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学生による中間報告 子育て支援拠点ラフール レポート1

自分と実習先の基本情報 

2年生女子

実習団体名 : 子育て支援拠点ラフール

【実習先志望動機】
 ニュースなどで子育てに悩んでいる親御さんの話を特集しているが、自分の身近に小さな子供を子育てしている人がおらず、本音の部分を知る機会がまったくない。そのため、ぜひこの機会に子育ての実情を実際に親子と触れ合うことで知りたいと思った。

【目標】
 価値観や世代の異なる人と接していく中で、マナーやコミュニケーションはもちろんのこと、一番に視野を広げたい。又、自分の事だけではなく、その場その時で何が求められているかに常に気を配り、行動に移せるようになりたい。

実習の感想文 

【1.実習をして楽しかった点】
 今回実習をさせていただいているラフールでは1歳前後のお子さんが中心であり、すこし笑いかけると素直に笑い返してくれる姿がとても印象的だった。今まで全く接したことのない年齢、更にまだ言葉が話せない子供がほとんどだったのでどう遊んでいいのか最初は全く分からず、ただお母さんとお子さんが遊んでいるのを見ていることしかできなかった。しかし、お母さんたちが興味を持って気軽に話しかけてきてくださったので少しずつ打ち解けることが出来たように思う。「学生さんなんですか。」の一言からどんどん話が広がり、さまざまな話をすることが出来た。あるお母さんは、就職してから仕事一筋で、朝から終電まで仕事をするという生活パターンを十数年続けてきたという話をしてくださった。つい最近まで、子供をもって生活することなど想像もできなかったとおっしゃっていた。私が、「お仕事と子育てではどちらが大変ですか。」という質問をしたところ、「間違いなく子育てですね。」とはにかみながら答えてくれた。理由を尋ねると、仕事は自分が病気になったら休める。でもこどもは生もので、育児は24時間365日あるものであるため、いったん休憩ということができないからとおっしゃった。これには凄く納得する部分もあり同時に子育ての過酷さを痛感させられた。この日はお父さんも一緒にいらしていてお話しをする事が出来た。又、別のお母さんは大学時代のお話しや当時考えていたこと、子供が生まれるまでにしていたお仕事の話まで友人のように楽しくお話ししてくださった。お母さんという立場だと共通項がなかなか見つからず、自分と直接結びつけにくく感じていたが、特に大学時代に考えていたことでは自分と重なる部分も多く、母親という存在と自分の距離が少し縮まった気がした。自分が母親になったらというイメージもぼんやりとではあるが想像するきっかけとなった。
 一方で子供たちとの触れ合いの中での発見、楽しかったこともたくさんあったので、振り返りたい。子供たちは思っていた以上にそれぞれ性格がはっきりとしていて大変驚いた。遊び方一つをとっても、黙々とおもちゃの線路を組み立てて電車を走らせることに熱中する男の子、お母さんと楽しそうに絵本を読む女の子、私が近づくと恥ずかしがって逃げて行ってしまう女の子、手を引っ張って次はあれで遊ぼうと積極的な子と、ほんとに様々でおもしろいなと感じた。お母さんは、子供の性格を細かなところまでしっかり把握しており、その子の性格に応じた注意の仕方や遊び方をさりげなくしていてさすがだな、と思ってしまった。同時に施設の一員としている以上、おもちゃの取り合いなどが起こった際には自分自身もしっかりと、その子の性格をみて対応する必要性を強く感じた。
 おままごとの際には、包丁で野菜を切って鍋にいれ、火をつけて、炒めて、お皿に盛って、食べさせてくれたのがとても嬉しかったし楽しかった。手順をしっかり丁寧に行う姿には、お母さんのことをよく見ているのだなあと驚いた。
 又、ちょっとしたことでわっとえがおになったり、急に泣き出したり、くるくると表情が変わる子供たちは見ているだけで飽きることがなかった。こちらが変な顔をすると素直に笑ってくれ、天使のような笑顔だと思った。
 きっと、まいにち忙しく過酷な子育てもこういった瞬間があることで楽しく頑張れるのだろうな、と改めて実感した。

【2.実習をしてつらかった点】
 今回の実習でつらかった点は慣れるまでの時間だった。言葉が話せない子供とどうやってなかよくなったらよいのか、何をしたらよいのかについて考えているうちが一番時間が長く感じた。しかし、あれこれ考えるよりも、言葉が通じる通じないは関係なく話しかけてみる、一緒に遊ぼうという気持ちをもっていれば自然と仲良くなれることを今回、実感した。又、気が強い子はどうしてもおもちゃを他の子に譲ってあげなかったりする場面が多々ありそうした時の対処の仕方についてはどうしていいかわからずお母さん任せになってしまう事がほとんどであり今後実際に様子をみながら、学んでいきたい。

【3.動機シートに対して実際にできた点、できなかった点】
 一番の目標であった、価値観や世代の異なる人と接する中で視野を広げるというのは実感できている様に思う。普段の生活ならば知り合うことのない、小さな子、その親御さん、施設のスタッフの方と時間を共有する中で、子供に対する気配りや仕事と子育ての両立、親同士の繋がりといった、興味を持っていたことについて実際に見たり感じたりすることで新たに知ることが出来た。又、マナーやコミュニケーションに関しては、自分から積極的に話しかけたり、体をつかって遊ぶことが出来たのではないかと思う。しかし、何が求められているかに常に気を配り、行動に移せるようになりたいという点では、まだまだできていなかった。お子さんと親御さんが施設にくるまでの施設の掃除、準備の時間には、何か手伝うことがないか探し、実行することができたが、親御さんとお子さんがいっらっしゃってからの時間は遊ぶことに熱中してしまい、常に全体に気を配るという点で、出来ていなかったように思う。

【4.残り一ヶ月間でなにに挑戦したいか】
 まずは達成できていない、常に全体に気を配ることを実践したい。また、お父さんとおはなしをする機会があまりもてなかったのでお母さんだけでなく、積極的にお父さんにも話しかけて子育てに関する父親としての本音の話を聞いてみたいと思う。そして、ボランティアとしてでなく親御さんが安心してこどもをまかせられるような、子供への気遣いや遊び方ができるスタッフの一員として実習を締めくくりたい。