明治学院大学社会福祉学科の教育と実践を考える-過去から未来へ-

社会福祉の「過去」を検証し、未来を考えます

賀川豊彦
1905年(明治38年)明治学院高等部神学予科に入学。
福祉、教育、医療、生産、労働、協同組合、平和、人権、共生という、私たちの暮らしを支える根幹を築くことに、その生涯を捧げました。社会福祉の発展に大きく寄与した人物として、賀川豊彦や「朝日訴訟」の天達忠雄先生なども左記の講座の中で取り上げてゆきます。

明治学院大学社会学部社会福祉学科は、1928(昭和3)年の社会科創設に始まる長い歴史を有し、今日の社会福祉の「現場」において中心的・指導的な役割を果たしている卒業生を数多く輩出してきました。今回は、その社会福祉学科が取り組んできた研究(広い意味で社会的活動も含む)と、福祉教育の「過去」を検証し、社会福祉学科の「未来」について、教員のみならず、卒業生、在校生も含め、講座やシンポジウムを通じて考えてゆきます。

講座 「社会福祉学特講」※明治学院大学生対象
社会福祉学科がこれまでの社会福祉の歩みのなかでどのような役割を果たし、また今後どのような役割を担うべきかについて考えます。
2013年度 春・秋学期(4月~12月) 白金キャンパス
国際シンポジウム 「 グローバル化のなかの福祉開発と社会的企業」
近年、社会的にも注目されるようになった「社会的企業」(social enterprise) の活躍が期待されています。
社会開発・社会政策の領域において、世界的にも著名なJ.ミッジリイ教授をお迎えして、グローバル化のなかで、福祉開発をどのように進めればよいか、またそのなかで社会的企業はいかなる役割を果たすのかを考えます。(同時通訳付)

<J. 略暦・業績 Midgley) James ミッジリイ教授(Prof.>
南アフリカ生まれ。London University, School of Economics and Political Science 修了。Ph'D(学術博士)取得。米国アリゾナ大学教授を経て、カルフォルニア大学バークレー校社会福祉大学院 (School of Social Welfare) 教授兼大学院長 (Dean) 。現在は、同大学院名誉教授。専門は社会開発・社会政策・国際福祉。同領域における著書多数。日本では『社会開発』、『国際福祉』、『社会的企業』などが翻訳されている。

シンポジウム 「社会福祉学科の教育と実践を考える」
社会福祉教育の長い歴史と伝統をもつ、社会福祉学科の卒業生をシンポジストとしてお迎えし、「現場」の仕事と、福祉教育とはなにかについて考えます。

  • 日時:2013年6月22日(土)15:00~17:30
  • 場所:白金キャンパス 本館2階1255教室
       (申込不要・参加費無料)
  • コーディネーター:
    松原康雄(副学長・社会学部社会福祉学科教授)
  • シンポジスト:
    永吉春奈(児童養護施設 日本水上学園 児童指導員)
    毛塚和英(桜ケ丘記念病院PSW)
    佐藤賢治(NPO法人 オフィスウィング所長)
    新保美香(社会学部社会福祉学科教授)
  • コメンテーター:
    河合克義(社会学部社会福祉学科教授)
    榊原美樹(社会学部社会福祉学科専任講師)
特別企画

阿部志郎先生 特別講演会 
「日本の福祉の過去・現在・未来」

神奈川県立保健福祉大学名誉学長・横須賀基督教社会館会長である阿部志郎先生をお招きしての講演を開催します。
阿部先生は明治学院大学の教員、明治学院理事長もなされ、また明治学院大学とも関係の深い横須賀基督教社会館を支え、さらに日本のみならず国際的にも社会福祉の理論と実践、教育に貢献されてきました。
社会福祉の研究・実践・教育についてお話をお伺いする、貴重な機会です。お誘い合わせの上、おいでください。

<阿部志郎先生略暦・業績>
神奈川県立保健福祉大学名誉学長、社会福祉法人横須賀基督教社会館会長。
1926年東京都生まれ。東京商科大学(現・一橋大学)卒業、
米国ユニオン神学大学院留学。明治学院大学助教授を経て、1957年より横須賀基督教社会館館長に就任。2003年~2007年神奈川県立保健福祉大学学長。
日本ソーシャルワーカー協会会長、日本社会福祉学会会長、国際社会福祉協議会副会長、明治学院理事長などを歴任。1989年朝日社会福祉賞受賞。
著書:『福祉哲学』誠信書房、『地域福祉のこころ』コイノニア社など多数。

主催 社会学部社会福祉学科
http://soc.meijigakuin.ac.jp/hukusi_gakka/

国際シンポジウムのご報告

21日に開催された「国際シンポジウム」、各方面から多くのご参加をいただき、無事終了いたしました。
同日に行われたオープンキャンパスにいらした受験生のみなさまも足を運んでくださり、
とても嬉しく思いました。
同時通訳付の国際シンポジウム、いかがでしたでしょうか?

カリフォルニア大学バークレイ校社会福祉大学院名誉教授のJ・ミッジリィ先生の基調講演
「グローバルな視座からみるソーシャルワークと社会開発」は、
世界各地を訪れた先生のご経験も交えた興味深い内容でした。

シンポジウムのテーマは、「グローバル化のなかの福祉開発と社会的企業」です。
コーディネーターは和気先生。シンポジストは河合先生、明石先生、米澤先生。
コメンテーターは、岡先生とミッジリィ先生でした。
福祉開発の未来を展望できた、学びの多いシンポジウムでした。