vol.01 気になる!バディの過ごし方

明学には、留学生のサポート役として活躍しているバディがたくさんいます。でも、いったいバディってどんなことをしているのでしょう。英語力は必須?留学生のお世話は大変?興味はあっても、すこし不安というのが本音かと。そこでバディの活動をCLOSE UP。ベテランバディ&ノービスバディ、そして留学生の3人に、実際どんなコミュニケーションをしているのか聞いてみました!

佐藤鈴香 (2009年3月卒業)

留学期間:2007年9月-2008年2月
文学部英文学科3年生。2年生より横浜キャンパスでバディとして活動。現在は白金キャンパスの企画バディとして、今までにない国際交流イベントを計画中です。

竹内則子 (2009年3月卒業)

留学期間:2007年9月-2008年2月
文学部英文学科3年生。「大学生になったら留学生とたくさん話す!」という入学当初の気持ちを思い出し、3年生の秋にバディデビュー。今回、初めてのバディ活動についてお話ししてくれます。

Sophia Kabir(ソフィア カビール)

留学期間:2007年9月-2008年2月
ドイツ出身のソフィアは、マーストリヒト大学(オランダ)からの留学生。現在は大学3年生。言語や文化への興味から、このたび日本への留学を決めました。

バディを始めたきっかけは?

留学生をサポートするバディ。ふたりは何に惹かれてバディになったのですか?

佐藤:もともと、大学に入る前から国際交流に興味があったので、1年生の時からCICEの企画するイベントには参加していました。でも、バディには2年生からしかなれないんですよ。だから最初は、先輩たちの活躍を傍目で見て、私もなりたいなあって、ずっと思ってましたね。
もちろん、2年生になってすぐに始めました。横浜キャンパスでカリフォルニア大学から来た留学生のバディを経験した後、3年生から白金キャンパスに移って、各国の留学生をサポートしています。

竹内:私は最初、授業やアルバイトに忙しくしていて、実はあんまりバディには目が向いていなかったんです。
でも、3年生になって就職活動も始まり、もうすぐ卒業だ…と思った時に「大学生になったら、留学生やネイティブスピーカーとたくさん話そう」って、入学当初の目標にしていたことが、全然実現できてないことに気づいてしまって。そこでまず、CICEが主催する留学生とのバスツアーに参加してみました。

佐藤:私たちはそこで初めて会ったんだよね。

竹内:そう、その後、鈴香ちゃんにバディやCICEの活動をいろいろ聞いて、やってみようかなと。始めたのは3年の秋から。ソフィアがバディとして初めて接した留学生なんです。

距離感&接し方って…。

バディと聞くと「どの程度まで留学生のお世話をすればいいのかな?」と直感的に思ってしまいます。実際のところ、留学生との距離感はどんな感じなのでしょう。

竹内:最初は、留学生ってもっと自分ひとりで何もできない存在だと思い込んでいたところがあったのですが、全然そんなことなかったですね。ソフィアはもちろん、みんな想像以上に大人で自立している。なので、しばらく話しているうちに、日本人の友だちと同じように接すればOKってことがわかりました。

佐藤:基本的に、1人の留学生に対して2人から3人のバディがつくので、あまりべったりとした関係ではないんです。みんなそれぞれ忙しい時期が違うし、何かあればスケジュールが会う人が応じるという感じ。義務や負担となるほどではないんです。

竹内:いつものスタイルは、一緒にランチしたり、授業の合間に学食の1階に集まっておしゃべりしたり。バディが決まっているからといって、決まった留学生に付きっ切りで接するんじゃなくて、バディのメンバーみんなでサポートする、という方が近いかな。

留学生にとってのバディ。

留学生から見ると、バディはどんな印象ですか。

ソフィア:明治学院大学にバディ制度があることは、留学前から知っていました。でも、簡単なインフォメーション程度で、具体的に何をどうするということまではわかりませんでした。ですから、実はフェイクな感じのものだったら…という不安も多少あったのは事実です。 でも、実際会ってみたら、そんな不安を忘れてしまうほど、バディはホスピタリティに溢れた存在でした。驚いたことに、バディのサポートは学内だけでなく、私が空港に着いたその時から始まっていたんです。 鈴香も則子も出会ったその日から、ランチを食べながらいろんな話をしたり、意見交換することができて、とても温かい気持ちになったことを覚えています。

佐藤:私たちも、ソフィアを紹介されたとき、すぐに仲良くなれそうなタイプだねって話してたんです。

ソフィア:バディは私のように日本語ができない留学生にとっては、本当にありがたい存在です。特に日本に来て間もない頃は、日常生活のちょっとしたことを教えてもらえてとても助かりました。また、彼女たちの存在そのものが、精神的な面でもかなり支えになっていたと思います。

言葉の壁!

英語が苦手でも、バディになれますか?

竹内:コミュニケーションしたい気持ちがあれば、日本語でも大丈夫。英語力に自信がなくてもバディに登録している子はいますし、1対1で世話をするようなものではなく、みんなで一緒にやっている感じですから。それに、言葉はできなくても、知ろうとしたり、伝えようとすれば伝わっちゃうんですよ。

佐藤:それから、留学生とバディは、CICEが留学生の英語力や、こちらの状況を踏まえた上で組み合わせてくれます。例えば、ベテランの子と英語が苦手な子を一緒のチームにしたり、全く日本語ができない留学生には、英語のできる子をつかせたり。

ソフィア:そう、私はあまり日本語が話せないので、鈴香も則子も英語が話せてとても助かりました。
でも、英語が苦手なバディと接するのも大切なんです。私自身が日本語で話そうと努力しますから。それに彼らは、私が全く日本語ができない頃から付き合っているので、最近会って話すと「ソフィア、日本語うまくなってるね」って、私の日本語力の進歩に気がついてくれるんです。これはかなりうれしいですよね(笑)。英語だけでコミュニケーションしていては気がつかないことです。

思い出がいっぱい。

日本で、一緒にどんなことをしましたか。

竹内:ソフィアが来日したのが9月なので、イベントとしては、ハロウィンやクリスマスパーティーがありました。
今回は、私たちがちょうど就職活動のスタート時期に被ってしまったこともあり、3人でどこかに出かけるということはなかったんですが、一緒にランチを食べたり、いつも集まる学食でおしゃべりしたり、という風に過ごしていましたね。

ソフィア:先週のことですが、鈴香が私のバースデーパーティーを企画してくれました。場所は忍者レストランで、そこには忍者の格好をしたスタッフがいたり、からくり屋敷のように仕掛けがあってかなり楽しかったのですが、何より驚いたのはケーキが盆栽の形をしていたこと!あのパーティーは忘れられない思い出です。

バディ=○○。

最後に、みなさんにとってバディとは何ですか。

佐藤:私にとっては、“今の自分になくてはならないもの”ですね。バディをやっていない大学生活は考えられないくらい。

竹内:私は、国際交流を始める“きっかけ”でした。バディにならなかったら、今も留学生とは話せなかったと思うんです。
それから、パーティーやイベントも盛りだくさんなので、日本人も外国人も関係なく、一気に友だちが増えました。参加してみて思ったのですが、日本ではあまりパーティーってやらないですよね。でも、なかなかいいものだなあ、と。ともかく「やってよかった!」というのが正直な気持ちです。

ソフィア:私にとって外国を旅するということは、有名なお寺や庭園を訪れることではなく、そこで出会った人との交流を通じて、その国を感じること。だから今、私の中の日本は“鈴香”であり“則子”なんです。
今回の滞在は、バディがいてくれたからこそ、彼らの言葉や態度を通じて、日本の歴史や文化を知ることができたし、日本を肌で感じることができました。彼女たちのおかげで、地下鉄に揺られて通学しているだけでは、決して気づくことのなかった日本と出会えたのだと思っています。