「特色GP」採択による新たな取り組み
さて、「特色GP」採択後であるが、従来からの取り組みに加え課題とされていた「情報発信のIT化とネットワーク形成」において顕著な成果を上げることができた。ホームページのリニューアルはもとより、ウェブ上でボランティア情報の閲覧検索を可能にする「ボランティア情報システム (VIS) 」を開発し、本学学生や関係者に限らず、学内外の誰でもがシステムを利用できる環境を整えた。その後も、幾度かの見直しを経て、操作性および利便性も格段に向上した。他に、身近な情報提供ツールとして、2006年12月にメールマガジンを創刊した。これら情報発信ツールは、ボランティアセンターの活動の意義を学内外に広く知らしめ理解してもらうことに大いに役立った。また、ツールの整備とともに、既存のボランティア情報の取り扱いに関する指針に従い、登録した団体の情報のみを扱うシステムを作り上げた。このことにより、ボランティアセンターを利用する学生に質のよいボランティア情報を提供できるようになったのはもちろん、ボランティア活動先である団体との交流が活性化するのにも大いに役立ったといえる。
また、さまざまなプログラム導入のきっかけが得られたことも大きな成果といえる。「NPOインターンコラボプロジェクト (NPOICP) 」への学生派遣や、JPRN (日本太平洋資料ネットワーク) と共同で「アメリカNPOボランティアプログラム」をスタートさせるなど、助成がなければ実現しえなかったことも多い。センター主催事業としては、世界的に自然災害の多かった2005年度から災害支援を考えるタイ・スタディツアーと帰国後のフォーラムを実施し、2006年度には海外の協定大学にボランティア学生を派遣し・協定大学からの学生を受け入れる双方向的海外ボランティアプログラム (MOP) がスタートした。また、明学生のボランティア意識を調査するために行った「在学生意識調査」や「新入生ボランティア活動アンケート」は、こうしたプログラムを企画し見直していくうえで重要なデータとなった。
その他にも、「特色GP」助成とは直接関わりはないが、社会貢献活動でのリーダー育成を目指す取り組みとして、2004年度には (財) 横浜市国際交流協会 (YOKE) との共催による「国際交流・協力機関体験・研修プログラム」 (現名称は「国際機関実務体験プログラム」) がスタートし、2005年度にボランティアセンターが主催した「次世代育成~リーダー講座」は2006年度から開講された明治学院共通科目「ボランティア学」の一科目へと発展していくなど、教育支援という点でさらなる広がりを見せた。 |