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学び

国際学科 大岩圭之助ゼミの活動 物から広がる気持ちの交流xChangeを開催しました

日本人は年間10キロの服を買い、9キロを捨てているといわれています。近年流行のファストファッションは、大量生産・大量消
費のサイクルや生産者の劣悪な労働環境を生みました。

6月2日・3日に開催されたxChange(エクスチェンジ)は、自分はもう使わないけど誰かに使ってほしい、喜んでほしいという服
やものを持ち寄り、人と人のつながりを確かめる物々交換会です。お金をかけずにあるものでおしゃれを楽しむこと、そこに新たな価値を生み出すことを通して、豊かなこころの循環を体感することを目指しました。学生や先生方から持ち寄られたたくさんの服や本、雑貨には、その物との思い出や次の持ち主へのメッセージなどが書かれたエピソードタグを付け、参加者は値段の代わりにエピソードを見ることで、お金ではなく気持ちのつながりや循環を感じながら物を選ぶことができました。また今回は、リメイクアーティストの方によるリメイクワークショップを開催し、洋服の新たな使い道を知ることもできました。お金の価値を中心とする貨幣経済や、ものがあふれた現代に生きる私たちが、このイベントを通して人と人のつながりや自分の消費生活、自然環境や生産する人々のことを考えるきっかけになったと思います。

私たちは、キャンパスが授業を受けるだけの場所ではなく、学生の自由な表現の場となるよう願っています。今回参加してくださった学生の皆さん、教職員の方々、本当にありがとうございました。

執筆者:向山晴菜(国際三年)

1612topicB_xchange_photo1クララ・ラウンジに所狭しとならんだ雑貨、衣類たち

1612topicB_xchange_photo2交換を通じ、学生同士の交流も芽生えました

白金通信2016年12月号(No.487) 掲載