学生による中間報告 NPO法人地球市民の会ACTかながわ レポート7
自分と実習先の基本情報
2年生男子
実習団体名 : NPO法人地球市民の会ACTかながわ
【実習先志望動機】
私は、これまでの人生の中でボランティアに参加したことがなかったので、今回の授業を機にボランティアに参加してみたいと感じたためである。また、地球市民ACTかながわの、「与えるのではなく、立ち上がる力を子ども達に」という団体理念に共感を抱いたため、この団体を選んだ。
【目標】
今回のボランティア活動への参加を機に、自分が将来社会に出た際に通じるような行動力を身につける。また、ボランティア活動での一環として、地域のイベント等に参加することにより、価値観や世代の異なる人とのコミュニケーション能力を養うことを目標にする。
実習の感想文
【1.実習をして楽しかった点】
今回のボランティア活動のなかで、一番印象に残っているのは、横浜赤レンガ倉庫にて行われた、「MDGsフェスタ~世界と結んだ8つの約束~」というイベントに参加したことである。このイベントは、MDGs(ミレニアム開発目標)の8つの目標(①極度の貧困と飢餓の半減②普遍的初等教育の達成③ジェンダーの平等の推進と女性の地位向上④乳幼児死亡率の削減⑤妊産婦の健康の改善⑥エイズ、マラリア、その他の疫病の蔓延防止⑦環境の持続可能性の確保⑧開発のためのグローバル・パートナーシップの推進)や「世界の貧困をなくそう」というテーマを切り口にした、人々に「国際貢献」に関心をもちやすくしてもらうためのものである。数々の団体がブースを展開していたなかで、地球市民ACTかながわでは、このイベントにおいて、タイやミャンマーとのフェアトレード品等の販売を行った。また、ボランティアスタッフも、準備から始まって、販売、片付けまで1日の流れの手伝いをしたので、普段の生活では体験できない貴重な経験を得ることができた。このイベントには老若男女、様々な人たちが来ていたので、普段接点のないご老人の方ともお話することができ、とても楽しい時間を過ごすことができた。
また、イベント以外のボランティアでは、地球市民ACTかながわの事務を手伝わせていただいたが、この団体の方々は、親切でフレンドリーな人達ばかりで、事務局は非常に明るい雰囲気だった。ボランティアの合間には事務局の方々の様々な話を聞くことができた。今までのタイやミャンマーの山岳地帯でのボランティア活動の話し、現在の経済状況の話し、些細な世間話など、様々な話しを伺うことができた。国際的な話し一つをとってみても、実際にタイやミャンマーでの実地活動を行っている方々のお話はどれも深い内容の話ばかりで、とても興味を抱いた。このことも貴重な機会だったので、とても良い経験になった。
【2.実習をしてつらかった点】
地球市民ACTかながわの方々と、活動を行っている間に、今の世界の状況や、タイの山岳地帯の実状についても知ることができたが、話を聞きつつも、自分の知識の無さを痛感させられた。私にとってボランティア活動をしている間で1番つらかったのは、この点であった。経済学科であるのにも関わらず、経済の話しでも、分からない部分が多いことに気付いた。自分が知っていたのは、ニュースで取り上げられるような大まかな外国の様子や事件、経済状況だけで、少しでもその中身に目を向けるとなにもわからなかった。自分の知識の無さに今気付けたことを、良いことだったと捉えて、これからは国際関係の様々な知識を少しでも手に入れていきたいと考えている。
【3.動機シートに対して実際にできた点、できなかった点】
価値観や世代の異なる人とのコミュニケーション能力については、少なからず養うことができたのではないかと考える。とても少ない時間のなかではあるが、以前の自分と対比させてみてみると、事務局の方々や、イベントを訪れていたお客さんなど、様々な方とのコミュニケーションを図れたと感じている。行動力については、ボランティア活動の最中において、恥ずかしながら、1つ仕事を終えると、ほとんどなにをしていいのか分からなかった。短い時間で活動環境を把握しきれなかったからと捉えるのではなく、行動を起こせなかった自分の能力不足だと考えたい。
【4.残り一ヶ月間でなにに挑戦したいか】
残りのボランティア活動において、まずは、優先的に自ら行動を起こすようにすることを心かげたいと考えている。例えば、簡単な作業だとしても、与えられた仕事を言われたままにこなすのではなく、求められたこと+αの仕事をして答えられるような人間になりたい。自分が将来社会に出ることを考えれば、このような行動力を持ち合わせていないと話しにならないので、社会人として通じるような行動力を身につけるいい機会だと捉え、これを発達させていきたい。とても微力な力ではあるが、少しでも国際協力の役に立てるように、努めたいと考えている。また、日頃国際協力の現場に立っている方々とかかわる事のできる貴重な機会なので、お話を伺ったりすることにより、より多くの知識を吸収し、今後の自分の人生にも良い意味での変化を自ら与えていきたい。残りのボランティア活動はとても少ない時間ではあるが、目標を意識することにより、ボランティアといえど、行動力を身につけたり、知識を吸収したりと、いままで以上に有意義な時間を過ごしていきたい。