学生による中間報告 NPO法人地球市民の会ACTかながわ レポート5
自分と実習先の基本情報
2年生男子
実習団体名 : NPO法人地球市民の会ACTかながわ
【実習先志望動機】
日本というコミュニティから脱して少しでも発展途上国の実情や現状を身近に感じてみたかったからです。
【目標】
国を超えてのボランティアはあまり味わえない貴重な機会なので短い実習期間の中にも今までの常識にとらわれず新しい視点を持って知識や経験を身につけたい。国規模に考えず、困っている人たち一人一人のことを考えて望みたいです。
実習の感想文
【1.実習をして楽しかった点】
代々木公園でのタイフェスタや横浜開港祭などの大きなイベントでチャリティーバザーを行えた点です。もちろんイベントを楽しむ目的で国際ボランティアを行っているのではないのですが周りの雰囲気などで楽しさを味わうこともできました。また、他のお店とは違い僕が手伝ったお店は利益を求めないのでさまざまな年齢層の方々が購入してくれたのが印象的でした。その一人一人の思いがアジアの子供たちに届いてくれたら、と思っています。僕たちが頑張って購入してもらった分、そのまま人に役立つ成果となってくれたらこんなにいい気持ちになれることはそうないでしょう。ボランティアの回数を重ねるにつれて自分の個人的な考え方も変わってきました。初めは少しばかりかはやくおわらないかな~という気持ちがありましたが足を運んでくださる方々の笑顔や気持ちに触れるにつれてボランティアの楽しさが次第に分かるようになってきました。どのようにしたらさらにお客さんが来てくれるかということも考え始め、他の言語がわからなくても自分なりのコミュニケーションの取り方でさまざまな人に近づきお店に来てくれたことも本当にうれしかったし収穫でもあります。そのような点を含めても今回のボランティアは非常に楽しかったですし充実していたと心から言えます。
【2.実習をしてつらかった点】
海外の商品が売れない時間は結構大変でした。売れるときは売れるのですが売れないときはとことん売れなかったのでその点に関しては本当に辛かったです。非営利団体なのでただ売りつけることを目的にすると主旨や目的においてのニュアンスがずれてしまうのでそこにまた苦しみました。どこの地方のどの民族がどのような意味合いを込めて作ったのか説明をしなければ価値もなくなります。手作りという品に付加価値をつけるという工夫が売れないときの奪回策でした。ときどき海外の方も買いに来てくれたりしたのですが言語が違うとコミュニケーションがとりづらく売れないことも多々ありました。現在、僕は日本語以外まったくと言っていいほど話すことも聞き取ることもできないので他の国の言語で話されて困ってしまうこともあったのでなかなか辛かったです。天気も良かったため7~8時間も立ちっぱなしで外にいるのは久しぶりだったので足腰にきたり日差しによる体へのダメージも少しはありました。結果こんなにも焼けてしまいました。
【3.動機シートに対して実際にできた点、できなかった点】
自分ができた点は発展途上国の現在の実情や現状を一部かもしれませんがボランティアの会場に張ってあったポスターによると年間約1200万人の子供たちが死に追いやられていて、その大部分は飢アジア・アフリカなどの発展途上国で発生しており、原因は飢え・病気・戦闘の犠牲など、日本に住む私たちにとっては体験しえないことだったので僕たちが普通にご飯を食べられたり、病院にいけたり、平和であるこのような生活を毎日送れていることをあたりまえだと思ってはいけないということを改めて実感しました。僕たちにできることは些細なことかもしれませんが現在よく見かけるペットボトルのキャップをワクチンに変えるという箱に僕たちが協力したら少しでも死者を減らすことができるのではないかと思いました。できなかった点は日本にいる今の状況が普通だと思い、発展途上国の人たちとのギャップを感じられなかった点です。発展途上国の人たちの力になりたいとはいえ、現地の人たちの手作りの工芸品を僕が間接的に売るということだけでは現地の人たち本人の気持ちにはなれません。結果、日本というコミュニティから脱することがあまりできなかったのが事実です。
【4.残り一ヶ月間でなにに挑戦したいか】
自分ができなかった“普通”という固定概念を切り離して考えていけるように残り二回しかありませんが少しでも終わった後に自分がいい方向に変わっていけたらと思っています。また、身近な家族や友達の輪からというところから残りの大学生活を使って他に人のためになることを少しずつ行い徐々に大きいことにも挑戦していけたらと思います。
コミュニケーションの取り方にも困ったので世界共通言語の英語は出来ないといけないと思ったので日常会話など基本的なフレーズは覚えていきたいと思いましたし、外国人の人達と話すことによって身に付いてくると思うので毎週火曜日のお昼にやっているENGLISH LUNCHでも他の国の人たちと積極的に話してコミュニケーション力を身につけていきたいと思います。事務の作業も残しているので気の配り方を社会に入る前に身につけて大人の対応ができるようになりたいとも思いました。ボランティアは人のためにやることで見返りを求めないことですが自分も成長できることが分かったので社会に出て信用されるためにも向上心を持って何事にも取り組んでいきたいです。