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フランス「フィールド・スタディ(B)」実施報告

教員による海外フィールドスタディ報告 : 大村真樹子 

パリのOIV本部(国際ワイン機構)にて

「フランスのワイン、文化と歴史のフィールドスタディ」
今年は女子学生3名男子学生2名の少数のフィールドスタディ(FS)となった。少人数で、皆どちらかと言えばおっとりしているせいか、ほんわか?したFSとなった。
今回はアムステルダム経由でボルドーに入った。ボルドーでは一昨年度もお世話になった土岐さんが通訳を務めて下さった。ボルドーワイン委員会では、あらたな携帯を使ったワイン情報提供の取り組みや、アペラシオン再編成の興味深いセミナーを受けた。ロートシルト・ワイン・センターでは、前回に続き、様々な環境への取り組みをVenencie氏から伺った。また今回初めてサントリーの所有するシャトー・ラグランジュを訪問した。白鳥が泳ぐ池がある美しいシャトーの周りの葡萄畑の説明をダンディな椎名氏による日本語の説明を受けた。私達はその後ラグランジュのボトルをお土産に購入することとなった。ボルドーの5大シャトーの1つシャトー・ラフィット・ロスチャイルドでは大変貴重な70年代のワインを試飲させて頂いたが、学生全員赤ワインが苦手でほんの少し口を付けただけ。。。いつか後悔する日がくるのではないかと思われた。ボルドー最終日は世界遺産でもあるサンテミリオンへ。
ボルドー滞在後は列車に乗りサルラへ。そこでは丁度ガチョウまつりを行っており、フォワグラやらを売っている市で賑わっていた。皆でおいしいランチを頂き、サルラで落ち合ったガイドの方と共にロカマドゥールへ。ここは断崖につくられた中世の町で巡礼地でもある。この地は宗教戦争の際ユグノーに、その後フランス革命で破壊され、その後大規模な改修が行われたとのこと。あいにくの天気ではあったが、とても美しい街だった。その後、トゥールーズへと向かい、翌日曜日はアルビの大聖堂を訪れた。
フランスの文化と歴史に触れることが出来た貴重な週末を過ごした後、ガイヤック地方の協同組合のカーヴや南西部地区葡萄研究所でのセミナー、苗床施設を訪問し、通常見ることの出来ない、接ぎ木苗の作業を視察できた。ボルドーやブルゴーニュのように有名ではないが、ガヤックのワインも生産者たちにより心を込めて作られていることが良くわかった。ガヤックの訪問は、協同組合の前組合長のRousillon氏が全てアレンジをして下さい、大変よくして頂き、皆感謝感激していた。
最後はパリでサントリーフランスの三宅さんとの和気あいあいとしたランチョンセミナーと、OIV(国際ワイン機構)のSanchez氏の興味深いセミナーを受けた。パリでは旅行客を狙ったたかりが多く、学生も何度か危ない目に遭いそうになったりしたが、取りあえず皆無事にFSを終えることが出来た。
すべての訪問地で大変貴重な体験をすることが出来、関係者の方々には心より感謝申し上げる。

実施プログラム: 2011年2月15日—2月24日 

2月15日 (火) 午前  
午後 14:55 成田発 KL862便 KLMオランダ航空にて、成田空港から空路アムステルダムへ
18:30 アムステルダム着
21:05 アムステルダム発 KL1319便 KLMオランダ航空にて、アムステルダムから空路ボルドーへ
22:55 ボルドー着
専用車 現地ドライバーによる専用車にてホテルへ
2月16日 (水) 午前 10:00 Domaine de Chevalier 視察 M. Bernard
午後 14:00 CIVBボルドーワイン委員会セミナー Mme. Marbort
15:30 CIVB Côte de Bordeaux 組合セミナー Mme. Bourolleau & M. Chateau
2月17日 (木) 午前 8:30 Centre Vinicole Rothschild セミナー&視察 Mme. Venencie, M. Robinau
11:00 Château Lagrangeセミナー&視察 M.Shiina
午後 12:00 ランチョンセミナー M. Shiina
14:00 Château Lafite Rothschild視察
2月18日 (金) 午前 9:00 サンテミリオン共同組合カーヴセミナー&視察 M. Bourdill, Mme. Callen
午後 12:00 世界遺産の村、サンテミリオンにて散策&ランチ
14:00 Château Figeac視察
2月19日 (土) 午前 列車(2等)にて、サルラへ
サルラ駅着後、専用車にて旧市街へ
自由行動・ランチ
午後 専用車にてロカマドゥールへ
ロカマドゥール訪問
サン・シル・ラポピーにてフリータイム
専用車にてトゥールーズへ
2月20日 (日) 午前 アルビ訪問(ロートレック美術館、サン・セシル大聖堂)
午後 トゥールーズに自由行動・ランチ
2月21日 (月) 午前 9:30 南西部地区共同組合のカーヴセミナー&視察(Rabastens、ガヤック) M. le directeur général
午後 13:00 ランチョンセミナー M. Rousillon
15:00 Vignevine Sudouest研究所&苗床訪問 M. Rousillon
17:00 Montansの醸造所視察
2月22日 (火) 午前 現地ドライバーによる専用車にてトゥールーズ空港へ
8:45 エールフランス航空にて、トゥールーズから空路パリへ
10:05パリ着
現地ドライバーによる専用車にてパリ市内ホテルへ
午後 13:00 サントリーフランス ランチョンセミナー Mme. Miyake
16:00 OIV国際ワイン機関セミナー M. Sanchez
2月23日 (水) 午前 自由行動
午後 現地ドライバーによる専用車にて空港へ
23:20 エールフランス航空にて、パリ空港から空路成田へ
2月24日 (木) 午前
午後 19:10 成田着

学生による履修報告 

PHOTOレポート 

ドメーヌ・ドゥ・シュヴァリエにて

ロートシルト・ワイン・センターにて

 

ロートシルト・ワイン・センターにて葦を利用した水浄化装置を視察

サルラのガチョウ祭

 

シャトーラグランジュにて

ガイヤック、モンタンの醸造所

 

南西部地区葡萄研究所でのセミナー

ガイヤック協同組合醸造所

 

ガイヤック協同組合醸造所の屋外設備

ガイヤック協同組合醸造所の旧式の醸造タンク

 

パリでのランチョンセミナー