笹田 直人 教授

笹田 直人 教授

笹田 直人 教授

— アメリカ文学
(19-20世紀小説)

みなさん、こん〇〇は。バイクツーリング途中のソフトクリームはたまりませんな。甘いものを食べて血糖値を上げ疲労回復、さらなる旅程の挑戦に挑むの図です。日本での二輪による一日の移動距離の最高記録は743キロです。ちなみに、アメリカでは720マイルです。

研究内容

私の専門領域を狭く言えば、アメリカ南部作家のWilliam Faulkner研究ということになります。私の米文学専攻のスタートはそこからでした。そうした狭義の研究から、これまでに派生してやってきた分岐的研究として、黒人はどのように自分たちの文学を紡ぎ出したか、黒人はアメリカの文化形成にどんな影響を及ぼしたか、人種やセクシュアリティがアメリカ文化のダイナミクスにどんな影響を与えたか、など学際を横断する雑多な研究テーマを、現在、私はかかえています。他に、エコロジーとエコクリティシズムも、ときに頭を占有するテーマとなっています。もともと私はジャーナリスト志望で大学時代の素養もそれに沿って培ってきましたから、研究も先祖返りしてますますハイブリッドなものになっているのかもしれませんね。

近著書としては『アメリカ都市の文化学』『アメリカ文化のキーワード55』、近著論文としては「乱反射する日本幻想、オリエンタリズム小論—小島信夫の作品を手がかりに」などがあり、それらは、そうしたハイブリディティの反映です。

趣味

私の趣味は、沢山あるのですが、群を抜いて楽しんできたのは、バイクですね。十代から築き上げてきたモーターサイクリストの経歴の方が、プロフェッサーの経歴よりもずいぶん長いです。どんな貧乏な時もつねに傍らにはパワフルなバイクを置きたかったが、それは叶わぬ夢だったこともあり、もとより書物は貧富とかかわりなくつねに傍らにあったのですから、もちろん人生の長きにわたる伴侶は文学ということになりますね。

アメリカではHarley Davidsonに嬉々として乗るのは白人ばかり、white supremacyをたたえるかに見えるのもむべなるかな。黒人ライダーは懐具合に応じてBMWか日本やイタリアのバイクにまたがっており、アメリカでは私も勿論、マイノリティの矜持を通すべく、ホンダとBMWに乗りました。アメリカではあらゆることに人種のポリティクスが潜んでおり、そういうのとは無縁な日本ではHarleyに乗ってエンジンの鼓動を楽しめても、アメリカでは乗る気になれません。そういえば、ドイツとイタリアと日本は敗戦国でもありますね。今はHarleyに乗ることはなく、BMWとイタリアのMoto Guzzi を楽しんでいます。

略歴

立教大学大学院文学研究科英米文学専攻博士課程前期修了後、目白学園女子短期大学英語英文学科勤務を経て、宇都宮大学教養部、同大学国際学部国際文化学科勤務、その後、明治学院大学文学部英文学科勤務。

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