん商店街、白金志田町倶楽部

■参加者はなるべく、国際平和研究所までご一報ください。

******************************
明治学院大学国際平和研究所(PRIME)
〒108‐8636 東京都港区白金台1-2-37
Tel:03(5421)5652/Fax:03(5421)5653
E-mail: prime@prime.meijigakuin.ac.jp
******************************



報告(参加学生より)

  社会学科3年生の七海莉佳さんによる報告です。

 7月7日、白金のぎょらん会館にて、「路上」をテーマにしたライブ・トークを行い ました。 このライブ・トークでは、3人のゲストに自分の行っていることをそれぞれ語ってい ただき、その後は話を聞きにきた参加者も交えながら「路上」の持つ可能性、「路上」の持つ意味についてディスカッションを行いました。
 本題に入る前に、会場となったぎょらん会館について簡単に紹介いたします。 ぎょらん会館は、地域の人にひらかれた場であり、多くの人に様々な目的で利用して もらう場所ですが、その中の一つに国際交流を目的とした「地球子ども広場」として 使われることもあります。「路上学校」のような場所として、この場所には大勢の子どもたちが集まり、国際理解を伝えています。 そのような場所にお集まりいただいたゲストとは、似顔絵を描いたり、「路上図書 館」を開いたりと、路上パフォーマー的な存在の仮屋崎さん、アメ横で、ほぼ毎日行 き交う人に対して魚を売っている岩楯さん、そしてBIG ISSUEの販売員であり、なん どか明治学院大学にもお越しいただいてお話をしていただいている越沢さんの3人で す。 この3人の共通項として、「路上を拠点として、人の流れを止める存在」があると考 えています。路上で数冊の本を広げ、人々が立ちどまるきっかけを作る「路上図書館」。 魚屋のお立ち台にたち、行き交う人々に対してモノを売ろうと必死に呼びかけて足を 止めてもらおうとする「魚屋」。 行き来する人が多い中、300円の雑誌をアピールし販売する「BIG ISSUEの販売員」。 彼ら3人は、路上パフォーマーとして大勢の人を呼び止め、そのあとは一人ひとりと対話し、一人ひとりに合ったコミュニケーションを取り、その場でその人とでしか作りえないライブ・トークを作り上げる。 昔は存在していたのに、今ではなかなか見られなくなった路上でのやりとり。流れに身を任せ、立ち止まることがなかった路上で、再び以前のような「巷」を作り 上げていき、そのあとに見えてくることは何か。 自分も改めて路上に立ち止まり、その先に見えてくることを考えたい。



←戻る   
▲ページトップへ
::
PRIME Homepage Copyright (C)2006 PRIME All Rights Reserved.
明治学院大学ウェブサイト