台湾プログラム 海外フィールドスタディ実施報告
教員による海外フィールドスタディ報告 : 西原 博之
台南・北門にある王金河記念館を訪問、気合いの声を出し、元気ポーズを取りながら王金河氏と記念撮影。
2011年度の海外フィールドスタディ(台湾)の参加者は9名であり、いずれも国際経営学科の2年生であった。今回は2月16日より羽田空港から渡航、台北シティエアポート(台北松山空港)着であったことから、フライトを含めた移動時間は短く感じられた。
台北の空港では師範大学の方々に迎えられた。翌日には師大のバディらと共に台湾中部の鹿港で開催されているランタンフェスティバルに参加した。24日には高速鉄道で台南に移動、28日に台北に戻り、翌日早朝に帰国した。
今回の企業訪問では、台湾でセブンイレブンなどの事業を展開する統一超商、日系百貨店に出店するシティ・スーパーマーケット、台湾車輛など、台南では台江バイオ・テクノロジー公司、家具販売のニトリなどを訪問、台湾の経営環境や華人ビジネスについて、経営現場の担当者からお話をうかがった。
国際交流では、師範大学、東呉大学、南台科技大学を訪れ、国境や世代を超えて交流を行った。また、経済活動の背景にある歴史、文化、価値観などを理解するため、日本統治時代に建設された烏山頭ダムや塩田、かつてのアジアの貿易拠点だった淡水、安平などの史跡、台南南部では、墾丁国家公園などの観光地、昨年末に本学から名誉博士号を授与された王金河氏の記念館を訪れた。
台湾は沖縄より南に位置するにも関わらず、この時期としては例年になく寒い日々が続き、日によって体調不良を訴える学生が活動を休むことがあったが、すぐに回復し、予定を変更せずに旅程を終え、無事に帰国することができた。
今回の一行は、休憩時間や移動中には笑いが絶えず、皆仲が良かったということが印象として挙げられる。また、旅程中に台湾で語学などを学ぶ先輩、現地大学院で学ぶ本学卒業生、日台のかけ橋として働く校友会のメンバーらとお会いする機会があり、台湾における明学の絆を実感することができた。その中でも、王金河先生及びご家族の方々が最後の晩餐会に招待して頂くというサプライズもあり、寒い日々が続いた中、台湾で出会った方々の熱い気持ちや美味しい料理で心や体が暖ためられ、この間にお世話を頂いた台湾の方々に感謝する次第である。
実施プログラム: 2012年2月16日—2月29日
| 2月16日 (木) | 午前 | 成田空港14:40-17:15(CI-221)台北松山空港着。 |
| 午後 | 松山空港-師範大学推拡部 宿舎到着check in(19:00)、 永康街、師大路夜市見学。 |
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| 2月17日 (金) | 午前 | 中国語講座(1)、開会式。 |
| 午後 | 台北―鹿港(遊覧bus)。鹿港小鎮観光、 燈會(lantern festival)見学。鹿港-台北。 |
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| 2月18日 (土) | 午前 | 建国花玉市場見学。 |
| 午後 | 太平洋SOGO 復興店(City Supermarket)訪問。 | |
| 2月19日 (日) | 午前 | 自由活動 |
| 午後 | 自由活動 | |
| 2月20日 (月) | 午前 | 中国語講座(2)、 統一超商訪問(Starbucks coffee, 7-Eleven, Mr. Dounuts 等)。 |
| 午後 | 家楽福(Carrefour)見学、光華商場(IT market)見学、淡水観光。 | |
| 2月21日 (火) | 午前 | 台北―新豊、台湾車輛公司(Taiwan Rolling Stock co)訪問 |
| 午後 | 新豊-鶯歌、鶯歌陶器博物館、鶯歌陶器街観光。鶯歌-台北 | |
| 2月22日 (水) | 午前 | 中国語講座(3)。 東呉大学訪問(city campus)、商学部学生 交流。 |
| 午後 | 故宮博物館見学、東呉大学(外雙渓campus)、 応用外語学部学生交流、 士林夜市訪問。 |
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| 2月23日 (木) | 午前 | 中国語講座(4)。特別講義「華人business and 文化思想」 |
| 午後 | 台北101 shopping mall etc… | |
| 2月24日 (金) | 午前 | 中国語講座(5)、閉会式。 台北-台南、14:36-16:19(高速鉄道705号)。 |
| 午後 | 台南着 大億麗緻酒店(TAYIH LANDIS Hotel) check in、 大東夜市見学。 |
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| 2月25日 (土) | 午前 | 南台科技大学訪問(社会人学生 交流)、七股。 |
| 午後 | 王金河記念館訪問、塩田、北門生体博物館見学、 赤崁楼等台南市内観光。 |
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| 2月26日 (日) | 午前 | 墾丁国家公園、鵝鑾鼻(South China sea) |
| 午後 | 南湾(beach)、台南市内観光。 | |
| 2月27日 (月) | 午前 | 台江生技公司見学 |
| 午後 | 八田與一記念館訪問、烏山頭水庫(dam)見学。関子嶺泥温泉。 | |
| 2月28日 (火) | 午前 | 台南工業団地(science park)見学、 NITORI(宜得利家具店)訪問。安平観光。 |
| 午後 | 台南-台北駅16:15-18:00(高速鉄道716号)、友星大飯店着 晩餐会(王金河名誉博士) |
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| 2月29日 (水) | 午前 | Hotel check out、空港搭乗手続 台北松山空港発9:15-12:55(CI-220)。 |
| 午後 | 羽田着、解散 |
学生によるレポート
2月16日から2月29日までの2週間、私たちは台湾へ海外フィールドスタディとして趣ました。男子学生2名、女子学生7名の合計9名で出発しました。今年は例年と違って、成田空港からではなく、羽田空港国際線ターミナルから台湾の松山空港へ行きました。
台湾に着くと師範大学のバディが私たちを迎えてくれました。バディたちとの交流はとても楽しいものでした。しかしそれだけでなく、会話が英語のため語学力のアップはもちろん、同年代の海外の学生と関わることで私たちにとってとても良い刺激になります。また、身振り手振り、筆談などあらゆる方法を使って会話することが良い経験になりました。
台北に滞在している間、午前中は中国語講座がありました。第二外国語で中国語を履修していない人もいて、ほぼ初心者の私たちでしたが先生の優しい指導により楽しみながら学ぶことができました。「多少銭?(これいくらですか?)」など、中国語講座で学んだフレーズを実際にお店で使う機会も多く、とても役に立ちました。
そして台湾に居る間にSOGOや統一超商(セブンイレブンやスターバックスなど)、ニトリなど様々な企業を訪問しました。このように実際に企業を訪問したり、工場を見学したりすることが出来るというのはフィールドスタディならではのことだと思います。企業の方から説明を受けたあと、私たちが疑問に思っていることをその場で答えて頂いてもらい、国際経営学科の私たちにとってこれ以上にない貴重な経験となりました。
また、観光名所にも訪れました。台湾中部の鹿港で開催されたランタンフェスティバル、台北・故宮博物館、淡水、千と千尋の神隠しの舞台となった九份など様々な場所に行き、とても綺麗な景色を見ることが出来ました。そして台湾と言えば夜市です。台湾では毎日、夜市が行われています。師範大学の近くにも夜市があり、バディらに連れて行ってもらいました。屋台では台湾の食べ物が売ってありますがそれだけでなく、洋服や雑貨といったお店もたくさんあり、毎日多くの人で賑わっています。
台湾はとても親日的な国だと聞いていましたが、実際に台湾に行ってみてそのことが本当だということがわかりました。現地の人々は私たち日本人にとてもやさしく、道を聞くと親切に教えてくださったり、私たちが行きたいところへ連れて行ってくれたりしてくれました。
今回のフィールドスタディでたくさんの人々と関わることが出来ました。特に国境を超えた現地学生との交流はかけがえのない経験だと思います。また、私たち9名の学生は今まで以上に海外について関心を持つようになりました。西原先生をはじめ、たくさんの写真を撮ってくださった山田さん、現地の先生方、バディのみんな、本当にありがとうございました。この充実した2週間のフィールドスタディを今後の勉学に活かしていきたいと思います。
PHOTOレポート
台湾中部の鹿港で開催されたランタンフェスティバルで師範大学のバディらと記念写真。
建国玉花市場を訪問、旧暦正月用の装飾品や開運グッズなどが飾られていた。
太平洋SOGOに出店しているCity Supermarketを訪問、店内には多くの日本グッズが陳列されていた。
台湾でセブンイレブンなどを展開する統一超商を訪問、経営企画の担当者から経営の沿革と実情について話を聞いた。
鉄道車両を生産する台湾車輛を訪問。生産現場の担当者より広大な敷地にある生産ラインの説明を受けた。
台北・故宮博物館を見学後、建物を背景に記念撮影。
東呉大学を訪問、本学出身者であり、東呉大学で日本語を教える長田先生より映像を通じて大学の紹介を受けた。
台北北部の淡水河口近くを観光、夜景を眺めるために対岸に渡るフェリーに乗船した。
台湾最後の晩餐会の席で王金河氏の話に耳を傾ける学生たち。
台南に出店するニトリ社を訪問、域内の競争が厳しい中、日本的なサービスに力をいれているという。
台湾最南端にある記念碑の前で記念撮影。
南台科技大学の社会人学生と交流、交流の後、校舎の前で記念撮影。
台湾南部は果物で有名、フルーツ・バーでかき氷や南国の果物を食べる学生たち。
台江バイオテクノロジー公司にある施設を見学、乾燥機内にハーブを運び込む学生の様子。
同社で養殖した台南特産のサバヒー(虱目魚)をシャブシャブで試食する様子。