スマートフォン版を表示

支援を利用したい方

学生サポートセンターでは、学生の皆さんが授業や試験を受けたり、学生生活を送ったりする上で困っていることを軽減・解消し、十分に学べるようにさまざまな支援や調整を行っています。

支援を利用することは、特別扱いを受けることではありません。学びたいことを十分に、より主体的に学ぶための、そして自分の学びや努力に対して正当に評価を受けるためのものです。学生の皆さんには、支援を上手に活用しながら、学びたいことを十分に学んでいただきたいと考えています。

支援を利用したい方は、来室・電話・メール等で連絡をしてください。また支援を利用できるかわからない方、利用を迷っている方も、まずは気軽に相談してください。「困っているんだけど」「なんとなく上手くいかないな」「どうすればいいのかな?」といったことから気軽に話してみませんか?

学生への支援について、保証人や教職員からの相談も受け付けています。ご遠慮なくご相談ください。



支援の例

入学前から卒業後に向けてまで、一人ひとりの学生の意思や状況、困っていることに合わせて行ないます。ここに掲載されていないサポートや調整を希望するときは相談をしてください。

  • ・オープンキャンパスに参加してみたい
    ・入学後どのような支援を受けられるかわからない
    ・大学生活について不安や心配がある
    大学への移行サポート
  • ・履修計画の立て方がわからない
    ・勉強や生活のスケジューリングが上手くいかない
    ・課題への取り組み方がわからない
    ・支援機器を利用したい
    学修・学生生活サポート
  • ・授業や行事での音声が聞き取れない、聞こえにくい
    ・印刷物(配布資料など)が読めない、読みにくい
    ・コミュニケーションが取りづらい
    ・HPや掲示の情報がわからない
    情報アクセシビリティ・コミュニケーションサポート
  • ・学内の移動のサポートを利用したい
    ・学内の移動の仕方がわからない
    ・施設・設備にアクセスできない、使いにくい
    物理的アクセシビリティサポート
  • ・就職活動の仕方がわからない
    ・公的な支援を知りたい
    ・卒業後も利用できる機関が知りたい
    社会(職業)移行サポート
 

申込みから支援実施までの流れ

1.相談

困っていることや、利用したい、利用してみたい支援などについて相談します。

授業や試験での支援・調整を希望する場合は、相談に続いて、以下の申請書類の提出が必要です。また原則として、学科・研究科との面談をします。

●支援申請書類の提出

必要な書類(1.支援申請書、2.障害者手帳のコピーまたは医師の診断書、3.個人情報の取扱いに関する同意書)を学生サポートセンターに提出してください。書類は相談の際にお渡しします。

●学科・研究科との面談

原則として、学生本人、在籍する学科・研究科、学生サポートセンターのコーディネーターで面談を行ないます。必要に応じてその他の関係部署も参加します。この面談で、学生の状況や要望の確認をし、希望する支援や調整が適切かどうかを確認し、支援内容について合意を図ります。


2.支援の実施

相談や学科・研究科との面談の結果にもとづいて支援を行ないます。実施にあたっては、状況の確認などを定期的に行い、必要に応じて支援内容の修正や変更をします。
支援・調整が授業におよぶ場合は、授業担当教員に、学生の状況と希望する支援内容を記載した「配慮依頼文書」を配布し、周知します。


3.振り返り

学期末には振り返りをします。ここでの振り返りを通して支援の利用方法を省みたり、自分に必要な支援を改めて考える契機とし、次学期移行の支援や、社会(職業)移行サポートへとつなげていきます。

異議・不服の申し立て

支援の内容について合意を形成できなかったり、不利益を被ったとき等は、異議・不服を申し立てることができます。この申し立ては学生サポートセンターには直接関係しない第三者的な組織で受理され、審議されます。手続き方法は、支援の申請をする際に説明します。

卒業生からのメッセージ

サポートを利用した卒業生からのメッセージを紹介します。

浅野絵菜さん
(文学部卒)


大学では、文学部芸術学科で音楽系列を専攻していました。一人一人が個性的でとても楽しい環境下にいられたと思っています。自分のやってみたいことを模索して、1年次はアカペラサークルと他大学のインカレ、2年次は点訳会にも所属、3年次は点訳会代表として活動。また校外のビジネスコンテストへの出場をきっかけに3年の終わりごろに起業し、4年次は起業した会社での活動がメインになりました。今は、いろんな事業に手を伸ばしたり、さまざまな展開ができるよう挑戦しています。

私は、視覚障がい(弱視)があるので、学生サポートセンターでは、各講義担当の先生方への配慮依頼文書の配布、拡大コピーやデータ化をしていただきました。また移動する際の困難もあったため、各建物を歩き回ったり、点訳会や管財課の協力のもと、階段の上り下りのサインや教室番号の表記方法を変更してもらったりもしました。

大学には「担任の先生」がいないので、明学にこのような部署があって非常に心強かったです。でも、配慮依頼文書を出したにも関わらず、講義によってはさぼったりなどしたこともあったので、先生・スタッフの方にご迷惑おかけしたと反省。またスタッフの方と面談(雑談?)をする機会があったことで、講義上で不安になっていることや講義内容についての話などをして、問題の解決策を親身になって一緒に取り組んでもらえました。話すことで自分の心の整理もできて、大学での大事な居場所の一つになりました。

● 後輩へのメッセージ
この大学4年間、自分のやりたいことをとことんやって、とことん失敗して、楽しんでほしい、自分のこれからやっていきたいことを模索してほしい。そしてサポートを受ける方は、なんとなくでいいので、自分のできる・できないを把握してみてください。とにかく大学生活を謳歌して、それから社会へ飛び出してください!

おすすめ