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公開講座

明治学院大学 横浜市民講座「 顔 」

2003年度 明治学院大学横浜市民講座(企画:教養教育センター付属研究所)

概要・テーマ:顔

「顔」あらゆるものの表徴です。「顔」をとおして、その人あるいはそのものの内実が表現されていることはいうまでもありません。例えば、「物思いに沈んだ顔」「顔に出る」「顔を出す」「顔が広い」「顔が売れている」「このあたりではちょいとした顔だ」「顔をつぶす」「顔に紅葉を散らす」などなどの言葉がそれを表しています。これは日本語の世界だけではなくアラビア語の世界でも同様です。アラビア語の顔は「ワジュフ」ですが、ワジュフの他の意味に「前面」「表面」「家の正面」「一日の、または世紀の始まり」「見解」「論旨」「名誉」「尊敬」「威厳」「一派の長」「顔を得た(信用・尊敬を得た)」「神の顔のために(神の御意にそって)」「顔が黒くなった(不名誉な行為をした)」などの意味があります。
これらのように顔はものの内実・本質・状況の象徴的形なのです。イエスや仏陀の「本当の」顔を求めて多くの芸術作品が創作されたのもこのことを示しています。反対にイスラームが「顔」の造形を禁止するのは、「顔」が誤信・誤解に陥る危険があるからでしょう。
本講座は、私たちにとって「顔」はどのような意味をもち、どのようにそれは機能してきたかを様々な角度・分野から捉えて「顔」の機能を再認識しようとするものです。

  講日 内容 講師
1 10月 4日(土) (開講式) 顔のある人、顔のない人
−顔の文化を考える−
永野 茂洋
(明治学院大学教養教育センタ 教授)
2 10月11日(土) 顔と表情の認知 花田 安弘
(明治学院大学文学部 教授)
3 10月18日(土) 女面(おんなめん)
−視る演技としての能−
池上 康夫
(明治学院大学教養教育センター 教授)
4 10月25日(土) さまざまな顔
−落語的人間学−
春風亭正朝(落語家)
5 11月 8日(土) 宇宙の顔 高橋 順子
(明治学院大学教養教育センタ 教授)
6 11月15日(土) バグダードの顔役 佐藤 次高
(早稲田大学教授、東京大学名誉教授)
7 11月22日(土) 西洋美術にみる顔の諸相 斉藤 栄一
(明治学院大学文学部 教授)
8 11月29日(土) 歌舞伎の顔たち
−隈取りを巡って−(閉講式)
谷口 茂
(明治学院大学 名誉教授)


開講時間 2003年10月4日(土) - 11月29日(土)
毎週土曜日 全8回 ※11月1日(土)を除きます。
13時30分 - 16時15分
募集対象 原則として横浜市内在住・在勤の成人
定員 140名 ※応募者多数の場合は抽選となります。
会場 明治学院大学横浜校舎 5号館 530教室
受講料 7,000円(全8回)
申込期間 2003年8月25日(月) - 9月6日(土) 消印有効
申込先 〒244−8539 横浜市戸塚区上倉田町1518番地
明治学院大学 庶務課 「横浜市民講座係」
申込方法 官製ハガキに次の事項を明記して、上記申込先までご郵送ください。
1.氏名(フリガナ)
2.性別
3.年齢
4.住所(郵便番号)
5.電話番号


受講手続きについて

受講決定通知は9月中旬に郵送いたします。また受講料は受講決定後に所定の用紙により横浜市に納入していただきます。

問合せ先

明治学院大学 庶務課 公開講座担当
TEL 045-863-2177
FAX 045-863-2178
平日9時 - 11時45分、13時 - 16時30分
※8月中は 9時 - 12時
※8月9日(土) - 8月19日(火)は閉室


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