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学生による中間報告 ラフール レポート1

自分と実習先の基本情報 

2年生女子

実習団体名 : 青葉区地域子育て支援拠点 ラフール

実習の感想文 

 中間報告にあたって、まずラフールを選んだ理由を述べたいと思います。大きく二つの理由があります。一つ目は、以前ボランティア学の講義でラフールの方から直接お話を伺ったことがあり、活動理念、内容に共感出来るものがあったからです。また、ラフールがNPO法人であるということも大きな要因でもあります。就職の際、NPO法人が注目されている話を聞いたことがあったので良い機会だと思いました。二つ目としては、純粋に子供が好きということです。妊娠している段階から触れ合うことが出来るなんて、なかなか無い機会だろうし、またお母さん方とお話しをすることで自分が将来母親になる時の経験に活かせたらと考えたからです。
 この活動に向けての目標としては、子育て中の親子と触れ合うことで価値観や世代の異なる人とのコミュニケーション能力を高め、相互理解をしていく。実習先では、自分からこどもや親御さんに歩みよっていくことが必要であるので、自発性を高めていこうという考えのもと実習に取り組みました。
 それでは、実習報告です。実習は、正直辛いことの方が多かったです。中間報告の間までに実習に4回行っていますが、初日は慣れないことばかりで大変でした。具体的にどのような点で大変だったかと言うと、ラフールにはたくさんの親子が、施設が開いてから終わるまでかなりの人数が来ます。最初はどうしてよいかわからず、スタッフさんの見様見真似で子供と触れ合うといった感じでした。子供たちの中でも、積極的な子がいたり、一人遊びが好きな子がいたり、中には兄弟で来ていたり、様々な子がいるのを感じ取りました。初日は吸収するものが多かったというよりは、すごく疲れたという印象でした。しかし、2日目以降はアンテナを張って、広場全体に目を向けて、たくさんいる親子の中で今誰がどんな助けを必要としているのか、ということを考えるようになりました。最初は、自分が思ったこと、例えば親が用事で離れていて居ないから同じ子をずっと見ているとします。それが親からしたら正解なのかもしれない。しかし、ラフールからしたらそうではなくて、もっと視野を広く、たくさんの子供達に目を向けることが大切。これが思っていた以上に頭を使います。子供は考えているよりも純粋で、そして大人のことをよく見ています。私たち大学生が暮らしている世界は、もうほぼ大人の世界と言ってもいいと思います。バイトをしていたら接客だって大人を相手にする訳で、対話の相手は大人です。しかし、ここで相手にしているのは、まだ言葉もままならない子供です。言葉を投げかけるこちら側が考えて、何かを与えていかなければなりません。いつもしない思考をするのが大変でした。
 楽しかった点は、子育て中の親子と触れ合えたことが純粋に楽しかったです。首の座っていない子供から3歳児とラフールにいる子供たちは年齢がばらばらです。3歳児は言葉がある程度通じ、言葉でのコミュニケーションが可能です。正直、その子たちが走り回っていて危ないと感じることも多々ありました。受け入れる年齢を見直すか、スペースを考慮するなどの改善が必要かとも感じました。幅広い年齢を受け入れる面で兄弟を持っている親御さんは助かるかもしれないけど、その分のリスクも考えるべきであると思いました。子供たちが遊んで帰って行くときに、お姉ちゃんバイバイと言う言葉が素直に嬉しかったし、楽しみでもありました。お母さん方にも相手をしてもらって助かったなどと言う言葉をかけていただいて、辛いことが多い分、やりがいや楽しさをそこに見い出していました。あとは、慣れていくにつれて最後のおもちゃ拭きの作業もちゃんと意味があることをちゃんと理解し、作業することが出来ました。運動会の準備や会員カードを作る作業も事務作業が好きな私には意外と向いていたみたいで、楽しんでやることが出来ました。
 動機シートに対して出来た点に関しては、幅広く浅く実行出来た、という印象です。価値観の違う世代とのコミュニケーションは、思っていたよりも考えさせられ、アウトプットする際にとても勉強になることが多かったです。これは、子供、お母さん方、スタッフの方でさえも当てはまることでした。同じ環境にいても考えていることは人それぞれで、求めていることも人それぞれで、どこにも正解がないのです。相手が違えば、正解だったことが違うかもしれない。これは、ラフールの現場に置けることだけで無く、私たちの生活場面でも言えることだと思います。だからこそ深く思考してコミュニケーションを取らなければならないし、思考することも、正解がないというずっと探究し続けるということはかなり興味深く、楽しかった点の一つと言えます。また、自分から歩み寄って行くことはかなり出来るようになったと思います。自分から声がかけにくかった事も、何かしましょうか?などと自然と声がかけられるようになりました。これは、お母さん方や子供たちへの声掛けだけでなく、スタッフの方々への質問なども、活動が理解出来てきたからこそどのようにしたらよいか、など自分の考えで行動していました。これも視野が広くなったからかなと思います。実習先で、常連の親子に顔を覚えていただき、会話しやすくなったという部分はありましたが、広場で視野を広く持って、求められていることに気づき動くことに関しては少しずつ出来るようになったと感じています。自発性が高めることは出来たと思っています。
 今、実習最終日に演奏会の予定を立てています。これは、ラフールに来ている親御さんからの声で、私がチェロをやっているという話をしたら是非聴きたいという言葉をいただいたのがきっかけでした。ラフールでは毎日様々なイベントが企画されていて、このお話を聞いたときは、前日にフルートの演奏会があったとのことでした。子育てで演奏会や音楽に触れる機会も、聴きたい気持ちがあってもなかなか無い親御さんは多いと思います。なので、今回はとても良い機会だと思い演奏を決意しました。曲目はまだ検討中ですが、子供たちも一緒に楽しめるような会になればいいなと考えています。また、あと2回の実習の中では今まで以上に視野を広く持って求められていることの先を見ていけるように努力していきたいと思います。楽しみながら、子供達との時間を過ごしていけたらなと思っています。これが最終報告に向けて取り組みたいことです。