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コラム「キャンパスCLINIC」

第2回禁煙マラソン募集−第1回参加者からのメッセージ−

白金通信2004年05月号

3月1日スタートした第一回禁煙マラソンの参加者(学生二名、大学職員二名)は五月のさわやかな風を胸一杯に吸っておられることとでしょう。 メッセージをお寄せいただきましたので、ここにご紹介したいと思います。 高橋和男さん(喫煙歴40年 大学職員) 第一回禁煙マラソンに参加して 「私は毎年恒例で新年に禁煙にチャレンジしては5日ほどでの挫折を繰り返していました。そのような私が1ヶ月以上も続けられているこの『禁煙マラソン』とはなかなかいいシステムです。 まず、『ニコチンパッチ』を体に貼って吸いたい気持ちを和らげながら、登録している外部の方からの定期的な禁煙支援メールや健康相談所の方々からの励ましやアドバイスをいただきながらいつのまにか続けられてしまった、というのが実感です。 今はもう『ニコチンパッチ』は貼っていませんが、何十年も続けた習慣は簡単には戻らず、まだ街で煙をくゆらして歩いている人を見ると思わずその後ろで煙を懐かしく嗅いでしまう(これ能動喫煙?)今日この頃です。」 長塚丈裕さん(喫煙歴2年法学科四年) 「私は禁煙を通じてゆとりを得たのではないかと思います。タバコを吸う事でゆとりを得ていると言う人がいると思いますが、タバコが吸えないときはどうですか?イライラしていませんか? タバコの誘惑はたくさんありますが、その誘いを断ち切ったとき大きな自信を得ることにつながり、その自信が心のゆとりにつながったのではないかと思います。 また、心から禁煙を応援、サポートしてくれる健康相談所の方々の支えが、禁煙が長く続いている一番の要因だと思います。さあ、禁煙マラソンに参加し心の、そして財布のゆとり手に入れませんか?」 保高正博さん(喫煙歴8年大学職員) 「これから禁煙を始める方へ一言アドバイスを。禁煙は確かに大変ですが、楽しいこともたくさんあります。例えば、食事がとてもおいしくなりました。味覚が敏感になるようです。特にビールのおいしさには本当に感動しました。 他にも禁煙前と禁煙後で、新たな発見がたくさんあると思います。そういった楽しみを見つけながら、気楽に禁煙してみたらいかがでしょうか。」 小磯智さん(喫煙歴6年 消費情報環境法学科三年) 「今回の禁煙マラソンは参加費無料だし、ニコチンパッチという科学的産物の介入や定期的な検診、携帯のメールによる支援など、従来にはない多角的な方向から禁煙を試みるというものだったので、興味半分くらいの気持ちで参加し、禁煙を始めました。 まだ3月に始めたばかり故、現在進行中であるので説得力には欠けると思いますが、この禁煙マラソンで、確実に今までの禁煙とは違った成果が体の変化とともに表れています。 もちろん、日々葛藤の連続でしたが(今も時々あります)、既に自己新記録は達成しています。」 メッセージいかがでしたでしょうか? やはりニコチンの誘惑は相当しつこいもののようですね。しかし、そう言いながらも禁煙し続けることができる、これが禁煙マラソンのすごいところです。 第二回禁煙マラソンにチャレンジする学生及び教職員を募集します。 応募は5月20日(木) - 6月11日(金)に健康相談所窓口又は、FAX(白金03-5421-5184横浜045-863-2021)で受付けます。学籍番号、氏名、生年月日、現住所と携帯電話番号及び携帯メールサポートを受けるために携帯のメールアドレス(256字のメールが受けられること)が必要です。 携帯電話をお持ちでない人はご相談ください。応募者には、6月中に健康相談所で一酸化炭素濃度測定と校医からニコチンパッチをお渡しするための面接をします。 喫煙者の皆さんにお願いです。吸ったことのない人、特に後輩にタバコを勧めないでくださいね。

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