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地域の問題から国家の政策まで、問題解決の糸口を学ぶ政治とは、社会に発生する問題を解決するために、その構成メンバーが共同で意思決定をして実行するプロセスです。そして、政治的問題を扱うためには、現象の本質を明確にする科学的アプローチ、現象の歴史的背景の理解、さらには哲学・思想的な構想力も必要になります。政治学を学ぶことは、この総合的な学問に取り組むこと。“言うべきときに言うべきことを言える”、さらに“言うべきことを言えない境遇にある人々に代わって発言してゆこうとする”政治学科は、総合的な判断力と批判力を持ち、勇気と他者の境遇への想像力を備えた〈教養ある政治的市民〉の育成を目指します。“Do for Others”という大学の教育理念を理解し実践する知性と意欲に満ちた人材、すなわち、ボランティア活動の実績や国際経験の豊富な人材の入学を歓迎します。 学びの概要1年次の必修科目「政治学原論」により政治学の基礎を習得し、学年進行に伴って「基礎科目」「展開科目」「選択科目」へと進んでゆきます。その中から各自の問題関心の広がりに応じて「ガヴァナンス」「グローバル・ポリティクス」「メディア・ポリティクス」の3分野を発展的かつ系統的に学びます。さらに、法学部に属した政治学科であるため、多くの法律科目も履修可能であり、そこには法科大学院の入学準備に必要な基本的法律科目も含まれています。また、社会で活躍している実務家がリレー講義形式で行う「総合講座」は社会の「実際」を学ぶ良い窓口になります。 カリキュラムの特徴「少人数制」「多様性」「柔軟性」を特長として、ユニークなカリキュラムを展開しています。専任教員一人あたり13人程度の学生によって調査・実習・文献購読、議論などを行う1年次の必修科目「政治学基礎演習」、また10名~20名程度のゼミナールで2年間じっくりと授業・実習を行い、合宿なども通してテーマを追求する3年・4年次の「演習・卒業論文」などは、「少人数制」の実例です。 また、カリキュラムの「多様性」を単なる“雑居性”としないために「政治学原論」を1年次の必修科目として、最初に学びの集約点を形成します。3つの分野を発展的かつ系統的に学ぶことができるように履修モデルを提示しています。 そして、上級生が1年次生を指導しながら行われる新入生研修会 (5月) 、政治討論会 (11月) の開催といったカリキュラムの「柔軟性」は、学生の主体的な参加によっていっそう豊かなものになります。1年次生を対象とした両討論会、政治家による講演会、白金祭での政治講演会は共に、学生自身が企画・運営にあたり、学生参加による会の開催が政治学科の「伝統」になっています。 カリキュラムのポイント政治学科では基礎的な共通基盤科目を土台に大きく3つの分野、ガヴァナンス、国際政治、メディア・ポリティクスに分けて学ぶことができます。ガヴァナンス研究では比較政治、政治文明論、NGO論、現代政治理論、福祉国家論、都市行政、公共と市民、政府と企業、公務員法、地方自治法、財政学などを、国際政治研究では比較政治、政治文明論、国際関係史、戦争と平和、国際組織論、国際法などを、メディア・ポリティクス研究では情報学概論、社会統計学、政治心理学、情報メディア論、マスコミ論、情報と法、マーケティング・コミュニケーションなどを中心に勉強することができます。 政治学科では、従来、読売新聞東京本社の協力を得て、読売新聞の幹部によるリレー講座「総合講座1」、デイリーヨミウリを教材に読売記者が英字新聞の読み方を教える「時事英語」、マスコミ志望者に記事の書き方などを教える課外講座「読売マスコミセミナー」が受講できましたが、更に2008年度から、メディア・ポリティクス分野を強化する一環として、これら課外講座を含めた3科目を「読売新聞教育支援講座コース」とし、コース修了者には読売新聞から修了証が発行されるようになりました。 また社会の実際を知る就業体験実習科目として、フィールドワーク、インターンシップA・Bを設けています。 ![]()
卒業後の進路専門的な知識を生かし、国家公務員や地方公務員、外交官となる卒業生の他、新しい公共性の担い手とされる民間非営利団体 (NPO) や国際的に活動する非政府組織 (NGO) を目指す人もいます。また多くの有名企業に就職し、良き企業人として、そして「教養ある政治的市民」として活躍しています。その業種は金融、証券、運輸、流通、通信、マスコミ、サービスなど、多種多様です。政治学科のカリキュラムを反映して、マスコミ、公務員、教育、コンサルタント、非営利団体へ進む割合が、近年増加しています。 ![]()
*読売新聞社との連携の一環として、現場経験者が客員教授として就任。 2012年度入学試験制度一覧関連情報 |
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