2012年度 法学部の「日中韓トライアングル交流事業」
春学期の定期試験は8月1日に無事終了し8月3日からは夏季休暇に入りましたが、8月3日には、日本、中国、韓国の学生による国際交流事業が行なわれ、多くの学生が参加しました。
この学生交流事業は、明治学院大学法学部の学生、中国の上海師範大学人文学院の学生、韓国のソウル市立大学国際関係学科の学生が、社会問題について議論し、相互理解と交流を深めることを目的として、今年度からスタートしました。
第1回の「日中韓トライアングル交流事業」は本学法学部の主催です。8月3日10時30分から2301教室で開催したシンポジウムでは「高齢化社会の諸問題及びその対策」という総合テーマの下、各国の学生が順番にプレゼンテーションを行ない、活発に議論をしました。なお学生のプレゼンに先立ち、厚生行政に造詣が深い国民新党代表で前金融担当大臣の自見庄三郎参議院議員に、「高齢化社会における諸問題」というテーマで基調講演を行なっていただきました。普段聞くことができない貴重なお話しを聞くことができました。
学生のプレゼンのトップバッターは、本学法学部でした。本学法学部の学生は、次の3つのプレゼンを行ないました。
①川上和久 教授のゼミ:「日本における高齢化社会の諸問題についての報道」、
②西村万里 教授のゼミ:「日本における高齢化社会と政策的対応:医療と介護を中心として」
③渡辺 充 教授のゼミ:「高齢化社会と財政問題~消費税率の引き上げに関連して~」
どのプレゼンも十分な資料に基づいた立派な発表でした。
中国上海師範大学は、「非営利組織による在宅介護参入への試み:上海浦東新区の事例」「老人ホームにおける自立支援:上海の実践」という2つプレゼンを行ないました。いずれも調査の行き届いた優秀な発表でした。
韓国ソウル市立大学は、「韓国の高齢化社会 ― 高齢化の特徴、政府の対策、限界、改善点」という包括的な内容のプレゼンを行ないました。パワーポイントの資料にも工夫があり、非常に良くまとまった発表でした。
各国の学生は、プレゼンを行なうに当って十分な準備をしており、議論も活発でした。私は、学生がプレゼンに備えて努力した結果、学問を通じて相互理解を深められた点を、大変有意義であったと思います。プレゼンを行なった学生は、今回のシンポジウムに参加することにより、学力を伸ばすことができたと思います。また各国の学生は、シンポジウムの終了後、本館10階でレセプションがあり、交流を深めることができました。さらに学生のみなさんは、翌日の8月4日に、一緒に東京ディズニーランドに行って、楽しいひと時を過ごしたようです。
このように今回の学生交流事業は、実りの多いものとなりました。これも多くの関係者の方々のおかげと感謝申し上げます。特に、酷暑の中、遠路はるばる中国からご参加いただいた上海師範大学の先生方と学生のみなさん、韓国からおいでいただいたソウル市立大学の先生方と学生のみなさんには、心より御礼申し上げます。
なお来年の「日中韓トライアングル交流事業」は、中国の上海師範大学が開催校となります。私は、来年、上海で、中国のみなさんや韓国のみなさんと再会できる日を、今から楽しみにしています。
法学部長
平川幸彦
渡辺 純 先生の司会ではじまりました |
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法学部長の御挨拶 |
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| 自見参議院議員(国民新党代表で前金融担当大臣)の基調講演です | |
| 明学法学部のプレゼンです 川上和久 教授ゼミ |
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| 西村万里子 教授ゼミ | |
| 渡辺 充 教授ゼミ | |
中国上海師範大学のプレゼンです |
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韓国ソウル市立大学のプレゼンです |
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参加者全員による記念撮影です |