2010年度「オルガン講座発表会を終えて~発表者感想文」

『横浜オルガン講座発表会』2010年5月20日(木)横浜チャペルにて実施 講師:山本由香子(オルガニスト)

長田 ありさ(国際学科4年生)

今回の発表会は大学生活最後でした。
オルガンとフルートの曲、合わせて三曲も演奏させていただき、とても楽しかったです。大学4年生ということもあって、就職活動をしており、練習もままならない状態でしたが、先生がこちらのスケジュールにご都合を合わせて下さり、発表会にまでつなげてくだいました。感謝しております。
私にとって、オルガン講座は大学生活の中でも少し特別で、心の癒される時間でもありました。
パイプオルガンという、初の鍵盤楽器を習っていることもあり、自分自身の成長が、本当に少しずつではありますが、感じられてたことも楽しかったです。 また、先生に伴奏をしていただき、フルートを吹く環境があったのは、とても恵まれていたと思っています。
パイプオルガンの音色はフルートの音色ととても良くあっているなぁと毎回の講座で感じていました。
このような演奏を楽しめる私はなんて幸せだろう、とも思っていました。
私の大学生活を豊かにしてくれた講座と、先生に感謝しています。
ありがとうございました!

発表会を終えて 谷川 真菜(社会福祉学科2年生)

入学式でのオルガンの音色を聴き、こんなにも素敵な音を自分でも出せたらと思っていたところに生徒もオルガンに触れることのできるオルガン講座を知り、すぐに応募しました。
普段なかなか触れることの出来ない楽器であり、初めて弾いた時の感動は今でも覚えています。
昔ピアノを習っていたので、少しは出来るつもりでいましたが、勝手が違ったため、慣れないオルガンに悪戦苦闘しました。しかし、自分が入学式の時に聴いたあの綺麗な音色を出すことが出来ていると思うと、レッスンもとてもわくわくしました。
練習の成果を皆のいる前で発表することはとてもドキドキしましたが、精一杯自分なりの音が出せてよかったです。とても貴重な体験をさせていただけて嬉しかったです。

渡邉 恵美(法律学科2年生)

初めての発表会,今回私が選んだ曲は,私にとって難しい曲でうまく弾けるかすごく心配でした。家にエレクトーンがあるわけではなく,ペダルと合わせた練習は学校でのみ。少ない練習時間では自信をつけることができずとても不安だったのです。
しかし,みんなの演奏を聴いているうちに,不安よりも早く弾きたいという楽しみの気持ちの方が大きくなっていきました。もちろん緊張はしていましたが,何より自分が楽しんで演奏することで,来てくれたお客さんに曲の良さが伝わるのではと思いました。
本番,緊張して間違えてしまったところはいくつかありました。しかし,心配だったペダルの難しい箇所がうまく弾けたことが自信になり,そのあとは気持ちよく演奏できました。
オルガン講座では,普段演奏を聴いてもらう機会がありません。そんな中でこの発表会は,練習の成果を唯一公の場に発することができる貴重な機会だと思います。ぜひ来年も参加したいです。

島村 拓(教育発達学科1年生)

吹く楽器を演奏するように、指を動かすというのは今までに一度もない経験でした。
慣れない楽器と触れた時間の短さもあってか、本番では少し焦り、焦りが演奏に出てしまっていたようです。
また演奏する機会があったら、今度はもっと堂々と、余裕を持って演奏できたらいいなと思います。
他の方の演奏を聴けたことも、とてもいい刺激になりました。
まだ始まったばかりのオルガンなので、これからしっかり練習していきたいと思います。

オルガンとよりどころ 平山 恵(国際学部 教員)

初めてパイプオルガンに触れてから5年が経過した。
1年間に1,2曲を何とか仕上げるのが精一杯といった5年であった。振り返ってみると夏休みなど海外に行くことが私は時に2ヶ月オルガンを弾くことができないこともあった。しかし、とにかく続けられた。というよりも続けたかった。楽しかった。弾くことで心が落ち着いた。
私の中でのオルガンは心の「よりどころ」である。今回の発表会に向けて、2日前に3時間続けて引いた。弾いているうちに頭はスーダンのことを考えていた。弾きながら、この1年関わってきた南スーダンの人々のことを考えていた。この春に選挙があり、内戦後の大変な状況から平和への道を進む中で私ができることを思い巡らした。内戦の中での怒りの心が落ち着いて、前向きに考えることができた。
いまや私とオルガンの付き合いは不可欠なものになっている。これからも平和な世界を実現する仕事に関わっている限り、私の心の平和にはオルガンの時間が必要である。 ご指導頂いている山本由香子先生はじめ宗教部の方々、発表会を支えて下さった皆様、オルガン仲間の皆様に感謝しつつ。

第11回発表会を終えて 小川 文昭(経済学部 教員)

今回はバッハの「ファンタジアとフーガハ短調」の「ファンタジア」と讃美歌の旋律を元にしたハステッドの「静けき祈りの」を弾きました。
バッハの曲は難しくて昨年の四月からずっとレッスンを受けていました。曲の最後のいい所でミスをしましたが、先生に歌って教えていただいた曲の重要なところをなんとか弾くことができたのは収穫でした。ゆっくり弾く難しさを経験することができました。
「静けき祈りの」は集中力を欠いていたようで、短い曲にもかかわらずミスをたくさんしました。演奏に臨むコンディション作りの必要性を学びました。
発表会の当日は朝から緊張して、会の始まる頃にはそれだけでもう疲れてしまっていたかもしれません。ただ、私の緊張を見たせいか、同僚の先生が授業を終えた後で聴きに来てくれたのはうれしいことでした。
出演者は半数ちょっとが大学生、残りが私を含めて大学の勤務員と明学教会の方なので、平均年齢は三十歳を超えていたことでしょう。ただ、大学内での立場は違っていても、オルガン講座の中では全員が兄弟弟子です。私はだいぶ上の方の兄弟子になりますが、若い弟弟子妹弟子たちがしっかり演奏するのを聴きながら感心ばかりしていました。
プログラムには、なじみのある讃美歌やバッハの曲の間に、CDでは聴けない魅力的な小品が並んでいました。フルートとのアンサンブルもあり、横浜のオルガン講座の幅の広さがよくわかりました。
いつものことですが、計画を立てて半年余りの準備をしてくださった山本先生には感謝を申しあげます。また、きれいな飾りつけをしてくださった明治学院教会の木下さん、司会に来てくださった鈴木さんにも感謝を申しあげます。ありがとうございました。

露木 隆子(大学職員)

前回の発表会のあと、無理やりオルガンで弾いてみたい曲の楽譜探しから始め、ようやくピアノ譜を探し出し、そこから適当にオルガン風にアレンジして途中まで(といっても5ページの譜面のうち1ページだけ)は音だけ辿りつけていたのですが、どうもうまくいきません、発表会まであと2週間というところで、この曲を諦めました。これはちょっと生意気な考えだったと反省しています。2週間前に今回は参加を見合わせようと相談したところ、『発表会は演奏会ではないので日ごろの練習を表現すればいいのです』との山本さんのひとことに心から救われました。そうだ、私はオルガニストになるわけでもなく、芸大を受験するわけでもなく、『オルガンに親しむために続けているのだ』との思いをあらためて認識しました。
 この講座を通じてEnrico Pasiniが好きになり、今回は前回発表できなかった曲集の2曲のうちのひとつを発表させていただきました。今回は全くといっていいほど練習ができていませんでした。本当にボチボチとマイペースで続けていますが楽しませていただいています。また発表会では普段聞くチャンスがない他の受講生皆さんの演奏を聴くのも楽しみです。今回は賛美歌をたくさん聴けてよかったです。
 オルガンとの出会い、山本さんとの出会い、宗教部のこの講座に心より感謝しています。これからもどうぞよろしくおねがいします。