キリスト教主義に基づく人格教育、これが明治学院大学の建学の精神であり、教育目標です。明治学院共通科目の目的は、この建学の精神の下に、他者との共生をめざし、世界で生起する諸問題に柔軟に、かつ誠実に対処することのできる人材を育成することにあります。その実現のために、明治学院共通科目では、外国語教育と諸領域科目の教育が連携して、みなさんがたしかな思考力と表現力を身につけることができるような総合的な教育を推進しています。
大学ではまず外国語をしっかりと学ぶということが大切です。明治学院共通科目の外国語科目は、外国の人と一緒に仕事をしたり、協力して何かをするときに必要なコミュニケーション・ツールとしての外国語を身につけるために、「音」と、その言語の文化的・歴史的背景を重視した教育を行っています。
外国語と並んで初年次に学ぶべき必須のコミュニケーション・ツールがコンピュータです。明治学院共通科目では、入学時の技能に応じてきめの細かい指導が受けられるカリキュラムが組まれています。
単に教室で学ぶだけでなく、実際に現場に出て体験的に世界の問題に目を開くことも、大学での学修には大変に重要です。それを再び教室に持ち帰り、次へのステップへとつなげていくことで、みなさんの世界は更に拡がっていくでしょう。そのために、ボランティア科目、実験科目、実習科目が多数開講されているのも、明治学院共通科目の大きな特色です。自分を知り、他者を知り、世界を知る。その第一歩を一緒に歩みはじめましょう。
明治学院共通科目による教養教育は、世界に生起する諸問題について、他者との共生をめざし柔軟かつ誠実に対処することのできる人材の育成を目標とする。そしてその実現のために、外国語教育と諸領域科目の教育が連携し、確かな思考力と表現力を養成するための総合的な教育を推進する。外国語教育においては、コミュニケーション能力の向上と言語を育んできた自他の文化への理解の促進を助成するとともに、学生の自律的学習姿勢の涵養に必要な環境を整える。また、諸領域科目の教育においては、専門的知見の教授を通して、学生が問題を的確に理解するための読解力や分析力、問題解決のための多面的な思考力を身につけることができるよう指導する。
| 教員氏名 |
主要担当科目 |
授業内容 |
池上康夫 IKEGAMI, Yasuo |
日本文学 |
世阿弥を中心として能作品と能楽論を学びます。王朝や中世の文学にも触れ、ことば (詞章) とかたち (舞・所作) としらべ (音楽) の美として形づくられる能の表現について考えます。
|
石渡周二 ISHIWATA, Shuji |
英語コミュニ ケーション |
英語らしい発音の仕方、聞き方を学びます。個々の音から単語、単語の組み合わせ、文へと拡大しながら段階的に聞き取り方を学び、最終的にはまとまった話の聞き取りを目指します。 |
猪瀬浩平 INOSE, Kohei |
ボランティア学 |
「私」と「他者」との関係をつなぐ「ボランティア」という営みを実際に体験し、その社会的意味を考えながら、私たちの「生き方」、「暮らし方」を探求していきます。
|
植木 献 UEKI, Ken |
キリスト教の 基礎 |
生きることの素晴らしさと不条理に対し、キリスト教はどのような答えを示すのか、キリスト教は私にとって何なのかを考えます。 |
上野寛子 UENO, Tomoko |
生物学 |
生命の本質「ゲノム」を通して、「普遍性」を保ちながらも「多様性」に富んだ生命の姿を広く学んでいきます。「生命を操作する技術」についても理解を深めていきます。 |
大森洋子 OMORI, Hiroko |
スペイン語 |
スペイン語コミュニケーション能力の習得を目指します。授業を通してスペイン語圏の文化の理解を深めるとともに、自分に最適な学習方法の習得を目指します。 |
越智英輔 OCHI, Eisuke |
健康科学 |
疾病の予防や健康の維持・増進に関わるさまざまな因子について学び、生涯にわたって心身ともに健康な生活を送るための具体的な方策について考えます。 |
亀ヶ谷純一 KAMEGAYA, Junichi |
スポーツ科学 |
現代社会においてスポーツは政治や経済はもとより、人間の生き方にまで大きな影響を持つようになっています。スポーツの持つ魅力と社会とのかかわりについて考察をおこないます。 |
川島建太郎 KAWASHIMA, Kentaro |
ドイツ語 |
知性と感性をいかしながらドイツ語の基礎を学んでゆきます。文法中心のクラスと、実践的な練習が中心のクラスがあります。ドイツ語圏の国々の文化紹介もあります。 |
北村 文 KITAMURA, Aya |
Japanese Society |
日本における「女性らしさ/男性らしさ」のあり方を、留学生とともに学びます。英語圏において日本のジェンダー関係がどのように研究されてきたかを批判的に分析します。 |
金 珍娥 KIM, Jina |
韓国語 |
韓国語の文字と発音、語彙と文法、談話とテクストの構造と機能を学び、生きた言語能力の育成を目指します。日本語と韓国語の対照的な観点から、ことばの楽しさを満喫したいと思います。 |
黒川貞生 KUROKAWA, Sadao |
環境学 |
人間を取り巻く生活環境、社会環境、そしてこ
れらを基礎的に支えている地球環境は著しい変化・変貌を遂げつつあります。ヒト生体の機能と環境変化との関わりについて考えます。 |
佐藤アヤ子 SATO, Ayako |
ヨーロッパ 言語圏の文学 |
カナダ、オーストラリア、南アフリカなどの英語圏の文化・文学を歴史的背景を考えながら分析します。 |
佐藤 寧 SATO, Yasushi |
英語研究 |
適切でしかも自然な英語の文章を書くために、文法、英語の発想と表現、書き言葉としての文結合、パラグラフの構成、などを和文英訳や自由英作文をしながら学びます。 |
嶋田彩司 SHIMADA, Saishi |
日本文学 |
古典、近現代を問わず、日本の文学が人間をどのように理解し、表現してきたかを考えます。また作品を生み出した作家の人間性にも注目して、テクストと向き合います。 |
鈴木義久 SUZUKI, Yoshihisa |
英語コミュニ ケーション |
英語らしい発音の仕方、聞き方を学びます。個々の音から単語、単語の組み合わせ、文へと拡大しながら段階的に聞き取り方を学び、最終的にはまとまった話の聞き取りを目指します。 |
ソーントン, ピーター THORNTON,Peter |
Japanese Arts
and Culture |
This course is intended as an overview of Japanese literature and film from late-Meiji to the present, focusing especially on interaction between the two media. |
高木久夫 TAKAGI, Hisao |
宗教史 |
ふたつの世界宗教を育んだ「旧約」を生み、人類の思想を想定してきたユダヤ教を取り上げ、思想史の方法にユダヤ学の知見をまじえ考察します。 |
高桑光徳 TAKAKUWA, Mitsunori |
英語研究 |
教育を通した地域貢献を目指し、2009年に「ヘボンみらい塾」が戸塚の地に開講しました。授業では、小学生に英語を教えるために必要な言語教育の理論と実践を学びます。 |
武光 誠 TAKEMITSU, Makoto |
歴史学 |
日本古代史を見ていく中から日本の思想や文化の特性をつかみ、それが世界的にどのように位置づけ得るかを考えていきます。古代の政治組織や天皇制の特性を考えていきます。 |
張 宏波 ZHANG, Hongbo |
中国語 |
歌うような音声と、シンプルだけれど奥の深い語法からなる「中国語」を、実際に使ってみることに重点をおいて楽しく学習します。中国文化への理解も深めていきます。 |
鄭 栄桓 CHONG, Yong-hwan |
歴史学 |
近現代の東アジア、特に19世紀から現代に至る中国、朝鮮、日本を中心とした地域の諸問題について、歴史学的な視点から考えていきます。 |
永野茂洋 NAGANO, Shigehiro |
キリスト教の 基礎 |
旧約聖書と新約聖書の特色、思想、歴史を学びながら、キリスト教文化の多様性と、人間社会・人間存在の根源的諸問題について議論します。 |
名須川学 NASUKAWA, Manabu |
哲学・論理学 |
あらゆる学問は「正しい知識」 (=真理) の集積であらねばなりません。その「正しさ」の「基準」そのものが何に由来するものであるのかを考証する分野が哲学・論理学です。 |
橋本 肇 HASHIMOTO, Hajime |
生命科学 |
生命体の構造と機能の基本を理解し、バイオテクノロジーが我々の生活に及ぼす利便性や危険性について科学的なあるいは倫理的な面からも考察したい。 |
原 宏之 HARA, Hiroyuki |
フランス語・教養原論(哲学・思想) |
フランス語:語学習得に楽な解決法はないが、正しい方法で努力すれば必ず身につく。教養言論:西洋と日本の哲学(道徳哲学と政治哲学)の「古典」を読みながらデモクラシーについて学生と思考中。 |
原田勝広 HARADA, Katsuhiro |
ボランティア学
(国連、NGO、NPO) 、 企業CSR、社会起業家、 ジャーナリズム論 |
単なるボランティアだけでなく、ボランティア精神は援助のプロであるNPO、NGO、国連、企業の中で生かせることを学ぶ。夏休みにNPOでインターンを行う授業が好評だ。 |
バーデン, ジェイケビン VARDEN, J.Kevin |
Multilingualism and Multiculturalism |
From prehistoric times to the modern day, from Ainu, Ryukyuan & Korean to Chinese, Sanskrit & English, this course traces the history of the languages of Japan. |
福山勝也 FUKUYAMA, Katsuya |
環境学 |
主に物質科学 (化学) の観点から環境の諸問題について理解します。また、環境というキーワードを通して、自然科学そのものに対する興味関心を高めていきます。 |
三角明子 MISUMI, Akiko |
スペイン語 |
コミュニケーション・ツールとしてのスペイン語の習得を目的にして、スペイン語の聞く・話す・読む・書く能力の向上を目指します。スペイン語圏の文化も学びます。 |
森田恭光 MORITA, Yasumitsu |
スポーツ科学・ スポーツ方法学 |
各授業は、現代の健康に関して青年期以降の身体機能の特性や加齢と疾病、生活環境と運動、栄養などの理論と実践方法を身につけることを目的とします。 |
寄川条路 YORIKAWA, Joji |
倫理学、
アカデミックリテラ
シー研究 |
人文・社会・自然科学を総合する、入門レベルの基本的な知識を紹介する。インター・カルチャー論を中心にして、グローバル化された世界を読み解くための手がかりを与える。 |
渡辺祐子 WATANABE, Yuko |
キリスト教の基礎 |
私たちが生きるこの社会は、間違いなく「非キリスト教国」に分類されます。けれどもキリスト教の影響をかなり受けていることも事実です。その訳を歴史的に考えてゆきます。 |
佐藤可士和 SATO, Kashiwa (客員教授) |
アカデミック リテラシー研究2 |
明治学院大学を取り巻く状況を分析し、その教育理念“Do for Others”を具現化する企画を立案するワークショップを通して、コミュニケーション・リテラシーを涵養します。 |