【CC大学】6月21日 港区の文化と風景 -見学と散策-が行われました

明治学院礼拝堂内 高い天井、木の梁 森の中を思わせる雰囲気を作り出しています
日本基督教団高輪教会 低い天井ながらも工夫された採光と照明で落ち着いた雰囲気を作り出しています
カトリック高輪教会 明るい聖堂内 周囲の柱にはステンドグラスが配置されています

2014年6月23日

6月21日 巖谷國士本学名誉教授の引率で港区の文化と風景―見学と散策―と題する授業が行われました。

 今年度のテーマは高輪にある教会堂建築を見学するものでした。

はじめに本学の歴史的建造物である明治学院記念館(1890年竣工)小チャペル、明治学院礼拝堂(1916年竣工)を見学し、巖谷名誉教授より特徴の説明を受けました。特に明治学院礼拝堂はW.M.ヴォーリズの初期建造物であり、イギリス・ゴシック様式建造物として重要な建造物との説明がありました。

 

次に日本基督教団高輪教会(1933年竣工)を見学しました。高輪教会はその前身を高輪台町教会と言い、当時、本学院生であった島崎藤村が洗礼を受けた教会でもあります。

教会堂の設計者は、旧帝国ホテル設計者として知られるフランク・ロイド・ライトの門下生であり、教会員であった岡見健彦。教会堂はライトの流れを汲んで岡見健彦がその理想を教会建築に再現したすばらしい建造物であると巖谷名誉教授より説明を受けました。

 

最後に見学したのは柘榴坂上のカトリック高輪教会。この教会堂は明治学院記念館、明治学院礼拝堂、日本基督教団高輪教会とは違う現代建築(1989年竣工。設計:船越徹)です。はじめに教会内にはいり、プロテスタント教会の礼拝堂とカトリック教会の聖堂の様式の違いを巖谷名誉教授から説明を受けました。またカトリック高輪教会は「江戸の大殉教」(1623年)を記念する教会でもあり、このことについて信徒の方から「江戸の大殉教」を題材にした江副隆愛画伯の絵画、殉教記念石碑、キリスト教禁教に関する資料(カトリック高輪教会所蔵)によって説明を受けました。

 今年度は教会堂建築という視点から、広い東京の中の港区、その中の高輪という場所の魅力を知る見学と散策となりました。


お問い合わせ先:総合企画室(地域連携推進担当) 03-5421-5247 

 

明治学院礼拝堂内 高い天井、木の梁 森の中を思わせる雰囲気を作り出しています
日本基督教団高輪教会 低い天井ながらも工夫された採光と照明で落ち着いた雰囲気を作り出しています
カトリック高輪教会 明るい聖堂内 周囲の柱にはステンドグラスが配置されています