【ヘボン生誕200周年記念】澤村藤十郎トークショー「ヘボンが命を救った悲運の天才役者」 が開催されました。

「女形の歯」の名場面を鑑賞しました。
澤村藤十郎さんの歌舞伎に対する情熱が伝わるお話でした。
鈴木治彦さんの即意軽妙なトークで進行しました。
2015年6月18日

2015年6月17日(水) 歌舞伎役者 二代目澤村藤十郎さんと元TBSアナウンサー 鈴木治彦さんによるトークショーが開催されました。

 

女形で有名な二代目澤村藤十郎さんの曽祖父は江戸末期に絶大な人気を誇っていた女形 三代目澤村田之助です。田之助は21歳の時に脱疽を患い、2年後には足を、後年には四肢すべてを失うという不幸に会い、33歳で亡くなりました。田之助は、四肢の無い状態でも芝居にかける情熱は衰えず、舞台に出て大変評判になったそうです。この話が「女形の歯」という芝居にもなっています。この田之助の手術をしたのが、医師でもあったヘボン博士でした。ヘボン博士は明治学院創設者であり、今年生誕200周年を迎えました。

 

この記念の年に澤村藤十郎さんと鈴木治彦さんを迎えてトークショーが実現しました。

澤村藤十郎さんは、1998年に脳梗塞で倒れ、現在も完全復帰を目指してリハビリ中です。藤十郎さんは女形を演ずるだけでなく、若い世代の人たちにも歌舞伎をもっと知ってもらいたいと、積極的に啓蒙活動されています。また歌舞伎について造詣の深い鈴木治彦さんも、歌舞伎をもっと多くの人に知ってもらいたいと積極的に活動されています。

 

トークショーの前半では澤村藤十郎さんが澤村田之助を演じた「女形の歯」の名場面を鑑賞しながら、田之助の人物像に迫りました。後半では藤十郎さんご自身が語っているDVDを鑑賞しながら、お二人が歌舞伎の楽しさを語ってくださいました。

澤村藤十郎さんの身体中から歌舞伎に対する情熱があふれているトークでした。

 

今回のトークショーには芸術学科岡本章教授の演劇学履修学生、ゼミ学生も授業の一環として参加し、熱心に聴講していました。

 

 

お問合せ:総合企画室社会連携課 03-5421-5247

「女形の歯」の名場面を鑑賞しました。
澤村藤十郎さんの歌舞伎に対する情熱が伝わるお話でした。
鈴木治彦さんの即意軽妙なトークで進行しました。