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授業コード Course Code 1KC1076000
授業開講年度 Year of Class 2013年度
授業名称 Class Name 相続法
テーマ Theme  
科目名称 Subject Name 相続法
履修期 Term 秋学期
担当者漢字名称 Chief Instructor 金 亮完
担当者カナ名称 Kana Name Of Chief   Instructor キム ヤンワン
開講キャンパス Campus 白金
曜時 Day and Period 金曜4時限
授業概要 Course Description  死後における財産上の地位の承継は、相続人間の公平および相続について利害関係を有する第三者の保護を考慮しつつ、確実かつ安定的になされる必要があり、そこで緻密な解釈論が求められる。そのためには、相続法が用意している諸制度と制度相互の関係を正確に理解するとともに、判例の動向にも注意する必要がある。また、相続法は、講学上財産法と呼ばれる総則・物権・債権とも交錯する分野であり、その解釈に当たっては、財産法の理解と応用が必要となることが多い。講義に際しては、これらの点に触れながら、分かりやすく解説していく。この講義を通じて、相続法にとどまらず、法律学の醍醐味である解釈論の面白さに触れることを期待する。  
学習目標 Class Goals  相続は、死亡した者(被相続人)の有していた「財産上の地位」(民法896条では、これを「財産に属した一切の権利義務」と表現している)を、一定範囲の親族(相続人)に承継させる制度である。この財産上の地位の承継に関する諸々のルールを定めているのが民法第5編の相続であり、本講義は、相続法の諸規定の解釈論の学修を目標とする。なお、授業のレベルとしては、公務員試験の過去問が解けるようになることを目標とする。  
授業計画 Daily Class Schedule 【第1回】オリエンテーション・相続法の全体像
  【第2回】法定相続(1) 法定相続人・法定相続分
  【第3回】法定相続(2) 代襲相続・欠格・廃除・相続資格の重複
  【第4回】法定相続(3) 相続財産の範囲(1)
  【第5回】法定相続(4) 相続財産の範囲(2)
  【第6回】法定相続(5) 相続分という用語の多義性:特別受益・寄与分・具体的相続分
  【第7回】法定相続(6) 遺産の共有・遺産分割
  【第8回】法定相続(7) 相続と登記
  【第9回】法定相続(8) 相続分の譲渡・取戻し
  【第10回】法定相続(9) 相続の単純承認・限定承認・放棄
  【第11回】法定相続(10) 相続回復請求権・財産分離
  【第12回】遺言相続(1) 遺言の方式・解釈
  【第13回】遺言相続(2) 遺贈・いわゆる「相続させる」旨の遺言の性質と効力
  【第14回】遺言相続(3) 遺留分(1)
  【第15回】遺言相続(4) 遺留分(2)
授業に向けての準備・アドバイス
  Advice on Preparing for Class
・初回授業時に各回の教科書の該当部分を指示した予定表を配布するので、該当箇所を予め読んでおくこと。
  ・レジュメの配布や質問の受付等にe-Learningを活用する。
  ・携帯用の六法(出版社は問わない)は必ず持参すること。  
教科書 Texts 以下のいずれかを用意すること
  ・床谷文雄=犬伏由子編『現代相続法』(有斐閣、2010)税込み2,520円
  ・高橋朋子=床谷文雄=棚村政行『有斐閣アルマ民法7 親族・相続〔第3版〕』(有斐閣、2011)税込み2,520円  
参考書 Reference Books 水野紀子=大村敦志=窪田充見編『家族法判例百選〔第7版〕』(有斐閣、2008)税込み2,400円
成績評価の基準
  Evaluation Criteria
・期末テスト(穴埋め+正誤問題+論述問題)
関連URL Related URL http://www.courts.go.jp/ 最高裁HP:相続法に限らず、法律学の学習に役立つ情報が多く掲載されている。  
備考 Notes  90分の講義は講師と受講生の共同作業の場である。こちらも可能な限り分かりやすい講義を心がけるので、受講生も他の受講生の迷惑となるような行為は厳に慎んでいただきたい。とくに、講義中の私語や携帯電話の使用(メールを含む)は厳禁とし、違反者に対しては厳しく対応する。質問や意見は大いに歓迎する。  
添付ファイルの注意事項 Notice  
更新日時 Date of Update 2013年02月20日 10時21分14秒