英語を磨く SKILL

使える英語力を身につける

1-2年次の英語基礎科目

明治学院英文学科では独自の英語カリキュラムを採用し、1年次と2年次には「聴く」「話す」「読む」「書く」の4つのスキルを集中的に磨きます。“Listening and Speaking”、“Listening and Pronunciation”、“Reading”、“Academic Reading”、“英文法”、“Writing”、“Academic Writing”など基礎から上級レベルまで網羅した科目群をバランス良く配置し、習熟度別のクラス編成で個々のレベルに適した授業を行っています。

多くの授業は英語ネイティブスピーカーによる少人数クラスで、「英語を勉強する」だけではなく「英語で勉強する」実践力を身につけます。1、2年次に集中して英語科目を履修しスキルの向上をはかることで、3年次以降の専門領域で英語を生かした学習活動ができるように準備していきます。


英語の自律学習・アクティブ・ラーニング環境作りのサポート

英語力の向上には、基礎科目に加え、授業外での継続的な学習活動が不可欠です。英文学科ではさまざまなモバイルツールを活用し、学生の自律学習をサポートしています。即時にフィードバックが受けられるオンラインライティング学習ツールや、語彙力、読解力向上のためのオンラインリーディング個別学習ツールなどを導入し、個々の学生の目標到達のサポートをしています。

学生一人一人にiPadが貸与される選択科目「英語オーラルコミュニケーション」では、ソーシャルメディアを活用して英語圏の学生と授業内外で協働調査をしながら実戦で英語コミュニケーション力を磨きます。またMOOCs (大規模公開オンライン講義) で配信される英語での講義教材を活用して、ディスカッション、アカデミックプレゼンテーション、ディベート活動に特化した授業を行っています。授業のために1年間貸与されるiPadで配信動画やスマホアプリなどの実践的な教材を使用し、学生一人一人が授業内外で自律的に英語学習にどっぷりと取り組める学習環境を整えています。


留学へのサポート

英語圏への留学に強い意欲をもって入学してくる学生が多いことも明治学院英文学科の特徴の一つです。英文学科では入学時と1年次終了時に全員にTOEFL ITPを実施します。まず入学時点の英語習熟度を測り、自分がどのくらいの位置にいるか世界基準のテストで客観的に判断します。そして1年次修了時に再度TOEFL ITPを実施し、個々の英語力向上値を数値化し、留学希望の有無に関わらず次年度の英語学習目標設定に役立てます。

過去2年のデータでは、明治学院英文学科のカリキュラムで学ぶ1年生の75%以上が最初の10か月間でスコアを上昇させ、その平均上昇得点は約30点となっています。そのうち20%は50点以上の大幅なスコア上昇を記録しています。

英文学科では毎年たくさんの学生が学内の様々な長期・短期協定留学制度を利用して留学を実現させています。学内の協定留学制度に合格するためには、英語能力試験TOEFL・IELTS (英国) で必要とされるスコアを取得する必要があり、留学を目指す学生にとって最大関門の一つです。英文学科では、上で紹介した英語カリキュラムだけでなく、留学を希望する学生には目標達成のために入学時から戦略的に留学準備ができるよう留学促進セミナーを行い、TOEFL・IELTS対策準備や留学相談等のサポートをしています。また。学内では国際センターがTOEFL・IELTS対策講座を行っています。1年次春からしっかりと参加し、留学実現の一歩としましょう。