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07年度学生によるゼミ紹介:中野聡子ゼミナール

演習の内容

中野ゼミは三年生12名、ただ今与えられた課題をいかに吸収し、わかりやすく説明するかの特訓中です!

具体的にゼミでは何をしているのかというと、現在ゼミでは、『市場社会の思想史「自由」をどう解釈するか』(間宮陽介)著を、各章ごとに割り当てられたグループレポーター(3人)が要点をまとめ、さらに必要ならば他の参考文献を用いてみんなの前で発表します。その発表内容に対して先生やリスナーが質問や意見を交わしながら議論するといった形式の授業をしています。リサーチの対象となるのは経済学史、経済思想史で、アダム・スミスに始まり、限界革命期のジェヴォンズ、ワルラス、メンガー、そしてケインズにいたるまでの各時代の経済学者の抱いた思想はどのようだったかを詳しく分析し、またそれぞれの学者の意見の対立を比較していきます。思想を取り扱うので数学の力はあまり必要ありませんが、文章能力は相当重要になってきます。卒業論文は経済思想をテーマとしたものになります。

多数の経済学者の経済思想について調べ理解を深めていくことによって、どういった時代背景で、世界の学者たちが経済問題の答えを導き出してきたのか垣間見ることができます。これまで二年間学んできた、経済学の理論や定義などの意味を実感できて今まで以上に経済学に興味が湧くはずです。また授業は簡単なミニプレゼン形式であり、理解する(=インプット)だけでなく、他者に内容を説明する(=アウトプット)能力も自然と身についてきます。昨年度行われた卒論発表会ではわがゼミ初参加にして、先輩が見事優秀賞を受賞するという快挙を達成しました。人前で自分の考えを的確に伝えられるようになれば、きっと将来、社会人になったときに、それが大きな財産として活きることでしょう。加えて過去の卒業生の就職先は、積水ハウス、前田建設、三井のリハウス、みずほ銀行などが挙がります。これらの会社は参考までです。基本はひとつの業界にとどまらないオールラウンドなゼミです

中野先生はとても温厚で、生徒が驚くほど和やかなオーラが出ています。ときには授業中に鋭い質問をぶつけてくることもありますが、それは私たち生徒のため!どうしてもプレゼンで苦戦したときは答えに導くためのアドバイス、ヒントを優しく教えてくれます。経済学史の授業を履修している生徒は先生に質問することをお勧めします。きっと先生の温厚な人柄がわかると思います。

ゼミの雰囲気は全体の出席率は高く、真面目な部分と、先生の人柄と似たすごく和やかな空気がいい方向にミックスされたといった感じでしょうか。夏には修善寺に出向いての合宿があり、研究テーマについての議論、卒論に向けての説明を受けた後、親睦を深める企画が予定されています。新鮮な空気を味わうことによって気分もリフレッシュできます。