The Department of English
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150年にわたる英語教育が、本物の英語力と異文化理解力を養う
国際語として広く世界で使われている英語の素養を伸ばし、異なる文化に対する深い理解と洞察を身につけます。文学研究を通じて人間への理解を深め人生の生き方を追求する、あるいは、英語という言語を研究することによって人間の相互理解に不可欠な言葉に対する理解を深めコミュニケーション能力を研く、など、さまざまな目標に向かって学ぶことができます。英語習得には地道な努力も求められますが、その苦労を越えて英語による新しい世界をつかもうとする、意欲ある学生を期待しています。
学びの概要
1年次と2年次で各コースの「入門」と「概論」を学び、3年次からは「イギリス文学コース」、「アメリカ文学コース」、「英語学コース」という3つの専門分野に進みます。文学コースでは英米の小説、詩、劇を学ぶと同時に、その“文学”の枠を超えて、広く音楽や映像、歴史や社会問題、地域研究といった側面から英語圏の文化を多角的に学ぶこともできます。英語学コースでは音声、文法、意味などに関する言語研究に加え、「言語修得」や「心理言語学」や「社会言語学」といった研究分野を通して、言葉と人間についてより深く学ぶことができます。
カリキュラムの特徴
1年次から4年次までを通じて、確かな英語運用能力を身につけるための実践的な英語教育と文学・言語の専門教育、そして卒業後のキャリア準備を視野にいれた教育を並行して行います。基礎科目から発展科目へ至る実践的な英語教育では、4年間を通して聴く、話す、読む、書くという4つのスキルを段階的に習得することができます。3年次と4年次の専門教育では3つのコースに分かれて専門研究に集中することができます。また、それぞれの専門領域の先端の研究に触れつつ専門知識を英語による授業で学べます。各コースで、常時すくなくとも5つの専門科目(ゼミも含めて)が英語で教えられています。さらに、ゼミナールでの発表や討論を通して、英語で執筆する「卒業論文」を準備します。キャリア準備のためには教職課程を履修することにより中学・高校の教員免許状が取得できる他、どのコースに属していても履修できる「英語教育科目」群により英語教育分野への道が開けます。
また、玉川大学との提携による「小学校教員養成特別プログラム」を通じて、小学校教員二種免許も取得可能です。
カリキュラムのポイント
1-4年次を通して全員が履修する「演習」があります。1、2年次では「基礎演習1・2」を、3、4年次では各々の専門コースに応じて「3、4年次演習 (ゼミ) 」をとります。1クラス25名以下を原則に、指導教員と学生との人間的なふれあいを含めて、専門的な研究を行います。正規のカリキュラムに加えて、キャリア準備のための各種の講座を設け、また講演会も催します。
卒業後の進路
“英語の明学”の伝統の中で、英文学科は優秀な英語教員を輩出してきました。中学・高校の英語教員として、また語学学校の教師として、多くの卒業生が活躍しています。また、金融・保険、サービス・ホテル業、旅行・運輸・物流など、さまざまな民間企業にも偏りなく就職しています。主な就職先は、みずほフィナンシャルグループ、三菱東京UFJ銀行、JTBグループ、全日本空輸(ANA)などです。
英文学科教員一覧
| 教員氏名 |
主要担当科目 |
授業内容 |
青木 剛 AOKI, Takeshi |
イギリス文化研究 |
文学に限らず広く文化を視野に入れた講義で、ロンドンなどの都市の歴史をたどりながら、関連した文学、美術、映画などを紹介し、イギリス社会の変貌を多角的に考察します。 |
新谷忠彦 ARAYA, Tadahiko |
イギリス演劇 |
まずシェイクスピアを、加えてそれ以降現代に至る主要な劇作家・作品を、演劇状況や演劇理論にふれつつ、主として構造、言葉、テーマなどの面から具体的に考察します。 |
生田少子 IKUTA, Shoko |
社会言語学 |
方言、敬語、ポライトネス、会話構造など言語使用にかかわる様々なトピックを取り上げながら、社会的コミュニケーション手段としての言語の機能について理解を深めます。 |
岡本昌雄 OKAMOTO, Masao |
イギリス文化研究 |
イギリス文化とはいいつつも、その正体は単一の完結したものではなく、複数の揺れる「抗争する文化」です。イギリス的なるものの神話性、虚構性に触れられれば。 |
久山道彦 KUYAMA, Michihiko |
ギリシア語* |
文学、芸術、歴史、宗教などを学ぶ上で不可欠なギリシア語を初歩から丁寧に学んでいきます。口と手を動かしながら、楽しくギリシア語の初級文法を習得していきます。 |
笹田直人 SASADA, Naoto |
アメリカ文学史 |
どのように文学史が編まれていくのかという視点から、特定の時代やトピックのアメリカ文学を考察し、正統的な文学史が無視あるいは排除してきたものは何かを検討します。 |
貞廣真紀 SADAHIRO, Maki |
アメリカ小説 |
主に19世紀に書かれた小説を紹介し、国家独立や南北戦争といった社会の根底的変化の中で、小説が「近代」という問題をどのように捉え、それに働きかけたかを考察します。 |
佐藤 努 SATO, Tsutomu |
音声学 |
コンピュータによる英語発音の分析、リスニング上困難とされる原因の客観的な解明に加え、世界を視野に入れたWorld Englishesの理解を目指しています。 |
佐野哲也 SANO, Tetsuya |
心理言語学 |
幼児の言語データを詳細に検討し、先天的な部分と後天的な部分とを言語理論を応用して区別していくことで、幼児がなぜ容易に言語を習得できるのかを考えていきます。 |
富山英俊 TOMIYAMA, Hidetoshi |
アメリカ詩 |
エリオット、パウンド、ウィリアムズなど、20世紀前半のモダニズムと呼ばれる新しい詩を創った詩人たちの作品を読み、かれらが激動する時代にどう関与したかも論じます。 |
林 完枝 HAYASHI, Sadae |
イギリス文学批評・小説 |
構造主義からフェミニズム、ポスト植民地主義にいたる20世紀文学批評のなかで代表的なものをいくつか扱い、新たに提起された多様な考え方を紹介し、さらに検討します。 |
ハラ,ポール ウィリアム HULLAH, Paul Willam |
イギリス詩 |
イギリス詩を、歌・歌詞・詩の関係に焦点をあてて、中世から現在まで概観します。また現代のポピュラー音楽の歌詞の世界を20世紀初頭から今日に至るまで検討します。 |
平岩 健 HIRAIWA, Ken |
統語論 |
英語と日本語を詳細に分析することを軸にしつつ、世界中の様々な言語のデータを用いて、未だに謎に包まれている人間の言語の認知的・生物学的メカニズムに迫ります。 |
ブラウン,チャールズ M BROWNE, Charles M |
英語学特講 |
第二言語としての英語(ESL)の教授法を扱います。コミュニカティブな外国語教育に重要であるクラスルームティーチングの方法論と、さらに言語習得理論も学びます。 |
プロンコ,マイケル PRONKO, Michael |
Topics in American Culture |
アメリカの音楽と映画と美術に見る価値観や世界観を通して、アメリカ文化を探求します。知識のみならず、多様な形態の文化を客観的に考察できる能力の習得を目指します。 |
松本一裕 MATSUMOTO, Kazuhito |
アメリカ文学批評 |
物語には必ず表現から漏れる余剰部分が存在します。「表現に引き取ってもらえない」そのような経験や記憶という観点から、アメリカ文学を読み解く方法を考えます。 |
米山明日香 YONEYAMA, Asuka |
英語教授法 |
外国語としての英語 (EFL) を学ぶ生徒に対して、学校現場では、英語をどのように教えれば効果的かということを、理論 (様々な教授法) と実践を交えて学習していきます。 |
*印があるものは、明治学院共通科目です。
2011年4月1日現在 (50音順)
2012年度入学試験制度一覧