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【図書館】2019学生選書 春の古書店ツアー@神保町 実施報告

2019年6月12日

初夏の陽気がひと段落した6月1日(土)に今年度の学生選書第1弾、神保町古書店ツアーに行ってきました!

このツアーは、図書館の本を選ぶのはもちろん、神保町の古書店を巡ることで、新刊書店にはない本や古書店の魅力を体感し、より本に親しんでもらうことをコンセプトとした企画です。 今回は、7名の学生さんが参加してくれました。


今日は3つのお店をめぐります。 まずは1店目の「かげろう文庫」さんへ。 店頭には、あふれんばかりの本が出迎えてくれました。


こちらは、美術・デザイン・写真集・和洋の古い挿画本を扱っているお店です。 店主さんより、置かれている本にまつわるお話をたくさん聞かせていただきました。


最初はみんな緊張気味でしたが、徐々に宝探しをするように夢中になっていきました。


お次は「玉英堂書店」さんへお邪魔します。近代文学、探偵小説に強く、また初版本などの稀覯本(古く珍しい貴重な本)も多数取り扱っています。


1店目ですっかり選書意欲(?)に目覚め、みんなの棚を見る目がさらに鋭くなっていくのがわかります。
2階の稀覯本の棚に見入って、ため息をついている人もいました。


数々の古本屋さんを見ながら靖国通りを西へ。神保町は100店を超える古書店が立ち並ぶ、世界有数の「本の街」です。


そして最後は「鳥海書房 姉妹店」さんへ。 動植物や環境に関する本のほか、食物や釣り関連の本も充実しているお店でした。


これまでの疲れをものともせず、黙々と選んでくれました。あまり馴染みのないジャンルのお店だったかな……と不安もありましたが、「普段あまり読まないジャンルの本が多く、とても新鮮でした」との声をもらえたので、よかったです!


ツアーの最後にみんなで記念撮影。お疲れさま! 今回のツアーを通しての感想を一部紹介させていただきます。

・古書は一冊一冊に歴史があり、それを考えるのもまた楽しいと感じると店主さんがおっしゃっていたのが印象的でした。
・とっても楽しかったです!神保町自体もよかったし、今後はプライベートでも来ます。自分の読書の幅が広がります。
・本好きにとってこれ以上ないツアーでした。どの本屋も趣深くて、温かい雰囲気でした。また神保町にも訪れようと思います。

今回選んでくれた本は、全部で54冊! 7月の下旬には展示を開始する予定ですので、どうぞしばらくお待ちください。
なお、10月12日(土)には三省堂書店神保町本店にて学生選書第2弾の開催決定! 応募方法などの詳細は、9月なったらお知らせしますので、こちらも乞うご期待!