2011年度「オルガン講座発表会を終えて~発表者感想文」

『横浜オルガン講座発表会』
2011年11月14日(月)・17日(木)
横浜チャペルにて実施
講師:山本由香子(オルガニスト)

原田慎太郎(芸術学科1年生)

「右手をゆっくりと鍵盤の上にのせる。頭の中でテンポを刻み、パイプを鳴らす。指先のタッチと鍵盤を引くタイミングに気を配りながら、聴く人の気持ちになって演奏する。」
このようなことを練習や本番前に心がけていたにもかかわらず、本番は音楽的に満足できる演奏はできませんでした。オルガンは本当に難しい楽器です。一方でオルガンの面白さと奥深さを感じています。本番の演奏は、決して良い演奏ではありませんでしたが、適度な緊張を保ちつつ、楽しく演奏できました。トランペットとの競演も良い経験になりました。他の方の演奏も聴いていて、もっと上達したいと思ったので、今後も練習を重ねていきたいです。

田中愛美(英文学科1年生)

オルガンを弾く機会が得られて本当に良かったと思いました。前からオルガンの音色は好きで、たまにコンサートに行ったりしていたのですが、自分でオルガンを実際に弾くことができた時は本当に感動しました。ピアノと同じ鍵盤楽器ですが、弾いてみると全然違う感じで驚きました。また、先生が丁寧に優しく指導してくださったので、練習の時もとても楽しく、あっという間に終わってしまいました。発表会の時は、とても緊張しましたが、こうして人前で弾けて楽しかったです。そして、他の受講生の方の素敵な演奏も聴けて、改めてオルガンっていいなと思いました。

福田沙織(心理学科1年生)

普段パイプオルガンに触れられる機会なんてめったにないので 毎回レッスンがとても楽しいです。教会で一人で演奏しているのもなかなか好きなのですが今回のように発表を通して、誰かに演奏を聴いてもらえるのも嬉しいなあと思いました。緊張しますけど・・・(笑)
教会中に音が響き渡って、自分が弾いた音に教会の空気が包まれているような感覚で 演奏していてとても楽しかったです。 何より、他の受講生の皆さんの演奏を聴けたことが嬉しかったです。本当に素敵な演奏をされる方ばかりでした。ゆったりとした優しい曲から、たくさんの音が重なり合った壮大な曲まで、様々な曲と音色があって私ももっと色んな曲を演奏できるようになりたいと思いました。貴重な機会を設けて下さって、ありがとうございました。

匿名

私は入学してすぐにあった礼拝で聴いたオルガンの音色が忘れられず、私もオルガンを演奏したいと思っていました。そして宗教部でオルガン講座があることを知ったので受講することにしました。実際演奏してみるとピアノを習っていたことはありましたが、オルガンはピアノとは少し違って難しいと感じることもありました。しかし暖かくて美しい音色がチャペルいっぱいに広がるオルガンがとても好きになり、練習に励みました。発表会の前はすごく不安でいっぱいでしたが、来てくださったお客さんを暖かい気持ちにさせられるような演奏になるよう頑張りました。終わった後はとても達成感でいっぱいでした。先生にはとても感謝しています。これからもオルガンを演奏していきたいです。

小出亜里紗(社会福祉学4年生)

11月17日、私は2年ぶりにオルガンの発表会に参加させていただきました。先生の前でレッスン中に弾くこととは違って、人前で弾くということはとても緊張しました。当日事前に練習しましたが、あまりの緊張で何度か失敗を繰り返しました。しかし本番では人に聞いてもらうだけでなく自分自身で弾くこと楽しむことが大切であると感じ、楽しく弾くことにしました。本番でも何度か失敗しましたが、直前練習に比べて失敗も少なく楽しく弾くことができました。私のつたないオルガンでしたが聞いてくださった人達や先生にはとても感謝しています。とても良い経験であり、楽しいオルガン発表会になりました。

長島綾子(国際学科2年生)

私は今回初めてオルガンの発表会に参加させていただきました。初めてなので緊張しましたが、楽しく演奏することができました。そして何よりも他の方の演奏を聴くことができてとても楽しい時間となりました。普段は先生との個人レッスンなので他の方の演奏を聴く機会はありませんでした。そのため今回の発表会を機に、パイプオルガンの新たな魅力を見つけることができました。発表者の一人ひとりが自分の曲に対するイメージを持ち、そのイメージを表現するため音づくりをしてきたことを考えると、発表者の個性が演奏に現れていたのではないかなと思いました。また、全員同じパイプオルガンという楽器で演奏しているにも関わらず、フルートのような音が聞こえたり、チェンバロを思わせる音であったり…何の楽器で演奏しているのかを想像しながら演奏を聴いていると、今まではパイプオルガンのほんの一部の魅力にしか気付けていなかったのだなと思いました。そしてその音色の多様さに驚かされました。これからも色々な曲にチャレンジして自分なりに新たな音づくりをしていきたいと思いました。

オルガンの魅力  下川愛美(法律学科2年生)

私は昨年からオルガン講座を受講しています。オルガンはピアノとは違い鍵盤が三段あり、ストップで音色を変えることが出来るという点で違いがあります。今回の発表会では三段の鍵盤、ストップともに沢山使うJ.S.バッハの「プレリュードとフーガ ヘ長調」を演奏しました。今まで弾いていたピアノとは違い、身体全体を使って演奏しなければならないので、練習では思うようにいかない事が多々ありました。とくにフーガでは足の鍵盤で主旋律を弾く事も多く、先生には何度もご指導をしていただきました。
本番では普段聞く事の少ない他の方の演奏も聞く事ができました。それぞれの方が曲に合った音色、弾き方をされていました。皆さんがとても楽しそうにオルガンを弾いている姿は視界からオルガンの楽しさを感じることが出来ました。今回の発表会を通して自分の演奏を見つめ直し、オルガンの楽しさを実感しました。
ご指導をしてくださった山本先生、発表会にご尽力してくださった宗教部をはじめとする関係者の方々にこの場を借りてお礼申し上げます。

庭山愛子(法律学科3年生)

「なんて贅沢な時間なんだろう!」横浜校舎のチャペルで練習しているときの喜びは何物にも代えられない。
 初めて自分でオルガンの音を出した時からもうすぐ2年。普段は白金校舎に通っている。白金にも立派なパイプオルガンがあるが、横浜のチャペルの感覚が忘れられず、週に1度、大好きな横浜校舎へオルガンを弾きに来ている。
 春から準備を始め、迎えた今回の発表会。ピアノを習っていた時に発表会は何度も経験していたが、あの独特の緊張感はいつになっても慣れない。名前を呼ばれてから曲を弾き始めるまで、とても長い時間のように感じられた。しかし、今回の発表会ではそれを上回る「楽しさ」があった。
 鍵盤の上に手を置き、息を吐く。緊張して震える手。不安の影がちらつき、心臓の音がやたら大きく聞こえる。「自分だけが楽しむのではなくて、この曲の良さをチャペル全体にも聴かせてあげようという気持ちで。」先生のお言葉を頭の中で繰り返していた。
 しかし、パイプに風が通った時、自分の中の何かが吹っ切れた。自分はオルガンが好きで、弾いている曲も、選んだ音色も大好きだということを、改めて実感した。拙い演奏ではあったが、オルガンが鍵盤を通して、自分の代わりに曲を歌ってくれた。最高に気持ちが良かった。今回の発表会では、生まれて初めて弾く楽しさを味わえたように感じる。
 私にとって、オルガンに触れる時間は、自分と向き合う時間でもある。嫌なことがあった時、レポートに追われている時、或いは嬉しいことがあった時、オルガンの音色は自分の気持ちを上手くコントロールしてくれる。日々の生活に潤いを与えてくれる、私にとってはかけがえのない時間だ。
 今回、大好きな横浜校舎で、大好きな曲を弾き、様々な「音」からオルガンの多彩な表情を見ることができて、本当に幸せだった。願わくは、私の「思い」が1人でも多くの人に届いていますように。

素敵な楽器に出会えて   最勝寺智子(フランス文学科2年生)

私にとって今回は、初めての発表会でした。 こないだのオープンキャンパスでパイプオルガンのお手伝いをさせて頂いた時に、山本先生が弾いていたパシーニさんのカンタービレハ長調がとても素敵で思わず聞き入ってしまったのがきっかけで、今回この曲を選びました。本番前までは、そんなに難しい曲ではないから大丈夫だろう、と思っていたのですが、いざ本番になると緊張してしまい手足も震えて、たくさん音を間違えてしまいました。練習ではミスしないで弾けていたのに、本番だと力がなかなか出し切れなくて悔しかったです。 でも二曲目のバッハのトッカータニ短調は気を入れ直して、落ち着いて感情を込めながら弾くことができました。最初は緊張していましたが、途中から段々と楽しめながら演奏できたことは、自分でも良かったなぁと感じています。聴きに来てくれた家族や友達にも「パイプオルガンってすごく素敵だね!感動した!」と言われて、この楽器の良さを分かってもらえてとても嬉しかったです。私は音楽が好きで、ピアノを小さい頃から習っているのですが、ピアノ以外の楽器を触ったことはありませんでした。そんな私が、まさか大学に入ってこんなに素敵で魅力的な楽器に出会えるなんて思ってもみませんでした。
 パイプオルガンは、私の大学生活を二倍にも三倍にも楽しませてくれています。弾いていて自分もとても楽しいですし、いつも心が癒されます。これからもパイプオルガンと山本先生との出会いに感謝しながら、たくさん素敵な曲を弾いていきたいです。貴重な機会を与えて頂き、山本先生には本当に感謝しています。ありがとうございました。

オルガン発表会を終えて  匿名

オルガンを弾いてみたい。けれど、機会がない。そう思っていたところ、オルガン講座の存在を知り、絶好のチャンスだと思い、すぐ応募しました。けれど、ピアノのレッスンをだいぶ前にほんの少し習っていただけなので、ブランクもあり大丈夫かなと不安でいっぱいでした。しかし、オルガンを習うにつれて、楽しみながら弾けるようになり、オルガンを弾くことに楽しみを覚えるようになりました。また、日頃、授業や課題に追われ、せわしなく過ぎる生活の合間にチャペルの中で、オルガンと真摯に向きあい、演奏することで、心を落ち着かせることが出来ました。また、集大成である発表会では、緊張しながらも、今までの成果を十分に出し切ることができ、楽しく演奏できました。とても貴重な体験ができ、感謝の気持ちでいっぱいです。山本先生をはじめ、宗教部の方々本当にありがとうございました。

オルガン講座発表会を終えて  小林愛鐘(国際学科1年生)

私は大学に入学してオルガンの音色にほれ込み、初めてオルガンを始めました。少し緊張して臨んだ発表会ですが、チャペル全体に響き渡る音でオルガンを弾くのはとても楽しかったです。他の方々の演奏もとても素敵でした。1人1人の個性がすごく出るのもオルガンの良いところだと気づかされました。この発表会を通してさらにモチベーションが上がりました。これからも頑張りたいと思います。

「ここかも」(第12回発表会を終えて)  小川文昭(経済学部 教員)

横浜のオルガン講座は1年半ごとに発表会が開かれます。毎回、発表会を迎えるたびに「尻ごみする」とか「怖気づく」とかいう言葉を思い出しながら、それを乗り越えることこそが成長の糧であると信じて、山本先生に励まされつつ演奏をしてきました。
 発表会の準備には少なくとも半年を要し、実施にも相当の御苦労をしなければならないのですが、そのおかげで、われわれは大学のオルガン講座に自分の受講生としての足跡を残すことができます。今回もまた発表会に参加することができて、本当にありがたく思います。
 わたくしは今回バッハの「ファンタジアとフーガハ短調」の「フーガ」を弾きました。昨年の発表会で「ファンタジア」を弾いたので、2回の発表会にまたがって「ファンタジアとフーガハ短調」1曲を演奏したことになります。御指導くださった山本先生には感謝あるのみです。
 「フーガ」のレッスンで特に印象に残っているのがペダルについての注意です。ペダルは「ここかも」でなく「ここだ」で弾かなければならないとのこと、そう言われて初めて、自分のペダルはいつも「大体このへんだろう」「大体このあたりだろう」で弾いていることに気がつきました。ペダルはたいてい思うとおりに弾けないので、本当はそれだけ練習を余計にしなければならないのですが、足の練習は面倒なのでさぼりがちとなり、その結果、ペダルに足を引張られてますます曲が上達しないという繰返しでここまでやってきました。ペダルを「ここだ」で弾けるように練習する重要さを知ったのは今回の収獲でした。
 しかし、練習ではいつもスラスラ弾いていたところを本番で完全に間違えたのには驚きました。「練習は裏切らない」と「本番は裏切る」を今後の戒めにしようと思います。

露木隆子(大学職員)

今回もなんとか無事に?発表会が過ぎた。 自分自身の発表はさておいて申し訳ないのだが…いつものことながら、みんなの演奏を楽しんだ。とりわけ今回は2日間とも聴くことができてよかった。14日、冒頭のトランペットとのセッションがとても素敵で、続くプログラムに引き込まれていった。いつか私もやってみたいと思った。発表するみんなのさまざまな音色は個性的で楽しかった。プログラム1番から24番までの組み立て、ご自身の練習時間を削って、私たちにオルガンの練習時間を分け与え指導をしてくださっている山本さん、明治学院教会のみなさま、受付や司会を担当してくださっている方々、にこの場を借りて感謝したい。今までこの経験をした学生さんたちはその後どうなっているのかも気になるところ。子供のころに発表会が嫌でピアノをやめた私なのだが、この次は何を弾こうかな?と考える今が、また楽しい!!

オルガン講座の第12回発表会を終わって  中山直子(教員)

 オルガン講座の発表会も無事にすみました。心を込めてご指導くださった山本由香 子先生に御礼申しあげます。
 その後点灯式もすみ、アドベントの季節です。4週間も前からろうそくを灯し、賛美歌を歌って待つクリスマス。救い主イエス・キリストの誕生です。明治学院はミッション・スクール、キリスト教主義の学校です。皆様と点灯式を迎えたり、オルガン講座に参加したりするとき、ミッション・スクールに務めてほんとうによかったと思います。
 私はクリスチャンホームに生れ育ちました。祖母や伯母たちは皆ミッション・スクールに通い勉強のほかオルガンも正課だったそうです。家には昔のリードオルガンがありました。私も踏板に足がとどかないような小さい頃から、祖母の膝に抱かれ踏板を踏んでもらってオルガンをひきました。祖母は「大きくなったら教会でオルガンの奉仕をなさいよ」と言ってくれました。
 練習時間がとれず、発表会が近づくにつれ、弾けば弾くほどますますわからなくなるように思えて緊張しましたが、弾き終わると山本先生が笑って頷いてくださったので、ほっとしました。山本先生は毎回一人一人にふさわしい曲を教えてくださるので感心しています。また賛美歌も教えてくださるのでありがたいことです。今回も賛美歌を多く聴かせていただきうれしく思いました。せっかくミッション・スクールに入学されたのですから、皆様も少しでもオルガンに触れ、賛美歌と聖書の神さまに親しんでいただけたらと願っています。

岩田ななつ(教員)

 発表会にむけて、5月に山本先生に選んでいただいた曲は、バッハの「プレリュード」(BWV558)でした。ペダルの入った曲を初めて学ぶのに適した曲とのことで、山本先生の素敵な演奏を聴いて、私も弾いてみたいと思いました。毎回のレッスンを通して、少しずつ曲がふくらんでゆくのを楽しみながら練習しました。
 初めての発表会では、他の受講生の皆さんの演奏を聴くのも楽しみでした。チャペルのなかにそれぞれの奏でる音が広がってゆくのです。私もその一人として、演奏出来たことを感謝しています。ありがとうございました。