関口 幸代 准教授

関口 幸代 准教授

関口 幸代
准教授

— 教育工学
— 外国語教育学

研究/専門分野

オーストラリアの大学院で外国語教育学を学び、同国ビクトリア州の中高教員免許 (英語/ESL・日本語) を取得後、オーストラリアの大学で長く外国語教育に携わりました。広い国土に居住地が点在しているオーストラリアはテクノロジーを取り入れた遠隔教育の研究が盛んでした。その影響もあり、教育にICT (Information and Communications Technology: 情報通信技術) を活用する研究分野に移行し、メルボルン大学教育学部大学院にて教育工学修士を取得しました。現在はICTの教育への利活用、特に外国語教育への導入・実施方法について研究しています。また、海外の大学生と本学の学生をSNSでつなぐ、双方向対話型国際協働交流クラス・科目の設計、運営にも力を注いでいます。今後もこれまでの経験を活かし、学習者が外国語で積極的に交流する外国語学習環境の開発・研究を進めたいと思っています。タブレットやアプリなど新しく、便利なテクノロジーを英語学習環境にとりいれることを常に考えています。

英語の学習のすすめ

大学院留学後、大学教員として長くオーストラリアに滞在しました。英語を介して生活や仕事をする環境では、英語『を』学習することはゲームにでるための『ルール』を学ぶことと似ていました。基礎力として『英語について学ぶ』ことは、参加するための必須条件でした。でも面白かったのはここからです。ルールを使って、ゲームに参加し、英語『で』様々な事柄を通してその社会や価値観にふれることができましたし、その国の言葉で自分の意見・意思を伝えられるようになり、コミュニティの一員としてその社会に参加したと実感できました。みなさんにも、是非、英語『で』ゲームに参加してほしいと思っています。ルールを理解した ”good player” が、ゲームにたくさん参戦することで ”strong player” になっていくのです。外国語はみなさんの世界を広げてくれるツールの一つです。英文学科で学ぶみなさんには、実践に出て、そのツールをフルに活用してもらいたいと願っています。英語を介し、視野を広げ、いろいろな可能性に向かって挑戦してください。

研究分野の基本図書・参考図書

私の研究分野で英文学科のみなさんが身近に感じられる学習分野は、ICTをどのように英語教育・英語教育カリキュラム設計に活かすかという点だと思います。日本も様々な政策を掲げ、教育分野におけるICTの活用を推進しています。将来、英語教育に関連する仕事に進みたいと考えるみなさんには是非この分野にも関心をもってほしいと思っています。入門編としてMarc Prensky著の”Digital Game-Based Learning” (日本語版:『デジタルゲーム学習―シリアスゲーム導入・実践ガイド』) をお勧めします。テクノロジーがどのように教育に貢献できるか (またはできないか) という点を分かりやすく示してくれています。またインストラクショナルデザインという理論は教育カリキュラム設計に不可欠です。Dick & Carey 著の “The Systematic Design of Instruction” (日本語版:『はじめてのインストラクショナルデザイン』) はこの分野の古典です。日本語版でも楽しめます。

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