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Economics

世界を動かす経済のしくみを理解し、困難な局面にも対応できる社会人養成を目指す

現代社会は商品やサービスの生産活動、市場を介した生産物の交換活動、そしてその消費活動という、巨大な経済活動の上に成り立っています。この複雑な経済システムの基本的作動原理を解明するのが経済学の任務です。この経済学を基礎から学ぶことにより、経済学的な見方と考え方を養うと同時に、変化する社会現象を経済学的に理解し、問題への対処法を主体的に選択できる社会人となることを目指して学びます。経済学に対する興味・関心の持てる、人とのコミュニケーションを大切にすることのできる人を求めます。

学びの概要

1年次は基礎的な科目を通じて経済学の基礎を学びますが、2年次からは「公共政策」「世界経済」の2つのコースに分かれて専門研究を開始します。2年次の秋にはゼミナールの募集があり、「卒業論文」に向けて準備を進めることになります。いずれの専攻コースにも属さないことも可能で、その場合は両方の専攻科目群から適宜科目を選択して学びます。また、インターネットによる情報収集・分析のための「コンピュータ概論」では、実習を通してパソコンを扱う能力や情報リテラシーを向上させます。

カリキュラムの特徴

経済学は歴史から理論まで極めて幅の広い学問です。そのため1年次には2年次以降の専門科目への導入として「ミクロ経済学入門」「マクロ経済学入門」「入門経済史」「世界の経済」といった科目を通して基礎を身につけます。2年次からは、経済学の理論をより深める「公共政策コース」と、現実社会の様々な問題に取り組む「世界経済コース」の2つに分かれて専門的な研究に入ります。3年次からはゼミナールに参加します。ゼミナールは一般の講義科目とは異なり、1クラス10名程度の少人数の学生を対象とする科目であり、担当教員の専門分野についてディスカッションなどを通して研究を進め、4年次には卒業論文を作成します。

また、企業で就業体験をする「インターンシップ」や教員が引率して海外で研修をする「フィールド・スタディ」などの実習科目があること、外国語教育やコンピュータ実習を重視していること、さらには飛び級で大学院に進める制度があることも特長です。このように、専門教育に加えて幅広い教養を身につけることができれば就職活動や進路選択にも大きな力となります。

カリキュラムのポイント

2年次から、「公共政策専攻コース」と「世界経済専攻コース」に分かれます。「公共政策専攻コース」を選んだ人は主に公共政策専攻科目から、「世界経済専攻コース」を選んだ人は主に世界経済専攻科目から、それぞれ科目を選んで学習することになります。どちらの専攻コースにも属さないこともでき、その場合は両方の専攻科目群から適宜科目を選んで学びます。


卒業後の進路

希望者のほとんどが一般企業を中心に就職を果たしています。その業種は、金融、サービス、流通など、多様です。在学中から資格取得支援講座などを利用して、税理士、公認会計士、証券アナリスト、ファイナンシャル・プランナーなど各種の資格を取得する人がある一方、公務員を目指す人も少なくありません。日頃の研鑽の積み重ねが学生生活を充実させ、満足できる将来の獲得につながっています。

経済学科教員一覧
教員氏名 主要担当科目 授業内容
伊藤カンナ
ITO, Kanna
西洋経済史 現代の資本主義社会が、どのような歴史的変遷を経て成立してきたのかを、グローバルな視点から学びます。歴史 (経済史) をツールとして柔軟な思考を養います。
江川雅司
EGAWA, Masashi
地方財政論 分権制への過程で、国は地方政府の自主・自立を求めた改革を実施しています。「便益」と「負担」の関係を重視した運営が求められます。講義ではこの点を重視して講義します。
大西晴樹
ONISHI, Haruki
西洋経済史 世界経済の枠組みを形成するにいたったヨーロッパ諸国の重商主義植民地体制の成立と、覇権国家アメリカ合衆国の経済発展について、イギリスの経済衰退との関連で取り上げます。
大村真樹子
OMURA, Makiko
環境の経済学 持続可能な豊かな未来を築くには何をすべきで、何をしてはならないのか。これまで学んだ経済学の手法を使い環境問題を分析し、我々の今後のあり方を模索します。
小川文昭
OGAWA, Fumiaki
中国語* 発音と文法の学習が語学力の基礎作りです。中国語を学ぶことで、発音だけでなく、漢字には日本語と異なる発想法による使い方のあることが分かります。
神山恒雄
KAMIYAMA, Tsuneo
日本経済史 幕末の開港で厳しい外圧に直面した日本は、国家・民間レベルで様々な対応をすることで、資本主義化を実現しましたが、その条件について経済政策に着目して考察します。
神門善久
GODO, Yoshihisa
農業政策論 低所得から高所得国へという経済発展のプロセスにおいて、農業が果たす役割を講義します。農業問題の本質と望まれる処方箋を論じます。
佐々木百合
SASAKI, Yuri
金融論 現代の金融問題を正しく理解することを目的として、金融の基礎理論を説明します。最近の金融政策の問題点などについてモデルやデータを用いて考察します。
笹島芳雄
SASAJIMA, Yoshio
社会政策論 資本主義経済下における失業問題、不安定雇用、男女差別、公的年金、貧困、少子化など、社会・労働問題を克服する政策を考えます。労働者保護政策、社会保障政策が柱です。
白井誠人
SHIRAI, Masato
日本経済論 日本経済に生じている経済現象を、経済理論および統計データを用いて理論的・実証的に分析し、具体的な政策対応を検討・評価するための知識や方法論を講義しています。
鈴木 岳
SUZUKI, Takashi
消費の理論 ミクロ経済学の標準的な内容である消費者行動理論を勉強します。消費者行動理論では、予算制約と効用の最大化、消費者とスルツキー方程式などについて学びます。
宋 立水
SONG, Li-shui
中国経済論 講義では、なぜ近代以後の中国経済が後退したか? なぜ社会主義計画経済を選択したか? 市場経済への制度移行はどのように行われたか? 等について分析検討します。
曽根博隆
SONE, Hirotaka
中国語* 中国語の共通語を基礎から学びます。中国本土はもちろん台湾、香港、シンガポールなどでも広く通じるものです。中国語の「話す、聴く、書く、読む」力の養成を目指します。
高崎仁良
TAKASAKI, Jinryo
産業組織論 市場の独占や寡占の禁止政策に関して講義します。独占・寡占理論と独占・寡占に関する様々なトピックスについて講義した後、豊富な演習問題を解いて理論の理解を深めます。
高島 均
TAKASHIMA, Hitoshi
マクロ経済学 これは専門科目としてのマクロ経済学の入門編にあたる科目です。単に知識を覚えるのではなく、マクロ経済学の理論分析を支える理論構造の基本を理解・習得するのが目的です。
高橋青天
TAKAHASHI, Harutaka
ミクロ・マクロ
経済政策
基礎理論であるミクロ経済理論とマクロ経済理論を使い、国や地方政府の行う政策を、効率性や公正性の視点から分析します。
千葉正憲
CHIBA, Masanori
ヨーロッパ経済論 ヨーロッパの歴史・文化・経済を学びます。特に、古代・中世に世界の片田舎だったヨーロッパが、近代になっていかに世界を制覇するに至ったのかを詳しく学習します。
中尾茂夫
NAKAO, Shigeo
アメリカ経済論 アメリカ経済の歴史と現代を中心に講義を行います。グローバリゼーションを推し進めるアメリカの経済社会の特徴や動向を踏まえ、国際経済との実際の関わりをテーマとします。
中野聡子
NAKANO, Satoko
経済学史 経済学史は、経済学の歴史を扱い、経済理論の理解を深めるのがねらいです。また古代から現代の経済思想を、時代性、地域性、議論の文脈などの視点から比較・検討します。
西尾 敦
NISHIO, Atsushi
統計学* 集団現象や観察データから法則=情報を引き出すことは、社会のあらゆる場面で必要となります。講義では「このための方法=統計分析」の考え方の基本を説明します。
服部圭郎
HATTORI, Keiro
事例研究 事例研究では都市・地域の代表的な課題を有する事例を取り上げ、それを研究・分析し、都市・地域をめぐるダイナミックな経済的・社会的な流れを理解してもらうことを目的とします。
増山幸一
MASHIYAMA, Koichi
ファイナンス 近年に発達を遂げた金融技術革新の理論的な基礎を提供する金融経済学を初級レベルで学習します。ポートフォリオ理論、資本資産評価モデル等の方法を習得します。
村田玲音
MURATA, Leo
数学* 私の専門は整数論 (数学) です。授業では「行列とベクトルの理論」「微分積分学」「整数論の初歩」などをテーマにして、数学的な考え方を身につけることを目指します。

*印があるものは、明治学院共通科目です。
2011年4月1日現在 (50音順)

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