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学び

公開シンポジウム「雑×ローカル×しあわせ」

11月、世界共通で起きている環境、経済等の課題解決に向けて、地域のコミュニティや生態系を基盤とした「ローカル経済」の役割を議論するため、初めて日本国内で2日間にわたり開催された「『しあわせの経済』世界フォーラム」。共催の明治学院大学(白金キャンパス)において実施された、2日目(11月12日)のプログラムでは、「雑×ローカル×しあわせ」(国際学部付属研究所企画)が開催され、フォーラム主催者の大岩圭之助(辻信一)国際学部教授(環境=文化活動家)、高橋源一郎国際学部教授(作家・評論家)、田中優子法政大学総長(江戸研究者)、山崎亮東北芸術工科大学教授(コミュニティデザイナー)の4名による“雑談風”のトークショーが行われました。

それぞれの専門分野における「雑」の世界や「雑」との関係性から、語られる「雑」の定義-「多様性」「専門でない」「完璧でない」「型にはまらない」「混ざっている」「変だけど楽しい」etc.-。パネリストが用意した映像やトークに、会場からは感心する声や笑い声も。

否定的なイメージもある「雑」への新しい見方、価値を共有し、あらためて「雑談」が醸し出す豊かさや面白さを実感できた雑学トークショーでした。

 


左から大岩圭之助教授、田中優子法政大学総長、山崎亮東北芸術工科大学教授、高橋源一郎教授

 

白金通信2018年3月号(No.493) 掲載

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