学生による履修報告 1
学生レポート 1
元々、私がこのプログラムに参加したことに明確な目的は無かった。プチ留学的な気分が味わえ、さらに経営・経済のレクチャーを受けられるなんて楽しそうだし、何かしら学べる事がありそうな気がしたからであった。しかし、実際に学べたことは何かしら程度ではなかった。特にホープカレッジでの10日間はこれまでに無いほど刺激的で、私の意識やものごとの考え方をすっかり変えてしまうほど素晴らしいものだった。
バディの学生たちとの生活は、はじめ彼らが何を話しているのかほぼ理解できず、自分から進んで話しかけることをためらっていた。しかし2日、3日と一緒にいるうちに、彼らが私の言いたい事を必死で理解しようとし、自分の言いたい事を伝えようとしてくれているのが分かり、自分もそれに応えなくてはいけないと思った。また、単語やうまい表現が見つからず、思っていることの半分もまともに伝えられないことが度々あり、もっとスムーズに会話できるように勉強しようと思った。このことは、言語に限らず積極的にコミュニケーションをとることが苦手な私にとって大きな変化だった。
数々の講師の方によるレクチャーは、全て英語での講義であるから、まるまる完全に理解した訳ではなかったが、まだ明学大の授業でも学んでいないことを多く知れることは非常に気持ちがよかった。また、様々な講義を受けたことは、私が何に最も興味を持っているのかを確認する機会になった。マーケティングが最も印象深い。5Cの要素、4Pの要素、STPの設定など、そうなのか!と思えることが多く、最もわくわくした。モノを作って売る、買ってもらうということへの意識が変わった。
ホープでの最大イベントは、プレゼンテーションである。私たちの班は、日本である程度作り上げたプランをアメリカへ来てから大きく変えた。自分たちが考えていたよりも、需要を生み出すことははるかに難しかった。しかし、班についてくれたMichelleの協力やAndy先生、西原先生などのアドバイスのお陰で、最初に考えていたプランより何倍も良いものが出来上がり、現実味が増し、手応えを感じる事ができた。また、プレゼン終了後に飛んできた予想外の質問の数々は、ものごとをもっと多面的に観察する必要性を感じるきっかけになったし、全て英語で行ったので、かなり英語表現の勉強にもなった。私はいつか、自分で企業を経営してみたいと考えている。その夢に一歩近づいた気がした。
ホープカレッジで感じたこと、吸収したことは数多い。全てが私の経験になり、知識になり、思い出になったことが心の底から嬉しい。アメリカへ行く前の私は、挑戦と失敗を嫌っていた。しかし、日本に帰ってきた今の私は向上心と意欲で溢れている気がする。Andy先生は自分の生徒たちに、毎回の授業で必ず1回は失敗することを義務付けているそうだ。私も失敗を恐れずに色々なことに挑戦したいし、そう思わせてくれたこのプログラムと、出会った人々、関わった人々全員に感謝したい。