学生による中間報告 下倉田地域ケアプラザ レポート4
自分と実習先の基本情報
2年生女子
実習団体名 : 下倉田地域ケアプラザ
【実習先志望動機】
実習先を選んだ理由は、祖母の存在があったからです。私の祖母は現在要介護5と認定
されています。祖母は介護施設に入居しており、お見舞いに行ったときに介護施設を見たり、介護の現状を目の当たりにしたり、少しずつですが、介護とはどのようなものなのか理解し始め関心を寄せていました。実際に自分が介護施設に関わることにより知識を深めたいと思ったので下倉田地域ケアプラザを選びました。
【目標】
周りの様子を見て自分がどのような行動をしなければならないのか瞬時に判断し実行
に移す自発性を持てるようになりたいです。利用者に快適な1日を提供する精神と行動力を培えるよう心掛けたいと思います。価値観や世代の異なる人とのコミュニケーション能力が高まるように自ら話かけて交流を持つ時間が多くなるように努力したいです。
実習の感想文
【1.実習をして楽しかった点】
実習をしていて楽しいと思えるときは、利用者とだんだんと距離が縮まっていると感じられたときです。デイサービスとして、日中高齢者たちが楽しく過ごせるようにスタッフの方たちの下、手伝いをしていましたが、最初は私が会話の輪の中に入ってもうまく溶け込めず難しいというのが実感でした。しかし、次の週行くと「先週来ていた人だよね」と話かけてくれる人もいてその後、だんだんと溶け込むことができるようになりました。話を聞いているとその話の内容は様々で孫の話や、育てている植物、過去にやっていた趣味などとても楽しい時間になりました。中には、話すことができない利用者もいますが、ほほえみかけると相手もほほえみを返してくれて、言葉がなくても会話ができることに気が付きました。特にうれしかった例としては、利用者の態度が変わったときです。初日、私が話かけてもそっけない態度をされとても困りました。しかし、それでも笑顔で接するうちに次回の実習のときに変化が見られました。私が、湯呑み茶碗の回収をしていたとき他の利用者の湯呑み茶碗を含めて私の方によせてくれたり、話しかけたら返事が返ってきたりと大きな反応を見せてくれました。とてもうれしかったです。このことからも表情とは、人間関係を築いていくうえでとても大切なコミュニケーションツールであるということが改めて確認できたように思いました。また、この実習中にいろいろな利用者と出会う中で一番印象深かったのは、リウマチという病気を患っている利用者です。リウマチとは、全身の関節が侵され、痛みや変形が生じ手も足も動かなくなってしまう病気です。その方も現在、車椅子を使って生活をしておりほとんど体が動かない状態です。それでもリハビリを続け左腕が少し動かせるようになったそうです。その方が言った言葉「体が動かないけど、私には夢があるの。楽器をやりたい。踊りをやりたい。俳句を書きたい。」に私は困難な状況でも夢を持ってひたむきに病と闘う姿に生きる力を感じられ言葉が出ませんでした。その言葉に周りの方たちが、「がんばれ。」「少しずつ動かせば治るよ。」と励ましあっていたのを見て、どんな時でも人と交流を持ち続けることがとても重要であることを感じることができました。実習を通して高齢者と関わる中で考えさせられることがたくさんありました。今季の日程は残りわずかですが、たくさんの方々と交流をもてるようにそして、利用者と共に楽しい時間が過ごせるように、積極的に活動していきたいと思います。
【2.実習をしてつらかった点】
実習をしていて高齢者と会話を持つためにどのような話題であったら話しやすいかやどのように会話の中に入っていくかなどコミュニケーションの取り方に難しさを感じました。大正・昭和と過ごされた利用者の話に分からない点もありもう少しその時代に流行したものや音楽など知っておくべきだったと思うことも多々ありました。交流を持つ上で特に困ったことは、会話をすることが難しい高齢者との接し方です。何を要求しているのか、何をすれば喜んでもらえるのかと試行錯誤の連続です。話をしながらもそればかりに集中はしていられず常に周りに気を配り1人1人に対応しなければならないので、あわててしまうこともあり丁寧な対応を提供することができないこともありました。例えば、入浴の手伝いをしていてフロアのスタッフの人数が少なくなっているときは、スタッフが忙しそうにしているところにすぐ駆け寄って利用者の髪の毛を乾かすのを手伝ったり、トイレや飲み物などの要求にすぐ反応できるようにフロア全体を見張っていたりとせっかく利用者との話が盛り上がっていても中断しなければならず次の業務に移るにあたってどのようなタイミングで利用者の気分を害さないように席を外そうか、といつも考えてしまいます。気を張る時間が長いので実習が終わると充実感と共に肩の力が抜けたような気がします。
【3.動機シートに対して実際にできた点、できなかった点】
最初の頃に比べて仕事の内容や流れがつかめてきたので、スタッフに言われなくても自主的に仕事を見つけ行動に移すことができるようになりました。利用者に話しかけるときは笑顔ということをいつも心掛けていたら、多くの利用者が笑顔で応えてくれ、たくさんの会話も生みだすことにつながり交流を持つことができました。しかし、中にはなかなか心を開いてくれない方もいます。その方とのコミュニケーションを持つことがあまりできなかったので、少しでも距離が縮まるようにスタッフの方たちと相談しながら工夫していくことを今後の課題としたいです。実習を行っていく中でさらに目標が増えたように感じます。それは相手の立場になって相手を思いやるということです。利用者の要望、スタッフの要求だけに気が付くだけではなくて、相手がどのように感じているかにまで気付く、心にまで寄り添って対応することを新たな目標にして取り組んでいきたいと思います。
【4.残り一ヶ月間でなにに挑戦したいか】
残りの実習は地域の行事のお手伝いが2回含まれています。具体的には6月16日に障がいのある子もない子もみんなで一緒に楽しく遊ぶことを通じて、いろいろな人たちと交流し楽しく過ごすことを目的としたあそびのつどいという行事に参加します。今回は、ピザ作り、コンサート鑑賞をするようです。また、6月22日には童謡、唱歌などをみんなで歌って様々な世代の人と交流をもつサロンはなだてという行事にも参加する予定です。いままでとは実習内容が違うので少し不安もありますが、行事が円滑に運営されるように力を尽くしていきたいと思います。地域の行事なので交流できる年齢の層がもっと広がるのではないかと思うので、なるべく多くの方と会話を持ち自分も楽しんでいきたいと思います。初めて行う業務とはいえ、今まで培ってきた経験を生かして精一杯務め、スタッフの方たちとも交流を持ち信頼を深めることができるように一生懸命取り組みたいです。