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ボランティア

【大槌町吉里吉里復興支援プログラム】岩手県大槌町の「生きた証事業」に大学院生が参加

大槌では亡くなった方が813名、行方不明の方が420名で、関連死を含めて1285名に被害が生じました。数字だけではこの事態の大きさが実感しにくいため、お人柄や震災時の行動をご家族から伺い記録に残すことで、一人ひとりに立派な歴史があったことを示すのが「生きた証事業」です。本当に微力でしたが活動のお手伝いをさせていただきました。お話を伺い、「一人の人の生きた証」の重要さとご家族の強い思いを実感し、冊子化に責任を感じています。これからも大槌に関わりたいと考えています。

※被害者数は、大槌町の統計によるものです(2016年2月時点)

執筆者:石田航(心理学研究科博士後期3年)

1612hitoga_akashi_photo津波の引き潮によって歪められた、歩道橋のフェンス

白金通信2016年12月号(No.487) 掲載

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