経済学部  /  経済学部生の生活  /  活動報告  /  学生による中間報告 子どもミニデイサービス・まーぶる レポート2

学生による中間報告 子どもミニデイサービス・まーぶる レポート2

自分と実習先の基本情報 

2年生女子

実習団体名 : 子どもミニデイサービス・まーぶる

【実習先志望動機】
 今回の授業は、35時間という短い実習時間です。その短い時間の中で、新しいことに挑戦するよりも、今までの経験を生かせることをしたいと考えたからです。そして、何より子供が好きだからです。

【目標】
 他の誰かに教示されて実習をおこなうのではなく、自分から進んで動ける自発性を身に付けたい。そして、様々な人(子ども、保護者、先生)と交流し、色々な経験をしていく中で経験値や世代の異なる人とのコミュニケーション能力を養成し、長所、短所など、自分を見つめなおす機会にしたい。

実習の感想文 

【1.実習をして楽しかった点】
 実習に行く前は、子どもたちと、どう距離をとればいいか分からないし、“まーぶる”の細かいルールなどを知らないので、先生に対して、保護者に対して失礼なことをしてしまったり、また、実習生を受け入れてもらえるのかが不安でした。しかし、“まーぶる”の実習は私が、想像していたものとは、はるかにちがうもので、とても、楽しいものでした。実習を通して楽しかった点は、保育園に行くたびに、子どもたちの「出来た!」という経験に寄り添えたこと。そして、粘り強い日々の関わりで子どもの喜怒哀楽に寄り添うことができて、成長を実感出来たこと。また、子どもたちを楽しませるためには、まず、自分も楽しまなければなりません。なので、子どもたちと一緒なって遊び、一緒になって遊んだことが純粋に楽しかったです。また、分からないこと、出来ない事があった時に私の事を呼んでくれて、「教えて!」と言ってきたこと。少しでも頼りにしてくれているんだと実感し、嬉しかったです。その他、私が実習時間を終え、帰るときに、泣いて「帰らないで!」と寂しがってくれる子がいて、大変な子がいても、また“まーぶる”に実習に来ようと思う事ができました。

【2.実習をしてつらかった点】
 この実習を通して、辛かったことはほとんどなかったです。1つあげるとすれば、子どもたちの要求に気づき応えられるよう努力していても、全く笑顔にならない子どもたちが、母親が迎えに来ると、満面の笑みで走っていくことです。子どもたちにとって母親が1番なのは分かっているはずなのに、なんともいえない気持ちになりました。その他、辛かったことはなかったのですが、大変だったこと、難しかったことは、たくさんありました。1人で何人もの子どもを見るので、目の前にいる子どもたちと接しつつ、全体を見渡し、周りの子どもたちの安全に気を配らなければならなかった。そのため、私の至らなさからまわりにいる子どもたち以外にあまり目を向けることが出来ず、大変でした。また、実習生という立場で、どこまでやるべきか、やっていいのかというラインの難しさや、子どもたちひとりひとりに対しての、適切なアプローチ方法を見極めることの大変さを実感しました。その中でも、言葉が通じなく意思疎通をとるのが難しい0歳児を扱う事も多く、その場合子どもの要求を満たすのが難しかったです。そして、1日に何度も何度も起こる子どもたちの喧嘩に早く気づき仲介にはいる事も大変でした。

【3.動機シートに対して実際にできた点、できなかった点】
 実習経験があるとはいえ、初めての場所に行き、0からのスタートだったので、教示されずに行動するのは、なかなか難しかったし、慣れるのに時間がかかりました。しかし、何日も実習を行っていくなかで、だんだんと自分から動けるようになり、“まーぶる”のルールも理解する事ができました。また、保護者の方とは、子どもたちの送り迎えをする際に、“まーぶる”の先生方とは休憩時間、実習終了後にコミュニケーションをとる機会があり、様々な人の価値観の違いに気づくことができました。私は今まで、同じ世代の人ばかりと関わってきたため、保育士の方のお話を伺う機会は私にとって、特別でした。保育士というのは、私が思っていた以上に過酷なものだと思いました。ただ単に“子どもが好き”ということだけでは、この仕事は務まらないということが改めて感じました。

【4.残り一ヶ月間でなにに挑戦したいか】
 コミュニケーション能力はこの数時間でそれなりにつけることができたのではないか?と思います。残りの1か月でこれまで通り教示されるのではなく、自分から動ける自発性を磨いていきたいと思います。また、0歳児の対応の仕方も、学んでいきたいと思いました。
 “まーぶる”にいる子どもたちの年齢は、人間形成の1番大切なときにいます。そんな子どもたちを相手にしているのだから、今まで以上に子どもたちと注意深く接していかなければならないと感じました。子どもは自分の気持ちをうまく表現するのはなかなかできないものです。言葉に表れることだけでなく、全身で伝えようとしていることを正しく理解し、対応しなければなりません。そのために、感受性や想像力を駆使するとともに、様々な価値観を理解していくことが必要だと感じました。子どもたちはそれぞれ育ってきた環境があり、親や兄弟、家族がいます。一口に家族といっても、様々あると思います。祖父母など高齢者がいる家族、何らかの病気にかかっているかもしれません。子どもが発する言葉一つひとつに家庭環境が影響していると私は思います。家族の気持ちや考え方が子どもたちの言動や行動にどのように表れているかを感じ取ることも子ども自身をちゃんと知るための方法だと思います。それぞれの価値観を理解するために、幅広い視野を持つことを意識したいと思います。
 私は実習を通して、子どもたちが笑顔を見せてくれることが何事にも代えられない大きな喜びだと感じました。残りの1か月で精一杯子どもたちと向き合い、子どもたちの気持ちを正しく理解し、ひとりでも多くの子どもたちを笑顔に出来るように頑張りたいと思います。そして子どもたちにとって本当の母親にはなれないけれど“まーぶる”でのお母さんに少しでも近づけるように残り1か月努力しようと思います。