コラム「キャンパスCLINIC」

子育てを通じて思うこと

白金通信2007年12月号

 私は4月に子供を出産しました。それから早いもので6ヶ月がたちました。小さな白い歯が2本生えてきました。まだハイハイは出来ませんが、寝返りをしながらごろごろと移動します。毎日毎日急成長していく赤ちゃんを見ていたら、とても時間が貴重なものだと感じます。
 大変だったのは最初の2ヶ月ほどだけでした。今では生活のペースが出来上がり、大人と一緒に朝起きて夜寝る生活です。まだ夜中に起きることもありますが、2回ほどです。ミルクも吐かなくなりました。離乳食も始まり、大人が何か食べていると、一緒に口をあけ欲しそうな顔をします。
 生まれたての自分の子供を抱っこしたとき、私は生まれてきて本当によかったと心から思いました。生まれたばかりの子供は本当に小さくて、新生児用の肌着ですらぶかぶかで、ふにゃふにゃしていて、抱っこをするのも緊張して筋肉痛になっていました。
 自分のお腹の中で、新しい命がどんどん大きくなっていくのはてとても神秘的です。お腹をつつくと蹴り返してくれるその感覚は、女性に生まれてきたことに幸せを感じました。妊娠初期のころ「病院にいったら3センチになってたよ!」「大きくなったねー!」なんていう会話が信じられないくらい、すくすく育ってくれている我が子に感謝の気持ちでいっぱいです。
 私の人生は想像していたものから大きく変わりました。けれど、こんな大きな幸せが待っているとは思いもしませんでした。これから、手をつないで一緒にお散歩したり、会話を楽しんだり、自転車の練習をしたり、運動会を見に行ったりといろいろ出来るようになるのが本当に楽しみです。
 携帯は子供の写真でいっぱいになり、その写真を見ては幸せな気分に浸っています。名前を呼ぶとにこっと笑い、「まんまんまんまん…」と話したり、かわいくて仕方ありません。
 今、学生の私が強く思うことは、子供を立派に育て上げるということだけではなく、自分自身も成長を続け、立派な大人になりたいということです。仕事もして、人間を高めていきたいです。親の夢を子供に実現させるのではなく、子供の夢と一緒に実現させたいです。これから自分の親がしてくれたように、子供が安心して成長できる幸せな家庭作りを心がけて、がんばります。 
 

柳沼弓佳(消費4年)