増山幸一 教授

 

プロフィール 

増山幸一 教授

学位 :
Ph.D.

最終学歴 :
カリフォルニア大学大学院博士課程

専門分野 :
マクロ経済学・金融理論

主要研究テーマ :
社会経済ネットワークの経済分析、Python/scipyを用いたDSGEモデルの分析

教員個人のHP :
Professor Mashiyama's Homepage

ゼミナールのHP :
増山ゼミの広報ページ

主要担当科目 

国際経済学、ファイナンス、ゼミナール

所属学会・役職 

日本経済学会

主要な研究業績 

[ 種類 区分 題目 掲載誌・巻号・発行所・出版社等 刊行年月 ]

学術論文 単著
An Inventory Stock Market in a Business Cycle Model and Rational Expectations Economic Studies Quarterly34巻 第3号, 1983

学術論文 単著
The Rational Expectations Approach in General Equilibrium Analysis : An Overview『位相幾何学と経済学』京都大学数理解析研究所 1983

学術論文 単著
The Relationship Between Wholesale and Retail Prices and Speculation Economic Studies Quarterly 37巻 第1号, 1986

学術論文 単著
The effects of uncertainty and irreversibility on investment, Discussion Paper 09-01, 2009

学術論文 単著
「経済変動の動学的確率的一般均衡モデル(2) ― Octave/Dynareによるカリブレーション」『研究所年報』第28号 2011年

ゼミナール紹介 

研究分野 :
情報の経済学および金融システム論

演習の内容 :
現実社会では、衣服や食料品などの日常の売買取引であれ、自動車や銀行ローンなどの契約書を介した売買取引であれ、取引される商品やサービスの品質および性能に関する情報が完全であれば、取引が実現された後も何の問題も生じない。しかし、契約上で提示された商品の品質に関する情報が不完全である場合、例えば、販売される商品に欠陥がある場合、買い手がこの商品の情報を得ることができないならば、売り手は欠陥商品を売ろうとします。例えば、中国産ウナギを日本産ウナギと偽って売る動機が生じます。こうしたことが起きると、ウナギの品質に疑いが持たれ、ウナギが売れなり、悪くすると、ウナギ市場が崩壊する危険性が生まれる。銀行が投資資金を工場に貸出すとき、借り手の工場経営者の投資計画案について信頼性に欠けると疑問を持つならば、銀行は資金を貸し出さないでしょう。経済取引では、取引される商品やサービスに関する情報が不完全であるとき、モラル・ハザードやアドバース・セレクション等という病医理的な現象が起こります。
情報の経済学は、情報の非対称性が上記のような病理的現象を引き起こす経済的動機を抽出し、現実には病理的現象を防止するためにどのような制度やルールが採用されているのかを分析することを目的としています。情報の経済学はミクロ経済学的な分析の延長線上に位置しますので、応用ミクロ経済学の一分野です。近年では、情報の経済学の延長線上で、金融システム論といわれている分野が発展してきました。このゼミでは、情報の経済学と金融システム論の基礎を学習します。このゼミはBゼミですので、1年間で終了し、4年次で卒業論文を書く必要はありません。

学生によるゼミナール紹介