Windowsの時刻合わせ―Windows2000以前―NTPツールTClockを利用して各マシンの時刻合わせ用にNTPによる時刻同期サービスの提供についてご案内いたします。 本マニュアルでは、Windows95/98/Me/NT/2000で時刻合わせをするフリーソフト「TClock」を例にして、そのダウンロード方法やサーバ設定方法についてご案内します。 NTPとは?
NTP(Network Time Protocol)とは、コンピュータの内部時計をネットワークを介して正しく調整するプロトコル(コンピュータ間でデータ通信を行う際の規約)です。NTPを組み込んだサーバーは階層構造を持ち、最上位のサーバーが原子時計やGPS受信機などを使って自分自身の時刻情報を常に修正して、下位のホストはそれを参照することで時刻を合わせます。 なぜ時刻同期が必要なの?パソコンの内部時計の精度は非常に低いので、放っておくとすぐに何分も狂ってしまいます。 内部時計が狂ったままでは、ネットワークが一般的になった現在、情報のやりとりに支障が生じる場合があります。例えば、電子メールの送信時間にズレが生じるといったときです。時刻情報の狂った機械をそのまま使うこと自体、ある種のマナー違反、という考え方もあるようです。 TClockの入手
以下のURLからダウンロードできます。
NTPサーバの設定
1. ソフト解凍後、TClockの起動ファイル "tclock.exe" をクリックします。
3. タスクバーの「日付、曜日、時間」のアイコンを右クリックします。以下のような画面が表示されます。
4. TClockのプロパティを選択します。
5. プロパティの画面が表示され、「時刻あわせ」を選択します。
6.「サーバ」の項目にNTPサーバを登録し、適用をクリックします。
7. 詳細の項目については、TClock付属のReadme.txtをご覧いただき、それぞれ状況にそった設定を行ない、適用をクリックして下さい。
8.「今すぐ同期」のアイコンをクリックします。
9. 自動的に時刻を調整します。 その他の設定TClockでは、時刻同期の他に次のようなこともできます。
Back |