2003年「アンネのバラとホロコースト記念館を訪ねる旅」報告

2003年1月、明治学院「アンネのバラ」計画の一環として、宗教センター主催で「アンネのバラとホロコースト記念館を訪ねる旅」が行われました。
この度、広島県福山市の「ホロコースト記念館」のご厚意によりバラの苗木をいただけることになりました。これを機に「ホロコースト記念館」を訪ねて館長・大塚 信氏のお話を聞き、あわせてアンネのバラ接ぎ木体験も行いました。
ホロコースト記念館は、第二次世界大戦中のナチスによるユダヤ人大虐殺(→ホロコースト)を知り、歴史の現実を学び、その学びが「差別と偏見」のない平和な時代を築いていく助けとなれば、という願いから、1995年−戦後50年の節目の年、(アウシュビッツ収容所解放50年の年、またアンネ・フランク没後50年の年)に日本で最初につくられた子供たちの学びの場です。

ホロコースト記念館

2003年度アンネのバラとホロコースト記念館を訪ねる旅

旅のコース概要
期間:2003年1月25日(土) - 26日(日)
25日(土) 羽田空港 → 広島空港 → 福山市
ホロコースト記念館見学・館長のお話を聞く。
アンネのバラ接ぎ木体験。市内宿泊
26日(日) ホロコースト記念館の教会の礼拝に出席。午後は交流会。
福山市 → 広島空港 → 羽田空港

* 当日の様子は、2003年1月26日(日)の朝日新聞、読売新聞、産経新聞、毎日新聞、中國新聞、山陽新聞各紙の朝刊備後地域版に掲載されました。

広島県福山市にあるホロコースト記念館では、アンネ・フランクゆかりのバラ(通称=アンネのバラ)を接ぎ木ぎなどで育ててきました。 アンネのバラの歴史は、過去に「アンネの日記」を読んだ人がアンネの父(オットーさん)の為に「アンネの形見のバラ」と名づけて作ったことから始まります。以後40年間、平和の願いを込めて栽培されてきました。 日本では、オットーさんから寄贈された27年前よりホロコースト記念館の小中高生のボランティアグループ「スモールハンズ」が接ぎ木等をして現在も大切に育てられています。

「アンネのバラ」への素朴な感動からこのような計画に結実するに当たっては、「アンネのバラ友の会」の西城戸 司氏から貴重な情報・アドヴァイス・励ましをいただきました。感謝をこめて以下に明治学院での計画をご紹介します。


各キャンパスでの計画

  • 白金キャンパス(明治学院大学および明治学院高校)
    大学と高校生が協力してバラを育てることができるよう、そのための核となるグループを作ります。また、バラに関わることを通して平和について学び、考える機会を設けていきます。
  • 横浜キャンパス(明治学院大学)
    横浜では「エコキャンパス・ミーティング」の学生が中心になって花壇作りをします。環境問題に取り組んでいる学生たちが、その視点と「アンネのバラ」の告げる平和をどのように融合させていくか楽しみです。
  • 東村山キャンパス(明治学院中学・東村山高校)
    東村山には「聖書植物園」があり、それに隣接した場所にバラを植えます。日常的に中高生が植物の世話に当たっており、彼女ら彼らがさらに「アンネのバラ」から平和へのメッセージを聞き取り、発信していくことを期待します。