公開講座
|
|
|
横浜市民講座「土と文明」
2002年度 明治学院大学横浜市民講座
概要
イスラームの聖典『コーラン』によれば、「神はかれ(アダム)を土で造っておいて、それから『あれ』といいたまえば、かれはそうなったのである」(第3章59節)。ことほど左様に私たち人間と土は不可分な関係にあるのですが、歴史の近代化、人間社会の工業化・都市化は私たちを私たちの拠って立つ所の根拠、すなわち土から益々遠ざけています。その結果人体機能から社会倫理や文化に至るまで大きく変容しつつあります。敢えていいますとそれは否定的な変容、すなわち私たちの文明の衰退への道のように思えます。
イスラーム・スペインが生んだ法学者イブン・アブドゥーン(11世紀没)は述べています。「土を耕すこと(農業)は文明の根源である。人がこれをやめれば、あらゆる社会組織は弛緩する」。
「自然への回帰」が叫ばれる今日、この意味で私たちにとって土と文明の関係を今一度古今東西の歴史・文学などから考えてみたいと思います。
|
|
|
開講スケジュール
|
|
講日
|
内容
|
講師
|
|
1
|
10/5(土)
|
(開講式)土と文明
|
荒川 道夫
(明治学院大学教養教育センター教授)
|
|
2
|
10/12(土)
|
デクノボーは土をめざす
ー宮沢賢治と修羅ー
|
嶋田 彩司
(明治学院大学教養教育センター教授)
|
|
3
|
10/19(土)
|
イスラーム・スペインの栄光
ー土と水の文明ー
|
花田 宇秋
(明治学院大学教養教育センター教授)
|
|
4
|
10/26(土)
|
メソポタミア文明の興亡
ー灌漑農業の功罪ー
|
松谷 敏雄
(東京大学名誉教授)
|
|
5
|
11/9(土)
|
土・スポーツ・健康
|
久保 隆彦
(明治学院大学教養教育センター教授)
|
|
6
|
11/16(土)
|
古代エジプト王国の繁栄
ーナイルが育んだ文明ー
|
近藤 二郎 (早稲田大学助教授)
|
|
7
|
11/30(土)
|
アンデスにおける石の文化、土の文化
|
徳江 佐和子
(明治学院大学講師)
|
|
8
|
12/7(土)
|
母なる大地(マザー・アース)との共生
ー北米先住民神話に学ぶー
(閉講式)
|
佐藤 アヤ子
(明治学院大学教養教育センター助教授)
|
|
|
|
|
募集要項
|
期間
|
2002年10月5日(土) - 12月7日(土)毎週土曜日※11月2日(土)・11月23日(土)を除きます。
|
|
時間
|
13時30分 - 16時15分
|
|
募集対象
|
原則として横浜市内在住・在勤の成人
|
|
募集人員
|
140名(予定) ※応募者多数の場合は抽選となります。
|
|
会場
|
明治学院大学横浜校舎 5号館 530教室
|
|
受講料
|
7,000円(全8回)
|
|
申込期間
|
2001年8月26日(月) - 9月6日(金)消印有効
|
|
申込先
|
〒244−8539 横浜市戸塚区上倉田町1518番地
明治学院大学 庶務課 「横浜市民講座係」
|
|
申込方法
|
官製ハガキに「横浜市民講座受講希望」および、次の事項を明記して、上記申込先までご郵送ください。
1.氏名(フリガナ)
2.性別
3.年齢
4.住所(郵便番号)
5.電話番号
|
|
|
|
|
受講手続きについて
受講決定通知は9月中旬に郵送いたします。また受講料は受講決定後に所定の用紙により横浜市に納入していただきます。
問合せ先
明治学院大学 庶務課 公開講座担当
TEL 045-863-2177
FAX 045-863-2178
平日9時 - 11時45分、13時 - 16時30分(8月中は 9時 - 12時)
|
|
|