教養教育センター

The Center for Liberal Arts

世界で生起する諸問題に対処するための総合的な教養の修得を目指します

明治学院大学は、自分の専攻とは別の学問領域についても、4年間かけて深く学ぶことができるチャンスとカリキュラムをみなさんに提供しています。これが明治学院共通科目です。明治学院共通科目の理念・教育目標は、キリスト教主義に基づく人格教育という建学精神の下に、他者との共生を目指し、世界で生起する諸問題に柔軟に、かつ誠実に対処することのできる人材を育成することにあります。その実現のために、明治学院共通科目では、「諸領域科目教育」と「外国語教育」とに分かれ、テーマによっては連携して、確かな思考力と表現力を身につけることができるような総合的な教育を推進しています。

教養教育センター長 黒川貞生

諸領域科目教育

各学問領域に関わる専門的知見の教授を通して、皆さんが問題を的確に理解するための読解力や分析力、さらに問題解決のための多面的な思考力を身につけることができるようカリキュラムを整備しています。世界で生起する諸問題を実際に目の当たりにし、体験すること・考えることも大学での学修には大変重要です。そのために、ボランティア科目、実習科目、実験科目が多数開講されています。

※明治学院共通科目(上図、青色点線枠内)は、全ての学生が4年間を通じて学び続けることができます。将来の展望や個人の関心にしたがって、入学時から卒業までの期間を通じて、明治学院共通科目を履修することが望まれます。

Pick up Learning 01:社会の課題解決に挑戦するボランティア

ボランティア実習 原田勝広

殺処分ゼロを目指す動物愛護団体でのインターン(広島県)
明治学院共通科目の「ボランティア実習」は、社会貢献を体験できる最も明学らしい人気のプログラムです。原田教授のボランティア実習では、学生は夏の2 週間、北は北海道から南は沖縄まで全国の希望のボランティア団体、NPO、NGO、企業でインターンをします。

Pick up Learning 02:キャンプ、アウトドア・スポーツおよび登山について学ぶ


シーズンスポーツ研究2B(サマーキャンプ実習) 杉崎範英、黒川貞生、森田恭光

この授業では、自然の中での活動やグループワークを通じて、自然のすばらしさや、健康の大切さ、自分自身の存在感、あるいは仲間の大切さを再認識することを目的とします。実習は菅平高原を舞台に3 泊4日の日程で行い、その間にテント設営・宿泊、野外炊飯、渓流釣り、登山等のさまざまな野外活動を体験します。

Pick up Learning 03:「ないものねだり」から「あるものさがし」へ


ボランティア学2 猪瀬浩平

身近な地域に潜んでいる「豊かさ」を発見・共有するためのワークショップ「地域の宝物探し」を横浜キャンパスと周辺地域で実施。その導入として、このワークショップを生み出した「地元学」の理念についてレクチャー。

Pick up Learning 04:知的説得力の決め手を身につける


アカデミックリテラシー研究1 高木 久夫

レポート・論文の書きかたを、段落の組みたてや資料検索のコツから、添削指導で明快に教えます。重視するのは、論拠に基づき答えをだす「論証」の技術。日本人の弱点、論理的説得力の要です。大学での学びをよりクリエイティブなものとし、社会に出たとき頼れる味方を作るスキルを身につけてください。

外国語教育

明治学院共通科目の外国語科目は、外国の人と恊働するときに必要なコミュニケーション・ツールとして、「音」と、その言語の文化的・歴史的背景を重視した教育を行っています。主要言語のほか、タイ語、イタリア語、アラビア語などの外国語関連科目も多数開講。短期・長期留学を志す人のための支援プログラムも用意しています。

Pick up Learning 05:「英語を学ぶ」から「英語で学ぶ」へ


英語特別研究102 石井友子

必修科目の「英語コミュニケーション」では、日本人およびネイティブ・スピーカーの教員により授業を進めます。それらを通じて、上級科目・留学など、新しい可能性への挑戦につながります。写真は「英語特別研究」の授業の様子で、文法力の強化を通じて英語の基礎力向上およびTOEFL®のスコアアップを目指します。

Pick up Learning 06:スペイン語「で」いこう


スペイン語1B 三角明子

新しいコミュニケーションツールは多様で豊かな世界を開く鍵になります。スペイン語の授業では、皆さんが「スペイン語で○○をする・できる」喜びを体験できるよう、聞く・話す・読む・書くの四技能を養いながら実践的に学びます。スペイン語能力検定試験受験希望者向けの課外講座やオンライン学習なども置き、意欲を持って学ぶ学生の皆さんをサポートします。

Pick up Learning 07:習った言葉をすぐ使ってみよう


中国語1B 洪 潔清

中国語1ABと中国語2ABはそれぞれ日本人教員と中国人教員が担当する入門クラスです。中国人留学生が発音を直したり、会話の相手をしてくれたりするクラスもあります。語学を身につけるには練習することが大事です。教室で学んだ言葉をキャンパスで実践してみましょう。

Pick up Learning 08:心を分かち合う時間


韓国語2B 金 珍娥

この授業では韓国語を実際に話せる力量を培います。いつも笑顔の絶えない楽しい授業です。世界の言語のうちで日本語に最もよく似た言語です。記号に見えたハングルがいつの間にかすらすら読めています。言葉の楽しさを一緒に味わいましょう。

明治学院共通科目開講科目

※必修科目及び履修可能な科目は学部、学科により異なります。
※各科目の授業概要、学習目標、授業計画、成績評価の基準等はシラバスをご確認ください。
※ヘボン・キャリアデザイン・プログラムについてはこちらをご覧ください。

入学試験制度一覧

入学案内 (入試情報)にてご確認ください。

人材養成上の目的・教育目標

明治学院共通科目による教養教育は、世界に生起する諸問題について、他者との共生をめざし柔軟かつ誠実に対処することのできる人材の育成を目標とする。そしてその実現のために、外国語教育と諸領域科目の教育が連携し、確かな思考力と表現力を養成するための総合的な教育を推進する。外国語教育においては、コミュニケーション能力の向上と言語を育んできた自他の文化への理解の促進を助成するとともに、学生の自律的学習姿勢の涵養に必要な環境を整える。また、諸領域科目の教育においては、専門的知見の教授を通して、学生が問題を的確に理解するための読解力や分析力、問題解決のための多面的な思考力を身につけることができるよう指導する。(学則第5条)

学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

明治学院共通科目を体系的に学修し、所定単位を取得することにより、学生は下記の態度、知識、技能を身につけることができる。

  1. 建学の精神を理解し、多様な価値観を尊重しつつ社会参加を通して他者への貢献を目指す態度。
  2. 幅広い学問分野の基礎知識を有し、現代社会が抱える諸問題に対して多面的に考え、的確に価値の判断をおこなうことのできる能力。
  3. 自ら発見した課題について、幅広い知見に基づいて、その解決策を適正かつ明確に提示することのできる技能。
  4. 他者とのコミュニケーションに必要な基盤的技能を身につけ、生涯にわたってそれを伸展させるための自主的努力をつづける態度。

学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)とは
卒業認定・学位授与に関する基本方針であり、卒業時に学生が修得しているべき知識・能力・行動等を示している。

教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

明治学院共通科目の「教育理念・目標」「学位授与の方針」に基づき、教育課程の編成方針を以下の通り定める。

  1. 明治学院共通科目を、C群(必修・選択必修)・D群(分野別の基礎的講義科目)・E群(実験・実習・演習的科目)・H群(発展的科目)・I群(英語で学ぶ授業)の各群により構成する。
  2. C群(必修・選択必修)
    (1)外国語科目
    英語によるコミュニケーション能力の向上、初習語における基礎的運用能力の育成を目指して、下記の科目を開講する。
    必修:「英語コミュニケーション」を1年次に配当する。
    高等学校等で英語を学習していない学生には、「初習英語」を1年次に配当する。
    留学生には、「日本語」科目を配当する。
    選択必修:フランス語、ドイツ語、スペイン語、ロシア語、中国語、韓国語を選択言語科目として配当する。
    留学生は、日本語以外の言語、もしくは、E群「日本語研究」を必修とする。
    (2)諸領域科目
    建学の精神を理解し、他者への貢献を実現するために必要な知見と技能の獲得を目指して、下記の科目を開講する。
    必修科目:「キリスト教の基礎」を1年次に配当する。
    選択必修:「コンピュータリテラシー(入門)・(初級)」を1年次に配当する。
    要求科目:「アカデミックリテラシー」を1年次配当で政治学科生に開講する。
  3. D群科目(分野別の基礎的講義科目:自由選択)
    明治学院共通科目のディプロマ・ポリシーに示した1~4について、幅広い学問分野における基礎的知識と正確な判断力を涵養するため、「人文科学系科目」・「社会科学系科目」・「自然科学系科目」・「健康・スポーツ系科目」・「総合教育系科目」の各分野・領域において諸科目を開講する。各授業科目には、個別の授業テーマが提示される。
  4. E群科目(実験・実習・演習的科目:自由選択)
    明治学院共通科目のディプロマ・ポリシー1~4について、より発展的かつ実践的な能力を身につけるため、下記の科目を開講する。
    (1)外国語科目
    英語のオーラシー(聞く・話す)に加え、リテラシー(読む・書く)強化を目指して、英語研究を2年次以上に配当する。
    初習語学修の進展を目指して、C群で選択した初習語のインテンシブクラスとして各言語の「特別演習」を1年次以上に配当、またC群で選択した言語以外の言語の基礎的な学修として各言語の「基礎」を1年次以上に配当する。
    初習語によるコミュニケーション能力の養成のため、「(初習)語研究」を2年次以上に配当する。
    留学希望の学生支援のため、「各言語特別研究」を開講する。
    (2)諸領域科目
    情報処理能力、科学的思考力、身体能力、市民社会への参加、論文書法能力について、それぞれ実践的に学修するために、「コンピュータリテラシー研究」・「自然科学(物理学・化学・生物学)方法論」「シーズンスポーツ研究」・「ボランティア特別研究・実習」「アカデミックリテラシー研究」を開講する。
  5. H群科目
    明治学院共通科目の応用・発展的段階として、各自の関心あるテーマに基づき文献検索や調査・実験等を行いながら問題解決に必要な総合的能力とプレゼンテーション能力の向上を目指して、「リサーチ&プレゼンテーション」を2年次以上に配当すると共に、「アジア・日本研究」「ヨーロッパ文化圏研究」「現代科学研究」を3年次生以上に配当する。
  6. I群科目
    幅広い教養に基づいて様々な文化的背景をもった人と相互に交流するとともに、自他の文化についての相対的な視点を獲得することを目指して、交換留学生とともに英語で学修する科目を2年次生以上に配当する。

教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)とは
教育の実施に関する基本方針であり、卒業時に学生が修得しているべき知識・能力・行動等を育成するための学修段階に応じた教育計画、指導の方針等を示している。