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サッカー部 関東大学サッカー大会昇格決定戦 VS関東学院大学

11月19日(日)、昇格決定戦の関東学院大学(以下、関学大)戦が保土ヶ谷公園サッカー場で開催されました。
この試合に勝てば、1年ぶりの関東リーグ復帰、観客席は超満員です。



前半5分、明学大が右サイドより15番柴田さんのクロスが入りますが、11番鳥谷部さんはシュートが打てません。
7分には関学大が明学大ゴール前で細かいパス、ディフェンダーが防ぎます。
10分終了、明学大の動きが少々硬く感じます。関学大は細かいパスが通り、左サイドの攻撃が機能しています。
12分明学大は11番鳥谷部さんから15番柴田さんに繋ぎ右サイドから初シュート。
20分関学大は明学大ゴール前をふたりの選手で崩します。フィニッシュはバーのわずか上に。







25分明学大は前方からプレッシャーをかけます。26分明学大17番天本さんのシュート、27分にも7番黒石川さんが相手ボールにからみ、
11番鳥谷部さんのドリブルからシュートを打ちますがバーの上に。明学大の動きがスムーズになってきます。
30分明学大ゴール前で関学大7番がフリーでシュート、左に外れますが前半最大の得点シーンでした。
前半はこのまま両チーム無得点で終了。
西村GMからは「ボール保有率は関学大の方が高いが決定的な場面は作られてはいません。相手ボランチの出足が早く明学大の中盤が機能していない、
後半はここを修正してほしい。後半20分からが勝負になる」といったコメントを貰いました。







後半開始1分、明学大11番の鳥谷部さんのゴール正面からのシュートがバーに当たります。
3分にも後方からのボールを13番柴田さんがボレーシュート、枠をとらえることが出来ません。
5分関学大がFKでチャンスを掴みますが、明学大の壁にあたり再度のシュートはGK松田さんがキャッチ。
13分11番鳥谷部さんが相手ボールを確保、10番行武さんへのパスが通りません。15分関学大は右サイトからのクロスをヘディング。
バーに当たりはねかえったボールをシュートしますがGK松田さんがキャッチ。この試合最大の決定的なシーンでした。
観客席が沸きます。試合は後半20分過ぎますが得点は入りません。





そして22分に試合が動きます。明学大自陣で関学大10番がボールを確保。そのままドリブルで持ち込んでシュート。
ゴールマウス左にボールが…。関学大が先制します。もみくちゃの関学大選手とベンチ。
試合が再開し明学大鈴木監督から「時間はある」の檄が飛びます。30分後方からのパスを、関学大GKのポジションを
確認して7番黒石川さんがオーバーヘットシュート。枠をとらえません。
36分明学大は左からのクロスを頭で落としますがシュートは打てず。41分明学大のコーナーキック。
16番出口さんのヘディングは枠を外します。明学大応援席からは大きなため息が。
43分コーナーキックから3番高橋さんが頭で落とし、11番鳥谷部さんがシュート、関学大のディフェンスに阻まれます。
45分にも11番鳥谷部さん、8番新井さんが連続シュート、相手ゴールわずか右を通り抜けます。
明学大応援席は大声援と大きなため息が。その後明学大はゴール前に何本もクロスをあげ、GKも最前線に上がって
攻撃に入りますが試合終了のホイッスルが…。明学大0-1関学大で試合は終了。
明学大のラスト10分の攻撃は素晴らしいものがありましたが、ついに1点が取れませんでした。





1年間かけて昇格決定戦まで到着しました明学大サッカー部でしたが、最後の一勝に手が届きませんでした。
試合後、西村GMからは「7番黒石川、11番鳥谷部に良いパスが入らない。特に黒石川が孤立する場面が多くなる。
そして関学大の寄せは早い。個人のボール奪取力が勝っていて明学大のリズムで試合を進める事が出来ませんでした。
次年度に向けて、不動のストライカー、トップ下、ボランチ、センターバックの育成と、獲得が急務であると感じました。
全てのカテゴリーを解体して一から再編成、スタッフのテコ入れも必要と感じています。
両サイドの深い位置まで素早くボールを運べる『明学スタイル』を徹底的に叩き込む事が、関東リーグへ復帰するために
やるべき事だと思います」といったコメントを貰っています。