■阿部 満 ゼミ 09JU 伊作 将希
これは宣伝ではありません。これから書くことは100%本当のことを書きます。これを読んで、みなさんがゼミを選ぶ際の参考になればと思っております。
阿部満先生のゼミでは「環境法」を専門として演習を行っています。民法や刑法と比べ、引き出しは少ないですが、その分ひとつの題材を濃密に学習でき、原発問題などのタイムリーな題材も扱うこともあるので、それらの類に造詣が深い人ならば、期待通りの演習が行えるかと思います。
まあ、専門科目の演習という側面はヨソのゼミも同じだと思うので、今から阿部満先生のゼミのスタンスというか特色を説明したいと思います。ウチのゼミの特色、それは「自主性」―。阿部先生はやる気のある学生には放任主義をとっています、かといってやる気のない学生にも何か言うなんてこともしないでしょう。すべて学生の自主性を重んじてます。演習の題材も自由に決めさせます。学生各々は、自分の好きなテーマを選んで、それを発表できる。でも「自由」というのは実はとても厳しいもので、まず題材を自分で見つけてこなければならないし、その題材を細かく調べる作業も自分で行わなければなりません。誰も助け舟は出してくれない。全ての責任を自分が背負うので、その点では楽ではないと思います。ヨソのゼミのことは詳しく存じてませんが、なかには先生がテーマを決めて、それを学生にやらせるといったところもあるかもわかりません。「これをやりな」、そう言って、何でもお膳立てしてくれるのは学生にとってすごく楽です。でも将来のことを考えたらそれはあまりプラスにはならないでしょう。
一方で「どうやってやろうか」と、もがきながら発表の準備を行い、他方で「やらされてる」と思いながらイヤイヤ発表の準備を行う。たった1回の演習でも両者の差はついてしまう。単純計算ではあるが、これが前期を終えた段階では15回の差、1年を終えたら30回分の差がついてしまう。そこでつけた差が最終的に自分を助けることになる。おそらくウチの学生たちはみんな、そう思いながら演習の発表に臨んでいることでしょう。だからそれこそ真剣にみんなやってます。のほほんとしてたら、いつかは沈んでいく。そんな危機感も抱きながら日々の演習に励んでます。
これは宣伝ではありません。かといって脅しでもありません。ウチのゼミに入りたければ入ればいいし、ヨソのゼミでやりたいというなら、それもいいでしょう。ゼミに入らないことだって選択肢のひとつです。でもそれは自分で考えて決めて下さい。仲の良い友達が入るなら自分も、という浅はかな選択だけはしないでくださいね