04年度学生によるゼミ紹介:村田玲音ゼミナール
演習の内容
『暗号・・・この秘密を暴きたいという強い衝動は人間の本性に深く根ざしたものであり、それほど詮索好きな人でなくとも、これはあなただけに教えてやろうなどと言われれば胸が高鳴ることだろう。とはいえ、謎解きにかかわる職業に就けるのは幸運な人なのであって、大多数の人々は、娯楽用に作られたパズルを解くことでこの衝動をまぎらわせるしかない。探偵小説やクロスワードパズルはそんな大多数のためにある。秘密の暗号を解読しようというのは、ごく少数の人達なのだ・・・。』
~ジョン・チャドウィック『線文字Bの解読』より~
暗号と聞いて想像するのはやはり戦争・スパイ・外交・犯罪・・・その字のごとく暗いものばかりかもしれません。事実暗号の起源は2000年以上も昔だと言われているが、その歴史の大半はこのような場面で、味方同士の通信内容を敵に漏らさないための手段として国家や一部の組織だけに使われてきた暗い暗号技術でした。しかし、このゼミが対象としている現代の暗号は全く違います。近年、音声・写真・映像等、あらゆるものを数値化して共通のデジタル情報として取り扱えるようになりました。そしてインターネットを中心とする通信インフラの発達により、一般の人々がその情報を世界規模で自由にやりとり出来るようになりました。そこで、高度情報通信社会を構成する必須要素として、情報セキュリティの概念が注目されるようになりました。その核となる技術として脚光を浴びたのが現代暗号です。人々は、新たなシステムが誕生するたびに最初は戸惑いながらも誰もが理解し文化として取り入れています。暗号は、今まさにこれらが誕生した時と同じ状態にあります。ともすれば皆さんもすでに無意識に使っているかもしれません。少なくともこれからの生活には密接に絡んでくるものになるでしょう。そしてその要素は、実に面白い理論で構成されています。それなのにそれが一体どんな仕組みで成立しているのか知らないまま暮らすのはちょっぴりもったいない気がしませんか?村田ゼミで暗号の仕組みを学び、このごく少数の仲間入りをしよう!文明のバロメーターである数学を武器に、未知の領域にむかって積極的に向かって行こうとする探究心旺盛な生徒を村田ゼミは待っています!!
先生の特徴・・・マイペースでおもしろい・時に厳しく時に優しく・甘いものが好物♪
ゼミの雰囲気・・・八芳園でのお茶会・飲み会といったイベントが突発的に起こる油断できない楽しいゼミです!!
ゼミHPへのリンク・・・http://www1.meijigakuin.ac.jp/~lmurata/
個人情報はHPに載せないほうがよいと判断するので、問い合わせ先は学生によるゼミ説明会の際に伝えます。