12年度学生によるゼミ紹介:中尾茂夫ゼミナール
<中尾ゼミについて>
中尾ゼミ3年生は13名(4年生は9名)で活動しており、ゼミ自体は世界経済コースのものですが、公共政策コースのゼミ生もいます。
ゼミのテーマは「グローバリゼーション~金融と人間~」というもので、昨今さまざまな場面で言われているグローバル化について、金融面から考えていきます。また「金融」とは人間が経済活動の都合上、作り出した技術です。そこで金融、つまりお金の流れの裏には、人間の思惑などがどう絡んでいたのか、といった普段のニュースではなかなか知ることのない情報を学んだりします。例えば、なぜ日本に証券文化がなかなか浸透しないのか、なぜ銀行が金融の中心なのかといったことです。
ゼミの形式は、その回の担当者がテキストの指定された範囲をまとめ発表し、それをもとに先生とゼミ生がディスカッションするというものです。
今年度使用した(予定含む)テキストは以下の通りです
・『金融が乗っ取る世界経済』(ロナルド・ドーア著)
・『消費するアジア』(大泉啓一郎著)
・『TPP亡国論』(中野剛志著)
・『国家の存亡』(関岡英之著)
中尾先生は、多くの本を執筆され、海外での滞在歴も多く、民間の金融業界で働かれた経験もあり、経験や知識が豊富で、私たちのどんな疑問にも答えてくれます。難しくなかなか理解することができない内容も、ひとりひとりが理解できるまで丁寧に解説してくださいます。また、先生の豊富な人脈により、他大学の先生や弁護士、マスコミ関係者といったゲスト講師の話を聞き、東京証券取引所など様々な機関への見学もあり、多くの経験ができます(以外の実績は、日本銀行、国際協力銀行、NHKなど)。
ゼミの雰囲気としては、一人一人が自分の意見を持ち、盛んなディスカッションをすることを重視しているため、疑問に思ったことを質問したり、意見を述べたりしやすいです。2年生のうちから予備ゼミを数回行うので、早いうちからゼミ形式に慣れることができます。またゼミの本格的なスタートとして3年生の一番初めに合宿を行います。そこでゼミ生同士が仲を深めることができ、その後のゼミ活動もとても和気あいあいとしたものとなります。
<進路について>
ゼミの先輩の就職先としては、銀行、証券、生保、リースなど金融業界が多く、その他にはメーカーや公務員に就職された方もいます。私たちの学年も金融業界を目指す人が多いですが、その他の業界や公務員を目指している人もおり、様々です。