「キリスト教と芸術」
2011年度 明治学院大学 キリスト教週間 10月24日(月)~10月29日(土)

毛沢東の「延安文芸講話」に次の一節がある。「芸術はすべて一定の階級、一定の政治路線に属している。・・・超階級的な芸術・・・、は実際には存在しない」。革命の最中にあっては、すべての芸術は「革命に奉仕する芸術」でなければならない。しかし、時を超越して存在した芸術群は、超階級的芸術である。西洋の音楽と絵画は全てキリスト教に寄り沿って生まれ、結果的に「時に並行」して存在している。

※引用:「延安の文学・芸術座談会における講話」(1942年5月)、『毛沢東選集』第3巻
司馬 純詩(明治学院大学 宗教部長・国際学部教授)




■渡辺総一絵画展 「いつまでも共にいる」
2010年キリスト教週間

日 程:10月24日(月)~10月29日(土)
時 間:午前10時30分~午後5時30分
(※10/24(月)のみ午後2時~)
場 所:明治学院大学白金校舎 記念館2階会議室
入場料:無 料
チャペルトーク:10月28日(金)、午後12時35分~1時
場所:明治学院礼拝堂
画像:《見えざる神を礼拝する》
(出エジプト記20:4)、2009年、油彩、183.5x 85.5cm

内容:OMSC(海外宣教研修センター)のアーティスト・イン・レジデンスとしてアメリカで過ごし、制作した作品から「十戒」を中心に展示します。

参考リンク:Artway/ OMSC1/ OMSC2/ Charis exhibition/ Yale University/ Christianity Today/ Jesus Laughing Exhibition/ Sweden Church

渡辺総一氏 プロフィール
1973年東北学院大学卒、1982年御茶の水美術学院卒。93年日辰画廊、2000年ジュネーヴ、ハノーバー万博、2001年教文館エイン・カレム、04年東京福音会センター、05年東和ギャラリー、09年イェール大学で個展。グループ展を93年から日本の「キリスト教美術展」。インドネシア、スウェーデン、イギリス、オーストラリア、マレーシア、韓国、アメリカなど世界各国でこれまで24回の個展を開催。2008-09アーティスト・イン・レジデンス(アメリカ・Overseas Ministries Study Center)
著書 : 『共に歩むキリスト』新教出版、For the Least of these, OMSC
会員:日本キリスト教美術協会、アジア・キリスト教美術協会、日本美術家連盟、日本基督教団大宮教会





  チャペルアワー(大学礼拝)
日程:10月24日(月)~10月28日(金)
時間:12:35~13:00(無料、申込不要)
場所:明治学院大学(白金校舎)・明治学院チャペル
明治学院大学 白金チャペル 明治学院大学は、キリスト教による人格教育を建学の精神とする大学です。
礼拝ではパイプオルガンの演奏・賛美歌合唱・聖書朗読・お祈りなどがありますが、一般の方もご参加いただけますので、お気軽にお越しください。



◆10月24日(月) 【音楽礼拝】~讃美歌の原点~
長谷川 美保(本学音楽主任者・オルガニスト)
音大でオルガンを専攻し、オランダに5年留学してひたすら演奏の技術を磨いていました。大学では「オルガン実習」を担当しています。
【招きの言葉】
人が人に思いを伝えるときに、そのままの言葉よりも音楽にのせて歌う方がずっとよく思いをこめられるものです。人間同士の恋愛の歌もキリスト教の歌も基本は同じ。その昔、言葉と同じく「共通言語」の役目をしていた音楽の中身を一緒にみましょう。


◆10月25日(火) 「人間のわざとしての芸術とキリスト教」
斎藤 栄一(本学文学部教授)
学部では音楽学を、大学院では西洋美術史を学び、今は主に15、16世紀のドイツ美術史を研究しています。授業では古代ギリシャから20世紀までの西洋美術を講じています。
【招きの言葉】
芸術とキリスト教、あるいは宗教は古くから深い関係にあります。しかもそれは、いわゆる「宗教芸術」にのみあてはまる事柄ではありません。今回は人間のわざとしての、そしてまた神への応答としての芸術活動について考えてみたいと思います。


◆10月26日(水) 【職員部次長礼拝】「信仰と芸術」
斎藤 一誠(本学広報室長)
国際基督教大学卒。専攻は言語学・フランス文学。ソニー宣伝部、ソニーアメリカ企業広告担当、ソニー・コーポレートテクノロジー部門などを経て、2006年4月から現職。
【招きの言葉】
キリスト教にとって芸術の占める位置は、東方教会、カトリック、プロテスタントではそれぞれ異なります。その違いを駆け足で振り返りながら、プロテスタントの立場から信仰と芸術の問題を考えてみたいと思います。


◆10月27日(木) 「明治学院と音楽」
樋口 隆一(本学文学部教授)
文学部芸術学科で西洋音楽史を教えています。明治学院バッハ・アカデミー芸術監督としてチャペルで本格的な宗教音楽の上演を行ってきました。
【招きの言葉】
キリスト教は「歌う宗教」です。1863年、横浜にヘボン塾が作られたときも、クララ夫人は日曜学校で日本人の子供たちに英語の讃美歌を教えられました。日本近代音楽館が開設された今、「明治学院と音楽」について考えたいと思います。


◆10月28日(金) 「見えざる神を礼拝する」
渡辺 総一(キリスト教絵画家)
学生時代に出会った聖書は、わたしにどう生きるべきかを問いかけ、悩みの中に指針と慰めを得てきました。その経験を神様への讃美として絵に表し、30年経ちました。
【招きの言葉】
旧約聖書に「あなたはいかなる像も造ってはならない」とありますが、それはどういうことでしょうか。キリスト教美術を進展させる根拠はどこにあるでしょう。豊かな聖書の世界に導く美術について、証ししたいと思います。







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