公式戦5戦目 VS一橋大学

10月28日(日)
台風一過の秋空の下、迎えた5戦目。
相手は同じく4敗中の一橋大学。

前日は嵐で練習ができず、当日朝早くに調整を行いました。

もう負けたくない。
41人全員の想い。


ウォーミングアップを終え、黄色と黒のユニフォームに着替えた22人は
いつも以上に落ち着いているように見えました。
ほとんどの選手が怪我をおしての出場。
特に4年生は体の至るところに痛みを抱えていました。

黎明館のグラウンドにホイッスルがなりひびき、キックオフ。
まるで明学の味方をしてくれているかのような青空のもと、試合は始まりました。

前半6分43秒
一橋の先制トライ。

またいつものようになってしまうんじゃないか・・

不安がよぎりました。

しかしいつになく冷静にゴール下ではチームトークがなされていました。
自分達のミスも相手のトライも受け止め、また15人は自陣へ戻っていきました。


敵陣に入った明学は一橋の激しいディフェンスにあいながらも
大事にボールをつないでいきます。
お互いに攻防が続きますが前半17分32秒、一橋陣ゴール前左から明学のラックより
4番松本が飛び出し、6番主将坂田がついに渾身のトライ!
選手も観客も沸き上がりました。コンバージョンは外しますが同点となり、
このトライが流れを変えました。

勢いを増した明学は自分たちのラグビーを仕掛けだします。

20分43秒
一橋陣10㍍左、明学のラックより9ー10ー15ー13ー10ー13ー11とつなぎ
ウィング後藤が中央にトライ。
コンバージョンも決まり、7点差をつけて前半を終了しました。


そして迎えた後半。
選手も流れに乗ってきて、風向きは完全に明学向きになりつつありました。
2番市川(4年)に代わり17番大島(3年)が
14番上尾(1年)に代わり22番青木(4年)がそれぞれの思いをつなぎます。
怪我に悩まされてきた4年の青木にとってはこれが大事な復帰戦。

勢いのついた明学は後半も攻め続けます。

10分22秒
ラックより明学が9ー10ー13ー11ー9とつなぎ左中間にトライ!

21分32秒
再びラックより明学が9ー10ー15とつなぎ中央にトライ!
コンバージョンも成功し、スコアは24-5に。


トライをとる度に、水を運ぶ私たちも喜びを隠せません。ですが選手は冷静です。
「この試合はもうないんだぞ!!今日は絶対に勝って帰るぞ!!」と叫ぶ坂田主将。

勝てる!

悲願の初勝利はもうすぐそこ…残り時間が少なくなるとともに
勝利が現実に迫ってきます。いつもとは違う緊張が私たちに走ります。
どうかこのまま試合が終わってほしい・・!!

一橋も最後まであきらめずにボールをつなぎ攻撃してきました。
明学も油断することなく守り、そして最後まで攻めていきました。


ノーサイドの笛が鳴りました。


結果は24-5
明学の勝利!!


15人がベンチに向かって一礼し、大きな拍手に包まれました。

今シーズン初の笑顔の円陣。
主将坂田『本当に今まで怪我ばっかりでごめん!』
副将木村『やっと勝てた。今日が開幕戦だ。』
副将篠崎『今日のために練習してきたんだ。』

笑顔の下級生に囲まれ、涙を流す4年生達。私たちも四年間で一番の嬉しさを味わいました。
ラグビー部の部員一人一人にとって試合に勝つ事の重みを知りました。
そしてこの勝利は私たちの胸に深く深く刻み込まれました。


黎明館のグラウンドにはたくさんの保護者の方々やOBの方々の姿があり、
たくさんの声援をいただきました。
この勝利を皆様と分かち合うことができて本当に嬉しく思います。
改めまして、いつも支えてくださる皆様にお礼を申し上げます。
本当にありがとうございます!!

公式戦も残すところ2試合となりました。
次の試合は対東京大学戦です。会場は東京大学で14:00キックオフです。
どうか最後まで暖かく見守っていただけたら幸いです。

同時に私達4年生のラグビー部での日々もカウントダウンが始まりました。
最後まで悔いの残らぬように頑張りたいと思います。